先日、球磨郡球磨村渡地区にある総合運動公園の一角に設置され、鍵渡しが9月20日から始まった「さくらドーム仮設住宅」で、焼きだしなどのイベントがありました。当NGOがご支援させて頂ている渡(島田・峯)地区の区長をしておられる大原伸司さんも参加され、島田地区からこの仮設住宅に入居されたお二人の被災者にお米やクオカードはじめ救援物資を配られました。
炊き出しは、九州電力さんがカレーを提供して下さり、一般社団法人「熊本県こども食堂ネットワーク」さんが豚汁や野菜の天ぷらなどをつくってふるまってくださったとのことです。ちなみに野菜は南阿蘇の食材だそうです。いつも仮設でのイベントには阿蘇からボランティアに来ている「カッキー(通称)」さん(柿木さん)が、縁の下の力持ちではないですがお手伝いをされています。“ボランティアの鏡”のような方です。
大原さんは、帰りにすぐ近くにある「ムービングハウス(多目的広場仮設住宅)」(33戸)に住まわれているお二人の高齢者を訪問されました。このお二人は大原さんと同じ渡地区の方で、それぞれ長話になりましたが、「話せて良かった!」と言われたそうです。
新型コロナウイルス感染を防ぐために、制約の多かった避難所生活からやっと解放されての仮設住宅の暮らしですが、やはりお話相手も十分にいないとなると、寂しさもつのり新たなストレスにもなるでしょう。このように仮設団地でいろいろなイベントがあり、それをきっかけに少しでも家から出て、外の空気を吸うというひと時があることは心身ともにリフレッシュできることでしょう。コロナ騒動がなければ、たくさんのボランティアが切れまもなく、いろいろなイベントを提供してくれるのですが、今回は先述したような県内の団体や企業がボランタリーに活動されていることには頭が下がります。仮設の暮らしが落ち着くころには、次なる恒久住宅をどうするかという課題が待ち受けているのですが、2か月以上の避難所生活を終えたところなので、しばらくはゆっくりと過ごして頂きたいと願うばかりです。ご支援、ご協力を頂いているみなさま、これからまだまだ復興までには時間のかかることです。是非とも、引き続きご支援をよろしくお願い致します。
(村井雅清)
〈〈あつかましいお願いで恐縮ですが・・・・・・・!!〉〉
稲刈りが終わり、古米が残っている農家さんが、「被災者のために・・・・」と寄贈して下さるのか、有難いことにお米は引き続き集まっています。先日も被災者の方が、「今一番欲しい救援物資は何ですか?」と尋ねたら、「お米が一番嬉しい!」とおっしゃいました。
お米は大変喜ばれます。当センターが責任をもって、援助の届きにくい人たちを優先し、かつ必要な被災者に届けたいと思います。お米を少しでもいいですから提供して下さいませんか。何卒よろしくお願いします。当センターからお米の提供をお願いして以来、全国各地のみなさまから賛同を得て届けて下さっています。引き続きご支援をお願いします。
【送り先】
〒652-0801 兵庫県神戸市兵庫区中道通2-1-10 TEL078-574-0701
「被災地NGO恊働センター」まで
(注)現金でもお受けしていますので、下記の方法でお申し込みください。その場合通信欄に「お米代」とご記入ください。
■活動支援金のご協力をお願い致します。
・Yahooからも募金ができるようになりました!!
https://donation.yahoo.co.jp/detail/5240003/
・クレジットカードでも寄付ができます。
https://congrant.com/project/ngokobe/605
・郵便振替
口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO 0068556
名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「7月豪雨」もしくは「POSKO 」と記入して下さい。