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2020年7月豪雨水害に関する支援ニュース 第38報

被災地ではお盆中も休みなく、厳しい暑さの中で毎日真っ黒に日焼けしながら活動を続けているボランティアもいます。遅れを取り戻すために必死に頑張ってくれています。被災地で活動しているみなさん、くれぐれも無理のないようにしてください。
以下村井顧問の現地での活動報告です。(増島智子)

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 糸原地区の訪問後は、人吉市内の小さなPOSKOを探しました。もう発災から1ヶ月がすぎ、「自由に持って行って下さい」という紙を貼ったささやかな支援拠点POSKOは、閉じているところも出てきたようです。それでも今日半日ほど市内をまわっただけで、3カ所新たに発見しました。1件は上薩摩瀬、もう1件は瓦屋町、さらにもう1件は国道219号線沿いの下薩摩瀬です。
上薩摩瀬のPOSKOは、被害を床上浸水に遭った米屋さんで東日本大震災の被害を受けた宮城県からの物資が目につきました。量も種類も多くはなかったです。瓦屋町のPOSKOは、議員さんの事務所のガレージを使って活動していました。

下薩摩瀬のPOSKOではちょうど3人の被災者が物資を貰いに来られました。うち一人はなんと25年前の阪神・淡路大震災の時は大阪に住んでいて、仕事がなくなり人吉で農業をされている妹さんに呼ばれて、こちらに来たら水害にあったそうです。今まで見てきたPOSKOは、ほとんどの救援物資があまり動かなくなってくると、その時点で残っている物資を他のPOSKOに引き取って貰って閉じるというケースです。

最後に紹介したPOSKOは、私が25年前に地震があった神戸から来たと言うと「こういうときの物資の移り変わり」のこと、「これから先に必要なことは何か」と聞いて来られました。まけないぞうのことや足湯のことを話すと共感を持たれたようです。「これからは心の問題というか、子どもたちの心理的なことが大事だと思うの」と仰っていました。もう一人お手伝いをされていた女性は、自宅は床上まであと10㎝というところで水が引いたという体験をされた。「娘の精神状態が不安定になった。ここにあったクレパスを持って帰ると凄くよろこんで落ち着いて来た」と。ここのPOSKOの代表とスタッフの女性は、しっかりと先のことを考えているようでした。「神戸に帰ったらまけないぞうを送ります。」と伝えて帰路に向かいました。(村井 雅清)
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〈〈緊急のお願いです!!〉〉
お米を少しでもいいですから提供して下さいませんか。当センターで集約し、必要な物資集積場に届けたいと思います。とりあえずは、球磨村の被災者に配布させて頂きます。また、梅雨が明け、本格的な夏を向かえると、泥が乾燥し、粉塵が舞い上がります。そのために一般のマスクではなく、“防塵マスク”を集めますので、併せてお願いします。まだ引き続き募集していますので、よろしくお願いします。
【送り先】
〒652-0801 兵庫県神戸市兵庫区中道通2-1-10 TEL078-574-0701
「被災地NGO恊働センター」まで
(注)現金でもお受けしていますので、下記の方法でお申し込みください。その場合通信欄に「お米代・マスク代」とご記入ください。

■活動支援金のご協力をお願い致します。
・Yahooからも募金ができるようになりました!!
https://donation.yahoo.co.jp/detail/5240003/
・クレジットカードでも寄付ができます。
https://congrant.com/project/ngokobe/605
・郵便振替
口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO 0068556
 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「7月豪雨」と記入して下さい。

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