引き続き「POSKO支援」にご協力をお願いします。!!
昨日(25日)、球磨村渡地区区長の大原伸司さんが、ラジオ関西の番組で「PUSH!」の中の「つながる神戸から」というコーナーで出演されました。この番組は林真一郎さんと高橋守雄さん(ひょうごボランタリープラザ所長)が担当する番組で、一般の社会ニュースもありますが、防災・減災の話が盛り込まれています。ラジオ関西の圏内で直接、球磨村の区長さんのお話を聞く機会はほとんどないと思われますので、昨日話された内容の要約ですが以下に紹介します。発災からまもなく2か月を迎えようとしていますが、厳しい被災者の様子が垣間見えます。
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*(まず7月4日の発災時の様子)「午前2時過ぎに、物凄い雨音で目が覚めた。村の防災行政無線が避難を呼びかける声が繰り返し、繰り返し聞こえてきた。これは緊急事態ではないか?と思った」。
*(大原さんの住まいは高台に位置していたので被害がなかったが)「隣にある公民館のカギを開け、住民が避難できるように準備した。高台なので浸水よりも山崩れを心配していた」。
*大原さんが住む球磨村渡地区の今は、「落ち着いているというか、静かだ。夜は真っ暗。何故かというと、ほとんどの方が元の家に戻っておらず、避難生活をしているから」。
*「球磨村の仮設住宅は約300戸を予定しているが、現在入居済みなのは48世帯ほど。9月の下旬もしくは10月上旬にはすべて完成する予定」。
*「役場に行って村長に会えば、区長としていろいろ提案したいことがあるが、役場の職員の40%が被災者であるので、思うようにいかない大変さは理解できる」。
*「被災者が今一番何に困っているのか?何を求めているのか?などを聞こうにも、とにかくコロナで避難所にも入れないので、被災者とコミュニケーションができない。被災者のニーズが集められないということが最大の課題!」
最後に(これからの課題は?という質問に対して
1、人口減少が心配。村の存続にかかわる。
2、今後の住まいのこと、暮らし再建のこと。
3、安全な土地とはどういうところなのか?移転も考えなければならないかも?
など不安が尽きない。
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以上概ねこのような現状を話して下さいました。余談かも知れませんが、私が信頼するある大学の看護学科の教授が、「被災者が避難所や在宅で避難生活をされているときに、コミュニケーションがなくなることが健康悪化に大きく影響する」と言われたことを思い出します。引き続きご支援をお願いします。 (村井 雅清)
〈〈緊急のお願いです!!〉〉
お米を少しでもいいですから提供して下さいませんか。お米は大変喜ばれます。当センターが責任をもって必要な被災者に届けたいと思います。何卒よろしくお願いします。当センターからお米の提供をお願いして以来、東日本大震災の被災者や被災地から、米処の山形県、兵庫県、栃木県でこれまでに被災を受けた人たちから、また全国各地のみなさまから賛同を得て届けて下さっています。現在約1000㎏を越えました。お米は重宝されていますのでお米集めはまだしばらく続けたいと思いますので、引き続きご支援をお願いします。
【送り先】
〒652-0801 兵庫県神戸市兵庫区中道通2-1-10 TEL078-574-0701
「被災地NGO恊働センター」まで
(注)現金でもお受けしていますので、下記の方法でお申し込みください。その場合通信欄に「お米代」とご記入ください。
■活動支援金のご協力をお願い致します。
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口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO 0068556
名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「7月豪雨」もしくは「POSKO 」と記入して下さい。