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2020年7月豪雨水害に関する支援ニュース 第64報

9月上旬に日田市でNPO法人リエラ・天ヶ瀬温泉未来創造プロジェクトの2つの団体が拠点としている「てれっと広場」で、「てれっと会」が開かれました。
「てれっと」とは九州の言葉で、ぼ〜っとしているというような意味合いです。ゆっくり、のんびりと過ごすという意味合いを込めて拠点に名付けています。
てれっと会では、主に日田市の方々を中心にボランティアに関わってくれていた方や被災者の方など30名ほどが集まり、災害からの振り返りや、これからやりたいこと、などを話し合いました。特に女性の方の参加が多く、様々な想いを一人ひとり語っていきました。

「ボランティアと聞いて力仕事はできないし、迷惑じゃないかと思っていたけど、実際に参加してみたら色々とできることがあって、躊躇していた自分を後悔して、これからできることをしていきたい」
「70代になってはじめてボランティアに出会った。実際に被災地に行ってみたら何でんやることがあった。行ってみることがスタートだと思った」
「被災してから、いろんな壁があってとても大変な思いもあるんだけれど、今日ここに来てみて、こんなにたくさんの人が天ヶ瀬に想いを寄せてくれていることが改めてわかった。絶対に前向きに復興できると信じて進んでいきたい」など様々な意見が出ました。
こうした方々の想いをつなぎながら、復興へ向けて取り組みを進めていきたいと思います。(頼政良太)
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 災害が発生すると、こうして初心者ボランティアが活躍します。25年前の阪神・淡路大震災で集まった137万人のボランティアの内、初心者ボランティアが7割もいたのです。そしてこのレポートのように、その初心者ボランティアが、「私でもできるんだ!」と覚醒します。ボランティアって、不思議な力です。(村井雅清)

〈〈あつかましいお願いで恐縮ですが・・・・・・・!!〉〉
 稲刈りが終わり、古米が残っている農家さんが、「被災者のために・・・・」と寄贈して下さるのか、有難いことにお米は引き続き集まっています。先日も被災者の方が、「今一番欲しい救援物資は何ですか?」と尋ねたら、「お米が一番嬉しい!」とおっしゃいました。
お米は大変喜ばれます。当センターが責任をもって、援助の届きにくい人たちを優先し、かつ必要な被災者に届けたいと思います。お米を少しでもいいですから提供して下さいませんか。何卒よろしくお願いします。当センターからお米の提供をお願いして以来、全国各地のみなさまから賛同を得て届けて下さっています。引き続きご支援をお願いします。 

【送り先】
〒652-0801 兵庫県神戸市兵庫区中道通2-1-10 TEL078-574-0701
「被災地NGO恊働センター」まで
(注)現金でもお受けしていますので、下記の方法でお申し込みください。その場合通信欄に「お米代」とご記入ください。

■活動支援金のご協力をお願い致します。
・Yahooからも募金ができるようになりました!!
https://donation.yahoo.co.jp/detail/5240003/
・クレジットカードでも寄付ができます。
https://congrant.com/project/ngokobe/605
・郵便振替
    口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
    ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO 0068556
 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「7月豪雨」もしくは「POSKO 」と記入して下さい。

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2020年7月豪雨水害に関する支援ニュース 第63報

私と交代で15日に八代市坂本町の現場で活動する増島智子よりレポートが来ましたので以下に紹介します。私も前回このMさん宅を見てきましたが、ボランティアがここまでするのか!と感動しました。ボランティアによって施主Mさんの気持ちを少しずつ奮い立たせた現場です。いつぞやのマスコミに「泥だしだけがボランティアですか?」なんて見出しがあって???だったのですが、「たかが泥だし、されど泥だし」ですね。(村井雅清)

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九州豪雨から2ヶ月と2週間も過ぎ、いまだ5000人以上の方が避難生活を続けています。15日からコミサポひろしまのみなさんが活動する坂本町に再び合流させてもらいました。前回に引き続き、Mさん邸の清掃に伺いました。
なんと1週間のブランクの間に、自宅の屋根裏部屋に秘密基地を作っていました!避難所から出たら、仮設には入らず、自宅のリフォームが終わるまで、自宅に住むそうです。「やっぱ、ここが一番落ち着く!」「仮設に入ってまたすぐ引っ越しするのも大変だし、家電を用意するのも大変なので。」と。

 今日は一日居住スペースを作っていました。埃まみれになりながら、Mさんはうれしそうに、「これで泊まれるようになったから、片付けも終わってすっーっとした」と。
 大工さんの見積もりもできて、後は材料がそろえば、工事開始です。自宅にいながら自宅の再建を最後まで見届けたいです。
 そして、コミサポのみなさんが坂本町で手掛けようとしている「おうち再生プロジェクト(仮)」も秀岳館のみなさんと歩みを進めようとしています。当センターでもこの夢と希望が盛りだくさんのプロジェクト応援します!
 またSEMAを通じてエタノール17缶ご提供頂きました。ありがとうございました。(増島智子)
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〈〈あつかましいお願いで恐縮ですが・・・・・・・!!〉〉
 稲刈りが終わり、古米が残っている農家さんが、「被災者のために・・・・」と寄贈して下さるのか、有難いことにお米は引き続き集まっています。先日も被災者の方が、「今一番欲しい救援物資は何ですか?」と尋ねたら、「お米が一番嬉しい!」とおっしゃいました。
お米は大変喜ばれます。当センターが責任をもって、援助の届きにくい人たちを優先し、かつ必要な被災者に届けたいと思います。お米を少しでもいいですから提供して下さいませんか。何卒よろしくお願いします。当センターからお米の提供をお願いして以来、全国各地のみなさまから賛同を得て届けて下さっています。引き続きご支援をお願いします。 

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〒652-0801 兵庫県神戸市兵庫区中道通2-1-10 TEL078-574-0701
「被災地NGO恊働センター」まで
(注)現金でもお受けしていますので、下記の方法でお申し込みください。その場合通信欄に「お米代」とご記入ください。

■活動支援金のご協力をお願い致します。
・Yahooからも募金ができるようになりました!!
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*お手数ですが、備考欄に「7月豪雨」もしくは「POSKO 」と記入して下さい。

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2020年7月豪雨水害に関する支援ニュース 第62報

前回61報でお伝えしましたが、「アーキレスキュー人吉球磨」の活動が本格的に始動したようです。災害後に、住まいのことで被災者は悩まれるのですが、専門家の方々は「焦らないで・・・・」とよく言われますが、その理由が下記のレポートからよくわかりますね!(村井雅清)

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当センターでは、ボランティアスタッフ1名がアーキレスキュー人吉球磨でのサポートとして常駐し活動しています。
9月17日は、建築士の方々による相談に同行をさせていただきました。そのお宅は床上40cmほどの浸水でしたが、壁はまだ触っていないということでした。実際にお宅に訪問して拝見すると、壁の内側にある石膏ボードにカビが生えている状態でした。こうしたお宅は放っておくと、カビがどんどん繁殖し、健康被害につながることもあります。このお宅については、壁をはがしてカビを除去することをおすすめし、早速翌日から壁をはがすことにしたと連絡がありました。
また、別の方のお宅では、床上2mちかくの浸水があったそうですが、鉄骨構造であるために「半壊」判定だったそうです。不服申し立てをしてもう一度判定に来てもらったにもかかわらず、再び「半壊」の判定だったとのことで、もう諦めかけておられました。雑談も交えながら、やはり判定に納得がいかない時にはもう一度見に来てもらった方が良いのでは、というお話をさせていただきました。ずいぶん迷っておられましたが、どうしても納得がいかないということで、三度目の判定をお願いすることにしたと、後日連絡がありました。やはり、建築士の方のアドバイスであることも大きかったようです。
まだまだこのようなお宅がたくさんあり、対応が急務です。カビの繁殖は時間との勝負です。まだ壁をはがした方が良いということをご存知でない被災者の方もたくさんおられます。罹災証明の判定の壁で、家の再建を諦めている方もたくさんいらっしゃいます。こうした方々に一つひとつ丁寧に対応していくことが求められています。引き続き、アーキレスキュー人吉球磨のサポートを継続していきます。
*本事業は日本財団の助成を受けて実施しています。

(頼政良太)
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〈〈あつかましいお願いで恐縮ですが・・・・・・・!!〉〉
お米を少しでもいいですから提供して下さいませんか。お米は大変喜ばれます。当センターが責任をもって、援助の届きにくい人たちを優先し、かつ必要な被災者に届けたいと思います。何卒よろしくお願いします。当センターからお米の提供をお願いして以来、全国各地のみなさまから賛同を得て届けて下さっています。現在約1300㎏を越えました。お米は重宝されていますのでお米集めはまだしばらく続けたいと思いますので、引き続きご支援をお願いします。 

【送り先】
〒652-0801 兵庫県神戸市兵庫区中道通2-1-10 TEL078-574-0701
「被災地NGO恊働センター」まで
(注)現金でもお受けしていますので、下記の方法でお申し込みください。その場合通信欄に「お米代」とご記入ください。

■活動支援金のご協力をお願い致します。
・Yahooからも募金ができるようになりました!!
https://donation.yahoo.co.jp/detail/5240003/
・クレジットカードでも寄付ができます。
https://congrant.com/project/ngokobe/605
・郵便振替
    口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
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*お手数ですが、備考欄に「7月豪雨」もしくは「POSKO 」と記入して下さい。

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2020年7月豪雨水害に関する支援ニュース 第61報

先日来、当センターの頼政代表は大分での活動の合間に、熊本に行き、球磨村神瀬の「こうのせ再生委員会」のサポートや被災者の暮らし再建の相談事業のお手伝いをしています。以下のレポートのように、住まい再建に伴う暮らし全般の相談業務を開始しました。(村井雅清) 
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熊本・人吉での活動を開始します。
被災地NGO恊働センターでは、人吉市で令和2年7月豪雨災害をきっかけに立ち上がったアーキレスキュー人吉球磨のサポートを開始します。
アーキレスキュー人吉球磨→https://www.facebook.com/ARhitoyoshi

アーキレスキュー人吉球磨は、地元の建築士の方を代表に、熊本県内外の建築士、工務店、家屋の応急処置を得意とする災害系NPOが連携して活動する人吉球磨地域建築救援ネットワークです。ボランティアによる応急処置から建築士による無料相談、実際の修復に至る作業までをワンストップで行い、地域の復旧、復興を後押しします。

家の相談に来られた方々の中には、制度のことがわからない、お話相手が欲しいなど、必ずしも建築のご相談だけではない声も寄せられています。当センターでは、臨時のボランティアスタッフとして人吉出身の丸山を現地駐在員として派遣し、こうした方々からのご相談の対応をサポートし、生活支援中心に、被災者の住まいと暮らしを支える活動を実施していきます。今後は、生活支援に関する相談会なども検討していく予定です。引き続き、みなさまのご支援・ご協力をよろしくお願いします。(頼政良太)


*なお、本事業は日本財団からの助成を受け活動を実施します。
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〈〈あつかましいお願いで恐縮ですが・・・・・・・!!〉〉
お米を少しでもいいですから提供して下さいませんか。お米は大変喜ばれます。当センターが責任をもって、援助の届きにくい人たちを優先し、かつ必要な被災者に届けたいと思います。何卒よろしくお願いします。当センターからお米の提供をお願いして以来、全国各地のみなさまから賛同を得て届けて下さっています。現在約1300㎏を越えました。お米は重宝されていますのでお米集めはまだしばらく続けたいと思いますので、引き続きご支援をお願いします。 

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2020年7月豪雨水害に関する支援ニュース 第60報

昨日レポートしました球磨村鵜口の被災者のことをもう少し紹介します。発災からもう2か月が過ぎたのですが、ご夫婦共に意外に疲れを感じさせない、どこかスッキリした表情だったのです。一つは、ご夫婦で前日にマッサージを受け、それまでパンパンに凝っていた肩や腰がスッキリしたというのが原因のようです。ご主人は慢性の腰痛持ちのようで、奥さん曰く「いつも腰が曲がっているのに、昨日マッサージを受けたためか今日は背筋が伸びているんです。私も普段疲れた顔をしているのに、スッキリしているでしょ!」と笑顔で話してくれました。実はそれはもう一つの環境の変化も重なったからだろうなと思いました。
 昨日も紹介しましたが、仮設住宅への入居が決まったのです。もちろんこのことが大変大きな変化の一つだと思われます。加えて、奥さんが大変重要なことをおっしゃったのです。
 「災害に遭ってから、避難所に行き、そしてその後娘が住むマンションに移り、そして今度は仮設に入る。今、毎日昼間はこの被害に遭った自宅の無残な姿を見ながら、片付け作業をしています。何故か生活環境が変わると、身体の状態が変わるのです。こういう体験は今までしたことがないですね」と。

 生活環境が変わると身体の調子も変わるというのは、よくあることだと思うのですが、どうも奥さんとご主人の話を聞いていると、この2か月間身体の方はかなりきつい筈なのですが、何か精神的な支えがあるような気がしてきたのです。もう公費解体を決意されたのですが、災害直後は使える物は使おうと水に浸かった家財道具を片付け、夕方になると避難所での食事を作らなければならないと、目まぐるしい毎日だったようです。避難所は家から山の上に3㎞もあがったところにあるのですが、そこに避難されている人たちの食事作りです。これを聞いた時は、「ほんとうに毎日、大変ですね!」ということなのですが、身体はきついけれど、とにかく後ろを振り返らず前を向いて進むというような気持ちでおられるんだなぁと感じさせられました。よく言うところの「災害バネ」が働いている気がしましたね。そしてご夫婦が繰り返し言われたのが、「ボランティアさんにはほんとうに助けられました。災害直後の家の状態や道路の状態を見たら途方に暮れるばかりで、もう心も折れそうになるのですが、ボランティアさんのおかげで道路も片付け、家の前の倒れた木々も処理し、そして家の中に入った泥も除去し、家財道具を搬出しとみるみる内に片づいていくのを見て、ほんとうに元気が出てきたのです。ボランティアさんには感謝しても感謝しきれません。」という経験です。

 このご夫婦のお話を聞いていると、ほんとうに被災者と一括りにしてはいけないと痛感させられました。二人とも、穏やかな話し方で、優しいふるまいを見ていると、「ほんとうに2か月もよく頑張って来られたなぁ」と涙ぐんだのですが、いろいろと学ばせて頂いた
ひとときでした。このお二人を何よりも支えたのは、きっとご夫婦の絆だったのだろうなぁといい心持ちになって、その場を後にしました。次、ここに来たらまた会いに来ようと思わせるお二人ですね!ありがとうございました。
                                     (村井 雅清)

〈〈あつかましいお願いで恐縮ですが・・・・・・・!!〉〉
お米を少しでもいいですから提供して下さいませんか。お米は大変喜ばれます。当センターが責任をもって、援助の届きにくい人たちを優先し、かつ必要な被災者に届けたいと思います。何卒よろしくお願いします。当センターからお米の提供をお願いして以来、全国各地のみなさまから賛同を得て届けて下さっています。現在約1300㎏を越えました。お米は重宝されていますのでお米集めはまだしばらく続けたいと思いますので、引き続きご支援をお願いします。 

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2020年7月豪雨水害に関する支援ニュース 第59報

本支援ニュース第58号で「支援者はこれまでの物資の提供から、被災者に直接寄り添う、心のケアの大切さに気づく。」とお伝えしました。もう2か月が過ぎ、やはり被災児童もさまざまなトラウマを抱え込んでいるようです。当NGOがご支援しているPOSKOの一つ「球磨村復興協力隊」が、子どもの学習支援や一緒に遊ぶという活動をされているのですが、遊んでいると、時には吉幾三さんの『おら東京さ行くだ』の歌詞を換えて、「・・・・がね~、お金もね~」と物まね風に謡ったりするそうです。ショックだったとのこと。この歌詞の最後は、『おら、こんな村いやだ~』と続きますが、そこまでは謳わないのがせめてもの救いだと切なさを感じておられます。POSKOの責任者は、「子どもたちが将来、『球磨村が大好き!』と言って住めるように頑張りますとメッセージをくれました。

 さて私は今朝宮崎からのフェリーで帰神しました。今回もPOSKOのモニターと全国から集まったお米の配布が目的でした。今朝現地を発つ前に、また渡地区にある別のPOSKO「球磨村雲泉寺災害ボランティアグループ」の被災者見守りに同行させて貰いました。洗濯機と冷蔵庫もついでに届けさせて貰いました。そこは球磨村の鵜口という集落ですが、この豪雨災害で渡地区からの「さがら橋」が流されてなければ、国道219号線からもすぐに行ける地区ですが、その橋が流されたために、球磨村役場の対岸に位置する一勝地から大回りをして行かなければならないという大変不便なところになってしまいました。鵜口は24世帯72人が住まわれていて、被災を受けたのは8世帯です。今日はその中の1軒にお邪魔しました。川の傍にあるので家は全壊で、昼間は家財道具などの掃除や片付けの為に毎日元の被災に遭った家に戻ってきているとのことでした。途中で鉄骨を組んで増築されたので3分の1は、そのおかげで鉄骨は流されなかったので、鉄骨に囲まれた空間に使える家財道具などを置き、お茶を飲んで休憩できるように小さなテーブルも置いて、昼間は生活されています。今、寝泊まりは人吉に住む娘さんの所にお世話になっているそうです。ご夫婦お二人での生活ですが、ほんとうに優しいお二人の暮らしを送っています。今、仮設住宅に入居できるのを待っておられます。それにしても、静かな、そして優しいお二人の振る舞いを見ていると、「よく2か月も、頑張られたなぁ~」とこみ上げる者がありました。ほんとうに被災者にも心のケアが必要です。まだまだ復興のステージには程遠い気がしますが、とりあえずまずは仮設住宅などに入って落ち着かれて「ホッ!」として頂きたいと願います。
みなさん、まだまだです。引き続きご支援をよろしくお願いします。特にお米は大変喜ばれ重宝されています。まことに何度も何度も恐縮ですが、引き続きお米を集めていますのでよろしくお願いします。今晩から私と交代でスタッフ増島智子が現地入りします。(村井雅清)

〈〈あつかましいお願いで恐縮ですが・・・・・・・!!〉〉
お米を少しでもいいですから提供して下さいませんか。お米は大変喜ばれます。当センターが責任をもって、援助の届きにくい人たちを優先し、かつ必要な被災者に届けたいと思います。何卒よろしくお願いします。当センターからお米の提供をお願いして以来、全国各地のみなさまから賛同を得て届けて下さっています。現在約1300㎏を越えました。お米は重宝されていますのでお米集めはまだしばらく続けたいと思いますので、引き続きご支援をお願いします。 

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2020年7月豪雨水害に関する支援ニュース 第58報

球磨村の神瀬地区では、「こうのせ再生委員会(仮)」が動き出したようです。この地区で実家が被災された友人からも報告を聞いています。人吉市内の避難所では、コロナの影響で各々の避難スペースからほとんど出ることはないそうです。避難所の中で顔を合わせるのは、一日3回の食事配布の時だけで、たまたま友人たちが再生委員会の案内をお知らせするために行った日、その時が避難所に入って初めてみんなで話をしたというのです。中には、平日は工事車両があるから交通の邪魔をしてはいけないと思い、日曜日などの休みの日にしか自宅に戻れないと誤解している被災者もいたそうです。2ヶ月も経って、同じ地区から同じ避難所にいてこの現状には少し驚きました。大きな家族のように生活していた神瀬地区の住民さんにとって、情報交換などの話をする時間や場が今後のくらし再建をしていくためにもとても大切な時間です。

村井顧問の現地レポートの続きを以下に紹介致します。(増島 智子)

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 2020年7月豪雨災害から2ヶ月余りが過ぎ、被災者も支援者も災害直後の緊急対応期からステージが変わろうとしている。支援者はこれまでの物資の提供から、被災者に直接寄り添う、心のケアの大切さに気づく。被災者にとってはまだまだ次のステージには行けない方々も少なくないが、一方でバラバラに避難生活をしている被災者が「そろそろとにかく、お茶飲み会でも、炊き出し会でも何でんよかけん集まろう」という声が出てきた。球磨村神瀬集落では、そうした被災者の思いをいろいろな形でおしゃべりをしようということで「こうのせ再生委員会(仮)」がスタートした。未だ避難所で暮らす人や取り敢えず自宅に戻って暮らす人、親戚や故郷から遠く離れて暮らす人など、各々が複雑な思いで日々の暮らしを続けている。こうした思いから仮称こうのせ再生委員会が始まったが、近況を少しずつ聞いていると、お互いが携帯の電話番号を知らなかったということから、「まず名簿と電話帖をつくろう」となった。誰もが住み慣れた場所に戻りたいと思っているでしょう。とにかく集まり、マスク越しでも顔を合わせて話すことから始めようと動き出した。この会は毎週土曜日に開かれる。こうした集まりの時に気軽に立ち寄ることができるようにと、みなさまからお預かりしたお米の一部を炊き出し用に寄贈してきました。今後ともよろしくお願いします。(村井雅清)
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〈〈緊急のお願いです!!〉〉
お米を少しでもいいですから提供して下さいませんか。お米は大変喜ばれます。当センターが責任をもって、援助の届きにくい人たちを優先し、かつ必要な被災者に届けたいと思います。何卒よろしくお願いします。当センターからお米の提供をお願いして以来、全国各地のみなさまから賛同を得て届けて下さっています。現在約1300㎏を越えました。お米は重宝されていますのでお米集めはまだしばらく続けたいと思いますので、引き続きご支援をお願いします。 

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2020年7月豪雨水害に関する支援ニュース 第57報

9月11日、2011年3月11日東日本大震災から9年と半年が経ちました。被災地では新しい街並みができていますが、人はまばらです。今年はそれに加え新型コロナウィルスの影響により、お盆の帰省や秋祭りなども中止が相次ぎ、被災地の人たちは寂しい夏を過ごしています。くらしの再建にはまだまだ時間がかかります。

 今回の九州豪雨の被災地では、復旧作業が続くなか、被災者の人たちは様々な行政手続きを行っています。煩雑な手続きは被災者の疲れた心に追い打ちをかけます。当センターのレポートをみた東日本大震災の被災者の方が、「私たちの時もそうだったよ。行政の窓口で言うことがコロコロ変わり、書類が足りないとやり直し、まだ同じようなことが繰り返されているのね。なかなか変わらないのね。」と憤りを隠せません。素人の市民にはかなりハードルが高いので、レポートにあるように、弁護士会などの事務手続きをサポートするボランティアが必要だとつくづく感じます。今後は被災者のみなさんに一つでも多い選択肢を提供し、ゆっくり時間をかけてくらしの再建について考えられるような環境整備をしていきたいです。

村井顧問の現地レポートの続きを以下に紹介致します。(増島 智子)     

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 第5回熊本豪雨災害被災者支援連絡会議(水俣・芦北)の報告Ⅲです。まずその前に昨日の報告Ⅱで話題になった申請書類の複雑さで罹災証明すらあきらめると言う件について、ちょうど10日付け人吉新聞の「豪雨災害悩み相談所」コーナーで扱っていました。「被災者生活再建支援金、応急修理制度、公費解体、仮設住宅など、各種の支援を受けることができるかどうかの判断基準となる重要なものです。」とのこと。ならば弁護士連合会が、相談を受けるだけでとどまらず、ほんとに困っている被災者には代理人として同行できるような仕組みを提案して欲しいと切に願います。

さて、芦北町では女島に60戸、津奈木町に10戸の仮設住宅が建てられたと言う報告がありました。まだ10数世帯しか入居していないが、女島の仮設住宅には水俣病の被災者でもある人も入居しているので、谷さんたちは仮設住宅の見守りも始めていると報告がありました。私が7月にこの女島京泊地区に住む水俣病被災者に約50年ぶりにお会いした時に、その女性は「戦争、水俣病、そして今回の災害と、どうしてこんなに災難ばかりに遭わないとならんのかね?」と言っておられたことを思いだします。(熊本県下7市町村20団地のうち611戸の建設を予定)

そして最後に私から「まだまだ大変ですがあきらめないで下さい。佐賀県武雄では、災害後に被災者に被ってくるいろいろな課題を一つ一つ丁寧に取り組み、解決を目指しています。今日持って来た資料にはその具体的な事例が書かれています。是非参考にして下さい。」と報告し、連絡会議は終わりました。それにしても、災害のたびにいつも憤りが出てきますが、何故被災者主体にコトが進まないのか、天を仰ぐばかりです。私たち支援者もあきらめてはならないと決意する次第です。これからもご支援をよろしくお願いします。(村井雅清)
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〈〈緊急のお願いです!!〉〉
お米を少しでもいいですから提供して下さいませんか。お米は大変喜ばれます。当センターが責任をもって、援助の届きにくい人たちを優先し、かつ必要な被災者に届けたいと思います。何卒よろしくお願いします。当センターからお米の提供をお願いして以来、全国各地のみなさまから賛同を得て届けて下さっています。現在約1300㎏を越えました。お米は重宝されていますのでお米集めはまだしばらく続けたいと思いますので、引き続きご支援をお願いします。 

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〒652-0801 兵庫県神戸市兵庫区中道通2-1-10 TEL078-574-0701
「被災地NGO恊働センター」まで
(注)現金でもお受けしていますので、下記の方法でお申し込みください。その場合通信欄に「お米代」とご記入ください。

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・銀行振込
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2020年7月豪雨水害に関する支援ニュース 第56報

9月10日は、2015年の関東・東北豪雨から5年の日でした。当時、鬼怒川の堤防が決壊する映像をみて、衝撃を受けたことを思い出します。現在当センターが、POSKO支援をしている熊本県の坂本町で活動してるコミサポひろしまの小玉さんと茨城県の常総市に入り支援活動を行いました。常総市では、市の約3分の1が浸水し、5千棟以上が全半壊し、指定避難所や福祉避難所も浸水してしまいました。今回呼びかけさせて頂いているお米支援ではその時のご縁で、地元の保健師の方や社会福祉協議会の関係者の方にもお米をご提供頂きました。
 大変な状況を乗り越えてきたみなさんですが、こうして、被災地から被災地へとバトンがつながれていることに感謝致します。

村井顧問の現地レポートの続きを以下に紹介致します。       (増島 智子)

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 昨日に続いて報告Ⅱです。会議に参加されていた議員も、やはり本人申請主義について、「行政は何故もっと被災者の立場に寄り添えられないのか!」と声を荒げていました。私も毎回の災害で、この制度はなんとかならないのかと思うことです。被災者は役所に足を運ぶごとに、心が折れるのです。そして最後はあきらめるのです。会議では「罹災証明を取得することすらあきらめる被災者がいるのです」という衝撃的な事例も報告されました。このように災害で被害を受け、行政手続きでも災難に遭うと言う被災者が少なくないのが浮かび上がってきます。児童虐待が続く深刻な社会情勢の中で、一定の条件付きで代理人申請が認められています。支援者は根気よく代理人申請を認めさせることが大切なのではないでしょうか?

私からは、この7月豪雨災害での取り組みとして、「POSKO支援」を報告しました。ボランティアは熊本県内に限るとされているために、ならば県外ボランティアとして出来ることはないだろうかと考えた結果の支援アイデアです。また後ほどこのレポートでも紹介しますが、POSKOを訪ねてお話を聞かせて頂いていると、涙、涙の人と人のつながりを感じます。この話はまた後ほどのレポートを楽しみにしておいて下さい。では明日は芦北町での連絡会議の報告の第3回です。         つづく…
                      (村井雅清)
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〈〈緊急のお願いです!!〉〉
お米を少しでもいいですから提供して下さいませんか。お米は大変喜ばれます。当センターが責任をもって、援助の届きにくい人たちを優先し、かつ必要な被災者に届けたいと思います。何卒よろしくお願いします。当センターからお米の提供をお願いして以来、全国各地のみなさまから賛同を得て届けて下さっています。現在約1300㎏を越えました。お米は重宝されていますのでお米集めはまだしばらく続けたいと思いますので、引き続きご支援をお願いします。 

【送り先】
〒652-0801 兵庫県神戸市兵庫区中道通2-1-10 TEL078-574-0701
「被災地NGO恊働センター」まで
(注)現金でもお受けしていますので、下記の方法でお申し込みください。その場合通信欄に「お米代」とご記入ください。

■活動支援金のご協力をお願い致します。
・Yahooからも募金ができるようになりました!!
https://donation.yahoo.co.jp/detail/5240003/
・クレジットカードでも寄付ができます。
https://congrant.com/project/ngokobe/605
・郵便振替
    口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
    ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO 0068556
 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「7月豪雨」もしくは「POSKO 」と記入して下さい。

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2020年7月豪雨水害に関する支援ニュース 第55報

発災から2ヶ月を過ぎた被災地では復旧作業が進む中、被災者のみなさんは様々な補償などの書類申請といった事務手続きを行わなくてはなりません。災害を受けたショックと煩雑な手続きに心が折れそうになります。ボランティアが圧倒的に少ない中で、被災者の疲労の色も濃くなります。報告にもあるように、被災者に希望を持ってもらえるような寄り添いが求められます。
昨日、村井顧問が3度目の派遣として現地入りしました。9日は水俣ほたるの家の谷さんに招かれ以下のような会議に参加させてもらいました。以下、村井の報告です。

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 昨日9日、熊本県芦北町で第5回熊本豪雨災害被災者支援連絡会議(芦北・水俣地域)が開かれました。参加者の中には50年来の水俣病とのつながりが背景にもあることから伝えることも多いので報告を3回に分けて行います。いきなり私ごとで恐縮ですが、水俣病のことをテレビで見て知り、1971年に初めて水俣に入り、以後神戸で水俣病被害者の支援活動を始めます。やがて被害者は裁判や東京にある株式会社チッソ本社での救済を求めての交渉が続く中、漁業が中心ですが、被害者は甘夏ミカン栽培にも関わっています。その「水俣の甘夏」を神戸に産直し、神戸はじめ周辺に住む協力者に買って貰って、その収益を水俣に還元するという支援を続けて40年を超えます。この会議に甘夏生産者の家族4人が参加して下さったのです。「津奈木甘夏生産者の会」の方々です。「村井さんが来られると聞いたので会いに来ました」と言われたのですが、山崩れによる土砂災害の危険性のあるこの豪雨災害の被災者でもありました。

会議の参加者は、事業が出来なくなった方や小学校の先生および市会・町会議員さんなど約10数名が集い、本ニュースでも何度も紹介してきた谷さんの進行で始まりました。自己紹介から進行されるのですが、被災者で事業が出来なくなったというTさんが、静かに語りだしたのです。「なんもかも泥水に流され、未遂に終わったけど、一度は死のうと思い自殺をした」と。従来のグループ補助金を拡充・柔軟にした「なりわい再建支援補助金」という中小・小規模事業者への救済制度があります。Tさんは「再建のために少しでも援助をしてくれると再建しようと頑張れるのですが、役所の手続きの大変さで、やる気が萎えてしまいそうになるのです」と。ほんとうにいつも感じることですが、もっと被災者に寄り添った対応が出来ないものかと、腹立たしい限りです。
つづく…(村井雅清)
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事務所には、みなさまの心のこもったお米が、姫路市や東京などから届いています。まだまだお米を募集していますので、どうぞご協力お願いします。

〈〈緊急のお願いです!!〉〉
お米を少しでもいいですから提供して下さいませんか。お米は大変喜ばれます。当センターが責任をもって、援助の届きにくい人たちを優先し、かつ必要な被災者に届けたいと思います。何卒よろしくお願いします。当センターからお米の提供をお願いして以来、全国各地のみなさまから賛同を得て届けて下さっています。現在約1300㎏を越えました。お米は重宝されていますのでお米集めはまだしばらく続けたいと思いますので、引き続きご支援をお願いします。 

【送り先】
〒652-0801 兵庫県神戸市兵庫区中道通2-1-10 TEL078-574-0701
「被災地NGO恊働センター」まで
(注)現金でもお受けしていますので、下記の方法でお申し込みください。その場合通信欄に「お米代」とご記入ください。

■活動支援金のご協力をお願い致します。
・Yahooからも募金ができるようになりました!!
https://donation.yahoo.co.jp/detail/5240003/
・クレジットカードでも寄付ができます。
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・郵便振替
    口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
    ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO 0068556
 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「7月豪雨」もしくは「POSKO 」と記入して下さい。