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2020年7月豪雨水害に関する支援ニュース 第30報

昨日は、発災から1か月のことに少し触れました。ネットニュースでも悲しいニュースや他方でホッとする話題などがありました。
一時孤立していた球磨村の一勝地という集落では、区長さんが陣頭指揮をとり、ライフラインは停止し、携帯電話も不通、水は山の水を利用し、食料は各々の自宅にあったカップ麺などを持ち寄り、助け合ったとのこと。まさに「POSKO」の一つです。

つい先日孤立が解消した芦北町白石地区(23世帯)も同じようにこの約1カ月をしのいだのでしょう。でもこのように孤立がほぼ解消し、ボランティアが助けに来てくれた姿を見ると、「これで前に進める!」と元気づけられた被災者の声も届きます。

こうした中で、球磨村の神瀬集落では、まだまだ全く泥も除去できていない被災宅もある中で、「皆さんの避難生活の情報共有をしましょう!」と「久しぶりに神瀬で会いましょう」という企画をされています。

また、25年来のお付き合いのある黒澤さんがいま熊本県球磨村で活動を続けています。今日facebookで以下のメッセージを投稿していたので、ご紹介いたします。

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NPOと県と村と日々の支援活動に齟齬が無いよう打合せ。それぞれが得意不得意を出し合い、お互いを気遣い、補完しながら復旧・復興を粛々と。
国の仕事だろう!
県の役目だろ!
村がやれよ!
この程度の災害で、それを言い出したら、神戸からの四半世紀の積み上げを自らの手で崩したことになる。
6434人に合わせる顔がない!
今日も熱中症に気をつけて、一日ご安全に!」
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黒澤さんにとってはおそらく災害支援をはじめられたのは、25年前の阪神・淡路大震災でしょう。その黒澤さんが「6434人に合わせる顔がない!」とおっしゃったと聞いて涙が出ます。

そして、今日もお米が続々と事務所に届いています。2009年に水害の被害を受けた佐用町の佐用町社会福祉協議会さんがわざわざお米を届けてくれました。まさに被災地から被災地へのリレーです。また、東京からいつもご支援頂いている建築士の方が新潟のお米を送ってくました。そのお米の中にはなんとキュウリ2本が「心ばかりの贈り物」として添えられていました。また、まけないぞうを応援してくれているmakenaizoneのメンバーでアイルランド在住の方もネット通販を使ってお米を届けてくれました。
コロナ禍で大変な折、みなさまご協力本当にありがとうございます!“物理的距離”は離れていても♡心の距離♡はメッチャ近いです!(村井 雅清)

〈〈緊急のお願いです!!〉〉
お米を少しでもいいですから提供して下さいませんか。当センターで集約し、必要な物資集積場に届けたいと思います。とりあえずは、球磨村の被災者に配布させて頂きます。また、梅雨が明け、本格的な夏を向かえると、泥が乾燥し、粉塵が舞い上がります。そのために一般のマスクではなく、“防塵マスク”を集めますので、併せてお願いします。まだ引き続き募集していますので、よろしくお願いします。
【送り先】
〒652-0801 兵庫県神戸市兵庫区中道通2-1-10 TEL078-574-0701
「被災地NGO恊働センター」まで
(注)現金でもお受けしていますので、下記の方法でお申し込みください。その場合通信欄に「お米代・マスク代」とご記入ください。

■活動支援金のご協力をお願い致します。
・Yahooからも募金ができるようになりました!!
https://donation.yahoo.co.jp/detail/5240003/
・クレジットカードでも寄付ができます。
https://congrant.com/project/ngokobe/605
・郵便振替
    口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
    ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO 0068556
 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「7月豪雨」と記入して下さい。

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