(2017年7月22日)
2017九州北部豪雨水害救援ニュース第10報
被災地NGO恊働センターです。
当センターでは日田市への支援を続けていますが、昨年の熊本地震で被災をした西原村の方々も支援に動き出しています。
西原村の住民有志の方々は東峰村の被災現場に入り、家具撤去や土砂だしなどの活動をされています。こちらの情報についても今後、お伝えしていきたいと思います。
本日ご訪問した家の方は、70代のご夫婦でした。家の裏山の溝が埋まってしまい、水が流れて来てしまうのでなんとかしてほしいとのお申し出でした。
夜は裏山が気になってなかなか寝付けないというお話もされています。
これから心のケアが大切な時期に入ってくると言われますが、心のケアは必ずしも精神的な問題だけでなく物理的な問題から、心の問題につながっていることも少なくないということを感じます。
ガテン系のボランティアとソフト面をケアするボランティアの双方が多様な活動を展開しなければ解決しない問題がたくさん山積みになっていることを感じます。
また、田んぼに水を引く用水路をなんとか通してほしいという声も多数上がって来ています。土砂崩れの被害を免れた田んぼも用水路が埋まってしまっており、水が引けない状態です。このままでは秋の収穫は難しく、なんとか水を通してほしいという声が増えて来ました。
こうした場所の復旧にはまだまだボランティアの人手が多く必要です。
被災地の方々の生活は必ずしも住居の中だけで成り立っているわけではありません。
被災した地域の「暮らし」をしっかりと見つめ、どのようにその暮らしを取り戻していくか、ボランティアも知恵を出し合っていく必要があります。
引き続き、被災地へのご支援をよろしくお願いします。
■活動支援金にご協力をお願い致します。
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