引き続き「POSKO支援」にご協力をお願いします。!!
23日から八代市坂本町に入っている増島智子よりレポートが来ましたので紹介します。
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23日からコミサポひろしまと合流し、八代市坂本町で活動を開始しました。坂本町は1ヶ月半以上が経っても、家財の搬出や泥出しが続いています。被災者のみなさんはすでに再建をあきらめかけている人もいます。坂本の「道の駅」の若手のMさんもその1人でした。1か月前まで再建をあきらめていたそうですが、コミサポひろしまとの出会いで、もう一度再建しようと気持ちが変わったそうです。また、今後の被災のことを考えて2地域居住も考えているそうです。
別のお宅でも再建をあきらめていたそうですが、こちらもコミサポひろしまとの関りによって、再建を考えようとしているお宅でした。やはり、被災当時の家の姿を見て、もう無理だと思い、それでも毎日のように自宅の片付けに来ていたそうです。そして、地元秀岳館高校の高校生が泥出しに汗をかき、だんだんときれいになっていく自宅を見て、住民さんの顔も少しずつ笑顔になって行きました。
こうして途方にくれる被災者の方にとって、ボランティアの寄り添いによって、少しでも光が見えたことによって明日につながることがあります。住民のお母さんも「被災してて途方に暮れる中、初めてボランティアさんにお世話になって、まだまだ捨てもんじゃないね。」と涙を浮かべておられました。お母さんにお米とハンドクリームをお渡ししました。
住民さんの笑顔が、ボランティアにとっても生きがいです。秀岳館高校の生徒さんが活動を終え、最後に「ありがとうございました!」と言って帰っていく姿を見て、ボランティアをするのではなく、ボランティアさせてもらってありがとうという、仏教でいう布施の気持ちを思い出しました。
そして坂本町住民自治協議会の会議に参加させてもらいました。被災後の初めて顔合わせということもあり、みなさん、これからどうしていいのかわからないといった声がほとんどでした。家の再建、町の再建など議論は白熱し、当初予定の時間をオーバーしました。坂本町は人口約3800人で高齢化率は50%、限界集落の多い土地柄で、この被災を受けて、また人口が流出しないかとみなさんの悩みの種は尽きません。それでもまずは、顔合わせができて想いを共有できて、少し安心されたように感じました。まだまだ坂本町の復旧活動ははじまったばかりです。ボランティアも足りません。被災者の方が再建をあきらめる前にぜひ、力を貸してください。(増島智子)
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上記レポートにありますように、被災者はボランティアの振る舞いを見て感謝し、ボランティアは「ボランティアさせてもらってありがとう!」と、おたがいさまの心根は、25年前の阪神・淡路大震災でも培われたことで、あの時の興奮を思い出しますね!
東日本大震災の被災者Yさんたちが送って下さったお米が、坂本の被災者に届けられ、きっとYさんは、「ボランティアさせて貰ってありがとう!」と言われているでしょう。(村井 雅清)
〈〈緊急のお願いです!!〉〉
お米を少しでもいいですから提供して下さいませんか。お米は大変喜ばれます。当センターが責任をもって必要な被災者に届けたいと思います。何卒よろしくお願いします。当センターからお米の提供をお願いして以来、東日本大震災の被災者や被災地から、米処の山形県、兵庫県、栃木県でこれまでに被災を受けた人たちから、また全国各地のみなさまから賛同を得て届けて下さっています。現在約1000㎏を越えました。お米は重宝されていますのでお米集めはまだしばらく続けたいと思いますので、引き続きご支援をお願いします。
【送り先】
〒652-0801 兵庫県神戸市兵庫区中道通2-1-10 TEL078-574-0701
「被災地NGO恊働センター」まで
(注)現金でもお受けしていますので、下記の方法でお申し込みください。その場合通信欄に「お米代」とご記入ください。
■活動支援金のご協力をお願い致します。
・Yahooからも募金ができるようになりました!!
https://donation.yahoo.co.jp/detail/5240003/
・クレジットカードでも寄付ができます。
https://congrant.com/project/ngokobe/605
・郵便振替
口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO 0068556
名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「7月豪雨」もしくは「POSKO 」と記入して下さい。