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2020年7月豪雨水害に関する支援ニュース 第62報

前回61報でお伝えしましたが、「アーキレスキュー人吉球磨」の活動が本格的に始動したようです。災害後に、住まいのことで被災者は悩まれるのですが、専門家の方々は「焦らないで・・・・」とよく言われますが、その理由が下記のレポートからよくわかりますね!(村井雅清)

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当センターでは、ボランティアスタッフ1名がアーキレスキュー人吉球磨でのサポートとして常駐し活動しています。
9月17日は、建築士の方々による相談に同行をさせていただきました。そのお宅は床上40cmほどの浸水でしたが、壁はまだ触っていないということでした。実際にお宅に訪問して拝見すると、壁の内側にある石膏ボードにカビが生えている状態でした。こうしたお宅は放っておくと、カビがどんどん繁殖し、健康被害につながることもあります。このお宅については、壁をはがしてカビを除去することをおすすめし、早速翌日から壁をはがすことにしたと連絡がありました。
また、別の方のお宅では、床上2mちかくの浸水があったそうですが、鉄骨構造であるために「半壊」判定だったそうです。不服申し立てをしてもう一度判定に来てもらったにもかかわらず、再び「半壊」の判定だったとのことで、もう諦めかけておられました。雑談も交えながら、やはり判定に納得がいかない時にはもう一度見に来てもらった方が良いのでは、というお話をさせていただきました。ずいぶん迷っておられましたが、どうしても納得がいかないということで、三度目の判定をお願いすることにしたと、後日連絡がありました。やはり、建築士の方のアドバイスであることも大きかったようです。
まだまだこのようなお宅がたくさんあり、対応が急務です。カビの繁殖は時間との勝負です。まだ壁をはがした方が良いということをご存知でない被災者の方もたくさんおられます。罹災証明の判定の壁で、家の再建を諦めている方もたくさんいらっしゃいます。こうした方々に一つひとつ丁寧に対応していくことが求められています。引き続き、アーキレスキュー人吉球磨のサポートを継続していきます。
*本事業は日本財団の助成を受けて実施しています。

(頼政良太)
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〈〈あつかましいお願いで恐縮ですが・・・・・・・!!〉〉
お米を少しでもいいですから提供して下さいませんか。お米は大変喜ばれます。当センターが責任をもって、援助の届きにくい人たちを優先し、かつ必要な被災者に届けたいと思います。何卒よろしくお願いします。当センターからお米の提供をお願いして以来、全国各地のみなさまから賛同を得て届けて下さっています。現在約1300㎏を越えました。お米は重宝されていますのでお米集めはまだしばらく続けたいと思いますので、引き続きご支援をお願いします。 

【送り先】
〒652-0801 兵庫県神戸市兵庫区中道通2-1-10 TEL078-574-0701
「被災地NGO恊働センター」まで
(注)現金でもお受けしていますので、下記の方法でお申し込みください。その場合通信欄に「お米代」とご記入ください。

■活動支援金のご協力をお願い致します。
・Yahooからも募金ができるようになりました!!
https://donation.yahoo.co.jp/detail/5240003/
・クレジットカードでも寄付ができます。
https://congrant.com/project/ngokobe/605
・郵便振替
    口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
    ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO 0068556
 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「7月豪雨」もしくは「POSKO 」と記入して下さい。

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