9月10日は、2015年の関東・東北豪雨から5年の日でした。当時、鬼怒川の堤防が決壊する映像をみて、衝撃を受けたことを思い出します。現在当センターが、POSKO支援をしている熊本県の坂本町で活動してるコミサポひろしまの小玉さんと茨城県の常総市に入り支援活動を行いました。常総市では、市の約3分の1が浸水し、5千棟以上が全半壊し、指定避難所や福祉避難所も浸水してしまいました。今回呼びかけさせて頂いているお米支援ではその時のご縁で、地元の保健師の方や社会福祉協議会の関係者の方にもお米をご提供頂きました。
大変な状況を乗り越えてきたみなさんですが、こうして、被災地から被災地へとバトンがつながれていることに感謝致します。
村井顧問の現地レポートの続きを以下に紹介致します。 (増島 智子)
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昨日に続いて報告Ⅱです。会議に参加されていた議員も、やはり本人申請主義について、「行政は何故もっと被災者の立場に寄り添えられないのか!」と声を荒げていました。私も毎回の災害で、この制度はなんとかならないのかと思うことです。被災者は役所に足を運ぶごとに、心が折れるのです。そして最後はあきらめるのです。会議では「罹災証明を取得することすらあきらめる被災者がいるのです」という衝撃的な事例も報告されました。このように災害で被害を受け、行政手続きでも災難に遭うと言う被災者が少なくないのが浮かび上がってきます。児童虐待が続く深刻な社会情勢の中で、一定の条件付きで代理人申請が認められています。支援者は根気よく代理人申請を認めさせることが大切なのではないでしょうか?
私からは、この7月豪雨災害での取り組みとして、「POSKO支援」を報告しました。ボランティアは熊本県内に限るとされているために、ならば県外ボランティアとして出来ることはないだろうかと考えた結果の支援アイデアです。また後ほどこのレポートでも紹介しますが、POSKOを訪ねてお話を聞かせて頂いていると、涙、涙の人と人のつながりを感じます。この話はまた後ほどのレポートを楽しみにしておいて下さい。では明日は芦北町での連絡会議の報告の第3回です。 つづく…
(村井雅清)
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〈〈緊急のお願いです!!〉〉
お米を少しでもいいですから提供して下さいませんか。お米は大変喜ばれます。当センターが責任をもって、援助の届きにくい人たちを優先し、かつ必要な被災者に届けたいと思います。何卒よろしくお願いします。当センターからお米の提供をお願いして以来、全国各地のみなさまから賛同を得て届けて下さっています。現在約1300㎏を越えました。お米は重宝されていますのでお米集めはまだしばらく続けたいと思いますので、引き続きご支援をお願いします。
【送り先】
〒652-0801 兵庫県神戸市兵庫区中道通2-1-10 TEL078-574-0701
「被災地NGO恊働センター」まで
(注)現金でもお受けしていますので、下記の方法でお申し込みください。その場合通信欄に「お米代」とご記入ください。
■活動支援金のご協力をお願い致します。
・Yahooからも募金ができるようになりました!!
https://donation.yahoo.co.jp/detail/5240003/
・クレジットカードでも寄付ができます。
https://congrant.com/project/ngokobe/605
・郵便振替
口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO 0068556
名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「7月豪雨」もしくは「POSKO 」と記入して下さい。