今日7日も活発な梅雨前線が日本付近に停滞し、九州から西日本、東日本、東北へと伸びており、しかも9日までは停滞するような状況です。3日より被害をもたらした九州南部も以前警戒が必要ですが、昨日から九州北部の佐賀県、長崎県、福岡県に大雨特別警報(のち警報に)が発表され、九州全体に特別警戒が必要と報じられています。
本ニュースで、佐賀や大分、熊本などの九州内の支援団体による情報共有と支援の方策を考え行動するとお伝えしましたが、今はとりあえず各々の地域での対策に奔走しなければならない状態で、正直お手上げ状態です。
こうした中で、警報が出た福岡県久留米に住む友人の障害者のFさんは、小さなマンションの3階で一人暮らしをしています。3階なので直接浸水被害に遭うということはない可能性が高いが、それでも一人暮らしなので避難所に行かずにここにいるのは不安だと心配しておられました。通常ならばヘルパーさんが来てくれるのですが、警報が出ているのでヘルパーさんも行けないと言っているらしく困っておられました。こういうケースは少なくないのだろうと想像できるが、やはりこうした非常時のセーフティネットが十分でないという現実なのでしょう。政府は「我が事・丸ごと」地域共生社会づくりとして「共生社会政策」を打ち出すが、包括的な支援体制の整備.がまだまだ不十分であることを認識すべきではないかと思わざるを得ない。
このような現実を考えると、私たち一般ボランティアも介護や看護の専門家との連携を積極的に追及しなければならないのではないかと思います。引き続きご支援をお願いします。
(事務局 村井雅清)
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