カテゴリー
未分類

2020年7月豪雨水害に関する支援ニュース 第89報

お米は不思議な力を生みだす魔法のよう!!
 全国のみなさまから被災地へと、お米を頂いています。実は、原則当NGOは災害後の支援活動として救援物資を集めて被災地に送るという支援はほとんどしません。それは、救援物資が二次災害にもなるという事例が過去にもあり、海外の支援でも医薬品などの緊急に必要な物資が一時的に送れなくなるという事態になったからです。以後、「できればお金を寄付して下さい。お金ならば被災現地で物資を調達し、提供することで被災地の経済再建にも少しでも役に立つからです。」と寄付を求めていました。
 しかし、今回お米が喜ばれるということからみなさまにご協力を頂き、救援物資として集めることにしました。丁度、先日10月24日付け毎日新聞「余録」に以下のような内容が紹介されておりました。是非、ご一読下されば光栄です。

―この秋とれた新米を今年米ともいう。「病む母の粥(かゆ)にまづ炊く今年米/根岸善雄(ねぎし・よしお)」。句の作者の心のどこかには、コメには邪気を払い、人を元気づける霊力があると考えた昔の人の思いが生きていたのだろう。民俗学者の柳田国男(やなぎた・くにお)によれば、昔は重病の人の耳元でコメ粒入りの竹筒を振って音を聞かせる「振り米」の習俗があったという。コメの霊力による回復を願ったのだが、やがて「振り米までしたのに定命だ」とのみとりの儀式となる。またコメがハレの日の食物だった昔、火災や水害など凶事の際もコメが食べられたという。人の元気をよみがえらせる力が期待されたのだ。ならばコロナ禍の今こそコメの霊力の出番と思いきや、その需要の落ち込みが激しいという。(以下省略)―

 私はこの余録を拝見して、目から鱗というかお米ってこんな力があるんだ!と感激しました。そういえば小さい頃親から「ご飯粒を残すな!お百姓さんが苦労して作ってくれたことを忘れるな!」とよく怒られたことを思い出します。
 こうして考えて見ると、やはりお米は「霊力」でもあり、「元気づける力」「よみがえらせる力」ということを実感します。
 海外からも含めてこの間ご協力を頂いたみなさまは、「送るなら、やはりおいしいお米を送ろう!」ということで実に多彩な銘柄や有機米の数々を送って下さいます。また農事組合の方からも直接送られてきます。それは「きっとここのお米を召し上がって下さい!有機なので安心だし、ほんとうにおいしい自慢のお米です。」という霊力?を感じます。
 加えて、お米を買いに行く時間がないという方々は、「些少ですが、役立ててください。とご寄付を下さいます。お米はほんとうに不思議な力を生み出すようです。心から感謝を申し上げます。でもまだまだです。これからもご協力をお願いします。

〈〈まだまだお米を集めています!〉〉
 まだ避難所生活をされている方もおられますが、被災地では今後の復興ビジョンづくりのための動きが活発になっています。こうして、被災者の復興への足音が聞こえてくる段階に入ってきたように感じます。全国から送られてくるおいしいお米を味わいながら、じっくりと将来のことを考えて下さることを切に願います。まだまだお米は喜ばれます。当センターが責任をもって、援助の届きにくい人たちを優先し、かつ必要な被災者に届けたいと思いますので、少しでもいいですからお米を提供して下さいませんか。何卒よろしくお願いします。
【送り先】
〒652-0801 兵庫県神戸市兵庫区中道通2-1-10 TEL078-574-0701
「被災地NGO恊働センター」まで
(注)現金でもお受けしていますので、下記の方法でお申し込みください。その場合通信欄に「お米代」とご記入ください。

■活動支援金のご協力をお願い致します。
・Yahooからも募金ができるようになりました!!
https://donation.yahoo.co.jp/detail/5240003/
・クレジットカードでも寄付ができます。
https://congrant.com/project/ngokobe/605
・郵便振替
    口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
    ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO 0068556
 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「7月豪雨」と記入して下さい。

カテゴリー
未分類

2020年7月豪雨水害に関する支援ニュース 第88報

現在、熊本県の被災地では市町村や県などから住民から意見を聴く会が頻繁に開催されています。球磨村についた初日には、渡地区の峰・島田大原区長さんとともに熊本県主催の「住民の皆様の御意見・ご提案をお聴きする会」に参加させてもらいました。

本レポートNO・86でも説明していますが、県からの説明によると、これまでの治水対策の継続や補強する場合の効果について、約4割ほど被害を減らすことができるということと、川辺ダムを造った場合には約60%ほど被害が減らせるとのこと。

被災住民からは「ダムありきの議論は拙速」だという意見が相次いでいます。住民の意見として、「ダムの話の前に、生活の再建にかかわる住居や道路、福祉施設、学校などのインフラを先に整備してほしい」、「子どもの頃はもっと球磨川は川底が深く、きれいな砂地だったのに、いまはどろどろの泥でダムにより川の流れが止まった」、「最近は水位計が正確に作動せず、以前より川底に土砂が溜まっているので、河床掘削をしたり、弱くなった堤防を改修してほしい」、「築堤の用地交渉に来た行政の人が『これで安心だ』と言われたのに堤防を越えてしまった住民が納得のいくように考えて欲しい」、「自然の前では人間の力は無力だ。次世代の引き継ぐ子どもたちの意見を聴く場を設けて欲しい」、「山が荒れ、土砂流れ出し、大木が流入した。治山を公的に守れないか」などの意見が多く、誰一人球磨川を悪く言う人はいませんでした。中には「これまで球磨川の恩恵を受けてきて、一度の災害その恩恵をなくすのは耐えられない」という意見もありました。

東日本大震災の被災地でも、現在三陸沿岸地域には要塞のような防潮堤が各地に建設されています。住民からは「こんなはずじゃなかった。海が見えなくなってしまった」「またつなみが来たらきっとまた超えてくる」など、湾口防波堤ができたことで漁師さんからは「潮の流れが変わり、貝などが不漁になった」という声をよく聴きます。 球磨川、川辺川などの川とともに暮らしてきた人、三陸沿岸で海とともに暮らしてきた人たちに共通することは、どんなに災害で傷ついても、自然と共生していくことの大切さと川や海を悪く言う人はいないということです。その恩恵にみなさん感謝しています。

このような住民の意見を聴く会は、災害から4か月近く経ってやっと始まったばかりです。もっと時間をかけて丁寧に住民の意見を聴くことが安心・安全まちづくりにつながると確信します。これまでの被災地の事例からも学ぶことはたくさんあります。同じ失敗はしてほしくありません。自然をこれ以上壊してほしくありません。

東日本大震災の被災者の人から「いまは大変なときかもしれないけれど、あきらめずにがんばって声を上げ続けて欲しい。私たちもわからないことは、行政の人にずっと聞き続けていました。」と球磨川流域のみなさんにエールを頂きました。全国のみなさんが実際に被災地にこれなくても、心を寄せくれています。(増島智子)           

〈〈まだまだお米を集めています!〉〉 

みなし仮設住宅を含め、ぼちぼち仮設住宅に移行し、また家族や親戚のお家に避難されている方が増えてくる中で、お米は本当に喜ばれています。また直後は水、電気、ガスというライフラインが途絶され、不自由な在宅避難をされていた被災者もライフラインが復活し在宅で調理をしたりされますのでお米は欠かせない食料になっています。先日も被災者の方が、「今一番欲しい救援物資は何ですか?」と尋ねたら、「お米が一番嬉しい!」とおっしゃいました。当センターが責任をもって、援助の届きにくい人たちを優先し、かつ必要な被災者に届けたいと思いますので、少しでもいいですからお米を提供して下さいませんか。何卒よろしくお願いします。当センターからお米の提供をお願いして以来、全国各地のみなさまから賛同を得て届けて下さっています。引き続きご支援をお願いします。

【送り先】〒652-0801 兵庫県神戸市兵庫区中道通2-1-10 TEL078-574-0701「被災地NGO恊働センター」まで

(注)現金でもお受けしていますので、下記の方法でお申し込みください。その場合通信欄に「お米代」とご記入ください。

■活動支援金のご協力をお願い致します。

・Yahooからも募金ができるようになりました!! https://donation.yahoo.co.jp/detail/5240003/

・クレジットカードでも寄付ができます。 https://congrant.com/project/ngokobe/605

・郵便振替 口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター

・銀行振込 ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO 0068556 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター*お手数ですが、備考欄に「7月豪雨」もしくは「POSKO 」と記入して下さい。

カテゴリー
未分類

2020年7月豪雨水害に関する支援ニュース 第87報

昨日に続いて、「豪雨からの復旧・復興及び治水対策のあり方等に対する住民の皆様からの御意見・御提案をお聴きする会」で出された参加者の意見や思いをお伝えします。

〇ラフティングを始めて11年目。球磨川と川辺川ではこの間、土砂が溜まっている印象。西瀬橋のボーリングのお手伝いをしたとき、3mあたりでも土砂、8m掘っても岩盤にたどり着かないので、ダムありきではなく、そちらの掘削もするべき。川が仕事場。川辺ダムができて水量が減れば、水の事故も増える。ラフティングは観光資源の一つなので、水量が減ると観光にも影響がでる。50年、100年先のことを考えて、ダムがなくても変わらないということになればどうなるんだろう。山と川の2大柱で考えてほしい。

〇ダムの話の前に球磨村の人が安心して、人が住める地域を作ってほしい。人間の勝手な思い込みをこの災害で反省した。堤防が、市房ダムが、避難所があってもなくても備え行くことが大事だと痛感した。

〇千寿園の近くにあった自宅と、一勝地の職場、人吉の実家の3つを一度になくした。これまでも球磨川を悪く言う人はいない。これからも川のそばで暮らしたい。治水対策(堤防など)が進んで、川と離れた生活になってしまった。自然の前では人は無力だ。

このように、想像を絶するような被害を受けたにもかかわらず、ダムありきではなく「球磨川と共に」という声があることが印象的でした。しかも、いわゆる総合治水としての基本的な考え方やあり方について、しっかりと考えておられるのではないでしょうか。

〇2008年蒲島県知事のダムによらない治水対策を決断したことは正解だったと思う。ダムの建設には反対。ダムができたことで被害が減るとは限らない。
という声もあったようです。そういえば2006年頃には国土交通省による河川行政における治水対策が変わってきたと言える。乱暴かも知れないが「川は溢れるものだ!」という前提をもとに、流域コミュニティ全体で総合治水を考えて行くという取り組みをもう一度しっかりと考えることが必要ではないかと思います。

発災後、地元メディアに「球磨川が悪いのではない。暴れ川というのも止めて欲しい。昔から球磨川による自然の恵みも頂いてきた。」と言われた古老のメッセージが忘れらない。
「今回の災害を他人事と思わず、真剣に向き合うときがきています。」という声も少なくありません。忘れてはならないのは災害からの復興を見据えた時に、将来を生きる子どもたちに“負の連鎖”を遺すことだけは避けなければならないでしょう。(村井雅清)  

〈〈まだまだお米を集めています!〉〉
 みなし仮設住宅を含め、ぼちぼち仮設住宅に移行し、また家族や親戚のお家に避難されている方が増えてくる中で、お米は本当に喜ばれています。また直後は水、電気、ガスというライフラインが途絶され、不自由な在宅避難をされていた被災者もライフラインが復活し在宅で調理をしたりされますのでお米は欠かせない食料になっています。
先日も被災者の方が、「今一番欲しい救援物資は何ですか?」と尋ねたら、「お米が一番嬉しい!」とおっしゃいました。当センターが責任をもって、援助の届きにくい人たちを優先し、かつ必要な被災者に届けたいと思いますので、少しでもいいですからお米を提供して下さいませんか。何卒よろしくお願いします。当センターからお米の提供をお願いして以来、全国各地のみなさまから賛同を得て届けて下さっています。引き続きご支援をお願いします。
【送り先】
〒652-0801 兵庫県神戸市兵庫区中道通2-1-10 TEL078-574-0701
「被災地NGO恊働センター」まで
(注)現金でもお受けしていますので、下記の方法でお申し込みください。その場合通信欄に「お米代」とご記入ください。

■活動支援金のご協力をお願い致します。
・Yahooからも募金ができるようになりました!!
https://donation.yahoo.co.jp/detail/5240003/
・クレジットカードでも寄付ができます。
https://congrant.com/project/ngokobe/605
・郵便振替
    口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
    ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO 0068556
 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「7月豪雨」もしくは「POSKO 」と記入して下さい。

カテゴリー
未分類

2020年7月豪雨水害に関する支援ニュース 第86報

昨日の本レポート第85報で、被災地の各地で本格的に復興計画策定のための懇談会などを重ねていることをお伝えしました。他方、熊本県主催「「令和2年7月豪雨からの復旧・復興及び治水対策のあり方等に対する住民の皆様からの御意見・御提案をお聴きする会」が、10月22日から23日まで球磨村役場や神瀬地区多目的集会施設および山江村などでも、まさに分刻みで、目まぐるしく「お聴きする会」が開かれています。今日24日も球磨村主催で開かれています。昨日のレポートで、「可能な限り丁寧に、じっくりと被災者の話を聴いて」と書きましたが、今回のお聴きする会が丁寧なのか、じっくりなのか分かりませんが、被災者や住民に周知徹底されていないようで、急遽、この情報を知った住民が県に問い合わせて参加を許可されたというケースもあり、参加者も少ないとのことです。「お聴きする会」と言っているだけに残念です。昨日の会に、ちょうど現地入りしている増島からメモが届きましたので、参加者の声の一部をお伝えしたいと思います。

 開会にあたって県の説明に「これまでの治水対策の結果、一定の水位低減効果はあったと推測されるが、堤防高を大きく上回る洪水のため広範囲に浸水した。堤防のかさ上げや河道掘削、遊水池、宅地かさ上げなどの治水対策を継続したとしても被害は38%程度減らすことができる。川辺ダムを造った場合は、60%程度被害を減らすことができる。・・・・・」と始まったようで、知事は「ダムありき」というニュアンスで説明をされているように思います。熊本日日新聞によると、これまで知事は「ダムありき」で発言していることにお詫びをされたと報じていましたが゙・・・・、さて参加者の意見を聴かれて最終的にどのような判断をされるのか、目を離せない状況のようです。参加者のお一人は、次のように訴えられたようです。

 ―球磨川はとってもきれいな川だった。ただただきれいで・・・。子どもと遊ぶ場所で、川があったからこそ都会から帰ってきた。今は被災した人に物資を届けています。その中でも誰一人として、ダムを造ってほしいという人はいない。みんな造ってほしくないと言う。何度も被災しているけれど、それでも川の恩恵を受けてきた。一度の災害でダムを造って、その恩恵をなくすのは耐えられません。川のよさを崩してほしくない。この会議に参加する予約をするときに、どこで知ったのか聞かれ、被災者限定にしていることに疑問を感じる。いろんな立場の意見をくみとってほしい。ダムより先に私たちの生活の再建を先にしてほしい。コロナによりボランティアを県内限定にしたことで、復旧が遅れている。なので、復興に時間がかかり、地元の人がやらざるを得なくなって負担が大きい。
 在宅避難者の中には、カビだらけの家にテント暮らしをしている人がいて、せき込んでいる。また別の人は、体調を崩してうつになっている人もいる。被災者本人は発信が難しいので、代弁させて頂いた。治水対策よりもみなさんの安全と安心を考えてほしい―と。

 災害に遭遇することで、これまでの暮らし方、生き方を見直し、より暮らしがいのある社会を求めるのはあたりまえのことです。それは、こうした会議の在り方も含めて、多様な人の意見を聴くということが最も大切なことではないでしょうか?25年前に、阪神・淡路大震災を経験し、あの時にやはり同じように考えたものです。
 先日来、日本学術会議絡みの問題で連日報道機関はこの問題を取り上げています。先日22日の朝日新聞『科学季評 全体主義への階段上るな』というコーナーで、同会議前会長の山極寿一さんが書いています。「歴史学者ユヴアル・ノア・ハラリは、民主主義国家は非常時に崩壊すると警笛を鳴らす。新型コロナウィルスのような危機こそ、民主主義が損なわれる危険が増す。」と菅首相に警告しています。7月4日から、被災地では水害とコロナとが複合災害として襲ってきた非常時です。是非、多様な一人ひとりの意見に耳を傾け、今後の被災地再建を考えて欲しいと切に願います。(村井雅清)  

〈〈まだまだお米を集めています!〉〉
 みなし仮設住宅を含め、ぼちぼち仮設住宅に移行し、また家族や親戚のお家に避難されている方が増えてくる中で、お米は本当に喜ばれています。また直後は水、電気、ガスというライフラインが途絶され、不自由な在宅避難をされていた被災者もライフラインが復活し在宅で調理をしたりされますのでお米は欠かせない食料になっています。
先日も被災者の方が、「今一番欲しい救援物資は何ですか?」と尋ねたら、「お米が一番嬉しい!」とおっしゃいました。当センターが責任をもって、援助の届きにくい人たちを優先し、かつ必要な被災者に届けたいと思いますので、少しでもいいですからお米を提供して下さいませんか。何卒よろしくお願いします。当センターからお米の提供をお願いして以来、全国各地のみなさまから賛同を得て届けて下さっています。引き続きご支援をお願いします。
【送り先】
〒652-0801 兵庫県神戸市兵庫区中道通2-1-10 TEL078-574-0701
「被災地NGO恊働センター」まで
(注)現金でもお受けしていますので、下記の方法でお申し込みください。その場合通信欄に「お米代」とご記入ください。

■活動支援金のご協力をお願い致します。
・Yahooからも募金ができるようになりました!!
https://donation.yahoo.co.jp/detail/5240003/
・クレジットカードでも寄付ができます。
https://congrant.com/project/ngokobe/605
・郵便振替
    口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
    ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO 0068556
 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「7月豪雨」もしくは「POSKO 」と記入して下さい。

カテゴリー
未分類

2020年7月豪雨水害に関する支援ニュース 第85報

2020年7月豪雨災害で甚大な被害を受けた人吉市、八代市、球磨村、芦北町などは、いよいよ本格的に復興計画策定のための懇談会などを重ねているようです。拙速に決めなければならないこともあるのでしょうが、やはり被災者は期限を決められても、なかなか判断に迷う方も少なくないでしょうから、可能な限り丁寧に、じっくりと被災者の話を聴いて、計画に反映して欲しいものです。日本はものごとを決めるときには、多数決で決めることが当たり前のようになつているようで、一人ひとりの意見を聴いた上でまとめるということをしません。「一人ひとりの意見を聞いていたら切りがない!」「時間がないので、ある程度議論をしたら、多数決で決めるもんだ!」という慣習に倣うものです。しかし、案外徹底して議論をし、会を重ねると決まるものです。最後は多数決になるかも知れませんが、そこに至るプロセスが大事なことです。いうまでもなく、大規模災害後の復興計画は、当然被災者の声が十分に反映されなければならないものです。
 球磨村でのアンケートでは、9割の人が「元に戻って住みたい」と切望しているというデータも出ています。元に戻ると言ってもいろいろな方策が考えられるので、過去の被災地の事例をも参考にしながら、また思い切った施策を講じることも首長には求められているのではないでしょうか。

 地球温暖化による気候変動による災害の規模は、年々甚大になっているような気がします。とすればこれまでのような対策だけでは防ぎようがないという厳しい現実も突き付けられています。自然と向き合うことを根底に、根本的に考え直すということにチャレンジして欲しいものです。
 さて、当センターのスタッフ増島智子が、今日から被災地に入っています。また被災地レポートが送られてきますが、引きつづきご支援をよろしくお願い致します。お米も引き続き集めますのでご協力をよろしくお願い致します。(村井雅清)

〈〈まだまだお米を集めています!〉〉
 みなし仮設住宅を含め、ぼちぼち仮設住宅に移行し、また家族や親戚のお家に避難されている方が増えてくる中で、お米は本当に喜ばれています。また直後は水、電気、ガスというライフラインが途絶され、不自由な在宅避難をされていた被災者もライフラインが復活し在宅で調理をしたりされますのでお米は欠かせない食料になっています。
先日も被災者の方が、「今一番欲しい救援物資は何ですか?」と尋ねたら、「お米が一番嬉しい!」とおっしゃいました。当センターが責任をもって、援助の届きにくい人たちを優先し、かつ必要な被災者に届けたいと思いますので、少しでもいいですからお米を提供して下さいませんか。何卒よろしくお願いします。当センターからお米の提供をお願いして以来、全国各地のみなさまから賛同を得て届けて下さっています。引き続きご支援をお願いします。
【送り先】
〒652-0801 兵庫県神戸市兵庫区中道通2-1-10 TEL078-574-0701
「被災地NGO恊働センター」まで
(注)現金でもお受けしていますので、下記の方法でお申し込みください。その場合通信欄に「お米代」とご記入ください。

■活動支援金のご協力をお願い致します。
・Yahooからも募金ができるようになりました!!
https://donation.yahoo.co.jp/detail/5240003/
・クレジットカードでも寄付ができます。
https://congrant.com/project/ngokobe/605
・郵便振替
    口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
    ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO 0068556
 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「7月豪雨」もしくは「POSKO 」と記入して下さい。

カテゴリー
未分類

2020年7月豪雨水害に関する支援ニュース 第84報

「2020年7月豪雨災害」発生後、7月中旬に初めて被災地球磨村に入って以来お世話になっている球磨村渡(峯・島田)地区区長大原伸司さんに出会い、以後情報交換をさせて頂いています。本支援レポートでも、大原伸司さんについては折に触れて紹介させて頂いていますが、大原さんのお声がけで渡地区の区長さんが集まり、10月17日の土曜日に発災後初めての区長会が開かれました。球磨村の村長さんも少し参加されたようです。
 同会の中で、被害に遭った「特別養護老人ホーム千寿園」の発災直後のリアルな話も出たようです。大原さんが驚いたのは、次のような地域との連携があったそうです。あまりマスコミなどではこのような内容については紹介されていないようなので是非紹介したいと思います。

 ― 
千寿園のあった渡第5地区の中の小川集落は平時より防災訓練と勉強会をしており、連絡網もそのひとつ。災害当日は区長の判断で全員避難と車両の移動を迅速に行った。千寿園では小川の住人が訓練していたタオル担架やロープで40人程利用者を2階上げた。そのうち持ちこたえていた強化ガラスがパンと割れ、泥水が崩れ込み、渦となり自分達の命を守るのに精一杯だった。―

 この千寿園の救出の話というのは、マスコミでも職員や消防団の話は出ていましたが、こうして地域の訓練が施設の救助に役立ったというのは珍しいことだと思います。災害の多い日本において地域防災の重要性は強調されますが、いざとなるとこのように対応することは難しく、厳しいものがある中で見事な連携プレーだと思います。残念ながら犠牲者も出てしまいましたが、あらためてしっかり検証することで、次なる災害時のことを想定した対策に役立つのではないかと思われます。
 大原さんは4月に新しい区長さんになったばかりなので、同じ渡地区の取り組みではありますが、こういう連携が必要なんだと痛感されたようです。とりわけ被災地渡では、もう冬支度が急がれています。仮設住宅に入居された方も少しずつ増えています。でも一方でまだ避難所生活や在宅避難をされたままという方もおられます。いよいよ、渡地区の区長さんも情報交換をされ、これから復興というフェーズに対しての活動に奔走されるでしょう。
 まだまだ被災地の支援が必要だと思われます。今後とも引き続きご支援をよろしくお願い致します。(村井雅清)

〈〈まだまだお米を集めています!〉〉
 みなし仮設住宅を含め、ぼちぼち仮設住宅に移行し、また家族や親戚のお家に避難されている方が増えてくる中で、お米は本当に喜ばれています。また直後は水、電気、ガスというライフラインが途絶され、不自由な在宅避難をされていた被災者もライフラインが復活し、在宅で調理をしたりされますのでお米は欠かせない食料になっています。
先日も被災者の方が、「今一番欲しい救援物資は何ですか?」と尋ねたら、「お米が一番嬉しい!」とおっしゃいました。当センターが責任をもって、援助の届きにくい人たちを優先し、かつ必要な被災者に届けたいと思いますので、少しでもいいですからお米を提供して下さいませんか。何卒よろしくお願いします。当センターからお米の提供をお願いして以来、全国各地のみなさまから賛同を得て届けて下さっています。引き続きご支援をお願いします。
【送り先】
〒652-0801 兵庫県神戸市兵庫区中道通2-1-10 TEL078-574-0701
「被災地NGO恊働センター」まで
(注)現金でもお受けしていますので、下記の方法でお申し込みください。その場合通信欄に「お米代」とご記入ください。

■活動支援金のご協力をお願い致します。
・Yahooからも募金ができるようになりました!!
https://donation.yahoo.co.jp/detail/5240003/
・クレジットカードでも寄付ができます。
https://congrant.com/project/ngokobe/605
・郵便振替
    口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
    ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO 0068556
 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「7月豪雨」もしくは「POSKO 」と記入して下さい。

カテゴリー
未分類

2020年7月豪雨水害に関する支援ニュース 第83報

「POSKOチームうと」の活動紹介
「POSKOチームうと」は、熊本県宇土市にありPOSKOの中で最も被災地から遠いところにあります。それでも被災者は、ここまで救援物資を取りに行きます。こんな遠いところに、物資を扱っている支援拠点があるということを、どうして被災者に伝わるのか不思議なことです。他のPOSKOと比べて扱っている物資の量がハンパないのが特徴かもしれません。

ところで、そもそも私がどのようにしてこの宇土市にあるPOSKOを見つけたのかを説明します。実は2016年の熊本地震のあと、熊本県から仮設住宅の見守り事業を受託していた「よかたいネット熊本」という団体があり、リーダーが当センターに訪ねて来られたことがあって知り合ったのです。今回支援拠点となるPOSKOの候補を探すためにそのよかたいネットの男性リーダーに聞いて紹介して貰おうと考えたのです。名刺を繰って携帯電話に電話したところ、全く違う人が電話に出たのです。「えっ、この電話はよか隊ネット熊本さんの電話ではないでしょうか?」と聞いたら、「あっ、この電話よかたいネットさんから借りているんです。』と女性の声が・・・???。一応こちらの事情を話したところ、「私がそういう支援をしているのですが・・・」と言われました。詳しく聞いて見ると、熊本の水害があり心配して東京から戻ってきて、支援活動をしているとのことなのです。宇土市にある「ナカムラ」という大きな倉庫会社の一部を借りて救援物資を集められていました。「借りて」と言いましたが、実は9月中旬まで無料で貸して下さっていたのです。そしてこの「チームうと」さんの応援団に、人吉出身の方も数名おられ、また熊本市内の寺の僧侶やよかたいネット熊本とも連携していたり、代表のHさんが持つネットワークが広いので、簡単には全容が把握できないのです。加えて、Hさんの支援の姿勢と被災地の状況を分析する力が素晴らしく、たまたまの電話のご縁だったけれどPOSKOとして支援させて頂こうと決めたのです。

基本は援助の届きにくい被災者(被災地)を支援するという方針で、主に芦北町の被災地を支援されていますが、球磨村の一勝地や渡にも足を運んでおられます。物資が不足してくると行政に電話をし、調達する場合もあるようです。物資を配布するときに丁寧に被災者に寄り添っておられるようで、Hさんと電話で話すだけで被災地の様子がわかります。ボランティアで手伝って下さる人たちの中に、人吉出身の方がおられることもHさんにとっては力強い支えになっているように思います。倉庫「ナカムラ」を出てからはHさんの自宅を拠点にされていますが、今後は、物資提供を絞り込みながら、寄り添いを通して傾聴ボランティアを模索しているようです。

POSKOについては、これまでの5グループの紹介で終わります。第2弾のPOSKO支援も行う予定です。今後とも引き続きご支援をお願いします。(村井雅清)

〈〈まだまだお米を集めています!〉〉
 みなし仮設住宅を含め、ぼちぼち仮設住宅に移行し、また家族や親戚のお家に避難されている方が増えてくる中で、お米は本当に喜ばれています。また直後は水、電気、ガスというライフラインが途絶され、不自由な在宅避難をされていた被災者もライフラインが復活し、在宅で調理をしたりされますのでお米は欠かせない食料になっています。
先日も被災者の方が、「今一番欲しい救援物資は何ですか?」と尋ねたら、「お米が一番嬉しい!」とおっしゃいました。当センターが責任をもって、援助の届きにくい人たちを優先し、かつ必要な被災者に届けたいと思いますので、少しでもいいですからお米を提供して下さいませんか。何卒よろしくお願いします。当センターからお米の提供をお願いして以来、全国各地のみなさまから賛同を得て届けて下さっています。引き続きご支援をお願いします。
【送り先】
〒652-0801 兵庫県神戸市兵庫区中道通2-1-10 TEL078-574-0701
「被災地NGO恊働センター」まで
(注)現金でもお受けしていますので、下記の方法でお申し込みください。その場合通信欄に「お米代」とご記入ください。

■活動支援金のご協力をお願い致します。
・Yahooからも募金ができるようになりました!!
https://donation.yahoo.co.jp/detail/5240003/
・クレジットカードでも寄付ができます。
https://congrant.com/project/ngokobe/605
・郵便振替
    口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
    ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO 0068556
 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「7月豪雨」もしくは「POSKO 」と記入して下さい。

カテゴリー
未分類

2020年7月豪雨水害に関する支援ニュース 第82報

「POSKO球磨村復興協力隊」の活動紹介
  一昨日、「POSKOチーム神瀬」を紹介しましたが、実は神瀬にはもう一つPOSKOがあります。「POSKO球磨村復興協力隊」といいます。代表は大谷知広さんで、神瀬を中心に幅広く活動をされています。彼は、そもそも球磨村の地域おこし協力隊員として今年3月末まで働いていて、神瀬の村営住宅に住み被災を受けました。

 発災直後は人吉市多良木町の旧多良木高校避難所に避難し、そこで避難所運営のお手伝いもしていました。同避難所から毎日のように元住んでいた神瀬に足を運び、被災者宅の泥だしや家財道具の運び出しもしながら、「とにかく早い時期に、被災者のみなさんが神瀬に帰って来た時に気軽によれるサロンを開きたい」と場所探しをしていました。神瀬の多目的集会所裏手にあった築10数年の全壊の被災者宅の玄関先とガレージを貸してくれることになり、そこで自分たちのことを自分たちでやれるように自立型炊出しの実施を目指し、「神瀬みんなでごはんプロジェクト」を、2週間に一回くらいのペースで始めています。一度は、当センターのスタッフ増島智子がそこで足湯も提供させて頂きました。サロンを皮切りに「コミュニティ再生支援」として忙しく動かれています。また「子ども支援(カタリバとの連携)」として、仮設住宅での子ども祭りを手伝ったり、カタリバの学習サポートを手伝ったりと勢力的に活動をされています。こうして活動の拠点はやはり神瀬が中心のようで、これから「ko-nose 
Artプロジェクト」なども企画しておられます。これは村営住宅の壁の使用許可がおりたので、壁に子どもたちが自由に絵を描くということを考えているようです。

 余談ですが、私がマルマラ海地震(トルコ)で、被災地に建てられた「日本―トルコ村」という仮設住宅団地のサポートをしていたとき、日本からアーティストを招いて同じように仮設の壁にお絵かきをしたり、団地の壁にお絵かきをしたことを思い出しました。彼らが始めようとする「ko-nose 
Artプロジェクト」はきっと子どもたちのこころが癒される場になるでしょう。
発災後、大谷さんとお出会いしてから、球磨村に足を運ぶたびに彼に会いに行きますが、とにかく顔の広いというか幅広い人脈を築いています。神瀬では、毎週「こうのせ再生委員会」が開かれていますが、大谷さんが仕掛けるサロンをはじめ、こうした多彩な活動が絶妙な役割を果たしているようです。彼の存在なくして神瀬の再生はないと言っても過言ではありません。これからも引き続きご支援をお願いします。(村井雅清)

〈〈まだまだお米を集めています!〉〉
 みなし仮設住宅を含め、ぼちぼち仮設住宅に移行し、また家族や親戚のお家に避難されている方が増えてくる中で、お米は本当に喜ばれています。また直後は水、電気、ガスというライフラインが途絶され、不自由な在宅避難をされていた被災者もライフラインが復活し、在宅で調理をしたりされますのでお米は欠かせない食料になっています。
先日も被災者の方が、「今一番欲しい救援物資は何ですか?」と尋ねたら、「お米が一番嬉しい!」とおっしゃいました。当センターが責任をもって、援助の届きにくい人たちを優先し、かつ必要な被災者に届けたいと思いますので、少しでもいいですからお米を提供して下さいませんか。何卒よろしくお願いします。当センターからお米の提供をお願いして以来、全国各地のみなさまから賛同を得て届けて下さっています。引き続きご支援をお願いします。
【送り先】
〒652-0801 兵庫県神戸市兵庫区中道通2-1-10 TEL078-574-0701
「被災地NGO恊働センター」まで
(注)現金でもお受けしていますので、下記の方法でお申し込みください。その場合通信欄に「お米代」とご記入ください。

■活動支援金のご協力をお願い致します。
・Yahooからも募金ができるようになりました!!
https://donation.yahoo.co.jp/detail/5240003/
・クレジットカードでも寄付ができます。
https://congrant.com/project/ngokobe/605
・郵便振替
    口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
    ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO 0068556
 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「7月豪雨」もしくは「POSKO 」と記入して下さい。

カテゴリー
未分類

2020年7月豪雨水害に関する支援ニュース 第81報

台風19号から1年が経ち、いまだに傷が癒えていません。毎年各地で水害被害に見舞われています。各被災地でもいまだ復興の途上です。いま私たちにできることを少しずつ!
みなさんにご協力頂いているお米を被災者の方へお届けしています。当センターではPOSKO支援をしている団体さんなどを通して、在宅避難者、仮設住民の方、みなし仮設など避難生活をしている住民さんにお届けしたり、炊き出しに使って頂いたりしています。
現地では「物資にはお米がないので、とっても助かります」、「お米も流されたから助かります。」「毎日ご飯を食べているので、うれしいです。」「わぁ、うれしいわ。他のところのお米の味、楽しみだ!」「お米とってもおいしかったです」と感謝の言葉を頂いています。

 また、お米をくれた方からは「少しですが、頂き物のお米、秋田のおいしいお米です。お役に立てて下さいね」、「少しでも被災された方のお役に立てればうれしいです。」「福島大学のゼミの学生が田植えから育てたコシヒカリを送ります。放射線検査で“不検出”だったことを申し添えておきます。このお米がお役に立てたら幸いです」、「コロナ禍、猛暑の中での被災地の復興作業本当に大変ですね。ほんの少しお米を送らせて頂きます。」などの声を頂いています。コロナ禍で直接支援がなかなかできない中で、お米を送って被災地の支援になるならとのお声も寄せてくれています。また、被災地からのリレーとして、栃木、茨木、福島、石川、兵庫県佐用町、東日本大震災の被災者の方などなど、これまでつながりのあるたくさんのみなさんにお米をご提供頂いています。
 これまでに集まったお米は1,638キロと1トンをゆうに超えました。コロナ禍でみなさんの生活も大変な時に貴重なお米を送って頂き、本当に感謝申し上げます。今後も当センターでは活動を続けていきますので、どうぞよろしくお願い致します。(増島 智子)

〈〈まだまだお米を集めています!〉〉
 みなし仮設住宅を含め、ぼちぼち仮設住宅に移行し、また家族や親戚のお家に避難されている方が増えてくる中で、お米は本当に喜ばれています。また直後は水、電気、ガスというライフラインが途絶され、不自由な在宅避難をされていた被災者もライフラインが復活し、在宅で調理をしたりされますのでお米は欠かせない食料になっています。
先日も被災者の方が、「今一番欲しい救援物資は何ですか?」と尋ねたら、「お米が一番嬉しい!」とおっしゃいました。当センターが責任をもって、援助の届きにくい人たちを優先し、かつ必要な被災者に届けたいと思いますので、少しでもいいですからお米を提供して下さいませんか。何卒よろしくお願いします。当センターからお米の提供をお願いして以来、全国各地のみなさまから賛同を得て届けて下さっています。引き続きご支援をお願いします。
【送り先】
〒652-0801 兵庫県神戸市兵庫区中道通2-1-10 TEL078-574-0701
「被災地NGO恊働センター」まで
(注)現金でもお受けしていますので、下記の方法でお申し込みください。その場合通信欄に「お米代」とご記入ください。

■活動支援金のご協力をお願い致します。
・Yahooからも募金ができるようになりました!!
https://donation.yahoo.co.jp/detail/5240003/
・クレジットカードでも寄付ができます。
https://congrant.com/project/ngokobe/605
・郵便振替
    口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
    ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO 0068556
 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「7月豪雨」もしくは「POSKO 」と記入して下さい。

カテゴリー
未分類

2020年7月豪雨水害に関する支援ニュース 第80報

「POSKOチーム神瀬」の活動紹介
 POSKO第3号の紹介は熊本県球磨郡球磨村神瀬で活動する女性チームです。
代表は神瀬保育園園長さんの娘Iさん、副代表はスクールソーシャルワーカーの資格を持つ民間の介護生活研究所の相談支援専門員をされているFさんです。発災から二人は、神瀬の子どもたちが元気にしているのか?避難所暮らしはストレスが溜まるだろうなぁ?と被災児童のことが気になっていて、ずっとモヤモヤした気持ちを持ち続けていた。

発災後の約2か月を前にした8月29日に、旧神瀬小学校にある福祉センター「たかおと」の図書室を使って、子どもたちを集め、お遊びや学習支援をされたのがはじめての活動のようです。阪神・淡路大震災から8カ月ほどした「市民とNGOの『防災』国際フォーラム』のメイン会場のステージに集まって貰った時に、小学生が「生きていてよかったなあ!」と喜び合い、しかし「でも住む家がない!」とうなだれた光景が思い出される。おそらく、「たかおと」に集まった子どもたちも同じような気持ちだったのでしょう。二人は、その後POSKO支援金を活用して、保護者と子どもたちによびかけキャンプをしようと企画したのです。そのキャンプ終了後、一人の小学校6年生の子どもが「ぼくの家はひさいしていないけど、みんな遠くに行ってしまってずっと寂しかった。会って遊べることはありがたいと思った。」という感想文を寄せられたそうです。災害によって子どもたちの精神的ストレスは相当なものだろうと推測できますが、チーム神瀬の二人が子どもたちのささいな心の変化も見逃さず、ケアをしようと頑張っています。そのキャンプには保護者の方も同行しており、久しぶりにホッとできる時間となったとのことです。こうして子どものことを気にかけてくれる大人がいることで、保護者にとっても少しでも自分だけの時間ができることが有意義なことでしょう。
今月24日には「こうのせの集い」が開催されます。これはIさんが毎週開催されている「こうのせ再生委員会」で提案され、実現したものです。彼女は2ヶ月間必死に活動してきて、ふと被災を受けた故郷をみて、「いまのこの風景をみて、寂しい今日この頃。子どもたちのためにも運動会をしたい!」と語っていました。そして、子どもたちだけでなく大人も楽しめるレクリエーションをしたいと話してくれた彼女の瞳は嬉しそうに輝いていました。

私が25年前の阪神・淡路大震災の時、かかわったボランティアグループが保育園を拠点にしていたグループで、やはり震災から1か月ほどした時に、保育を再開しようとなり、その時の議論で「お母さんも、一人になりたい時間が必要だよ!」という意見があったが、私にはその発言で“目から鱗”状態になったのも思い出します。片方だけを見ていたら、もう一つの方がおろそかになるということを教わった瞬間でした。これからも若い二人はまだまだ悩むことも多いでしょう。でも子どもたちにとっては、二人がかけがえのない友達なんだということを忘れないで欲しいですね。これからもお二人の活躍を応援して下さい。よろしくお願い致します。(村井雅清)

〈〈まだまだお米を集めています!〉〉
 みなし仮設住宅を含め、ぼちぼち仮設住宅に移行し、また家族や親戚のお家に避難されている方が増えてくる中で、お米は本当に喜ばれています。また直後は水、電気、ガスというライフラインが途絶され、不自由な在宅避難をされていた被災者もライフラインが復活し、在宅で調理をしたりされますのでお米は欠かせない食料になっています。
先日も被災者の方が、「今一番欲しい救援物資は何ですか?」と尋ねたら、「お米が一番嬉しい!」とおっしゃいました。当センターが責任をもって、援助の届きにくい人たちを優先し、かつ必要な被災者に届けたいと思いますので、少しでもいいですからお米を提供して下さいませんか。何卒よろしくお願いします。当センターからお米の提供をお願いして以来、全国各地のみなさまから賛同を得て届けて下さっています。引き続きご支援をお願いします。
【送り先】
〒652-0801 兵庫県神戸市兵庫区中道通2-1-10 TEL078-574-0701
「被災地NGO恊働センター」まで
(注)現金でもお受けしていますので、下記の方法でお申し込みください。その場合通信欄に「お米代」とご記入ください。

■活動支援金のご協力をお願い致します。
・Yahooからも募金ができるようになりました!!
https://donation.yahoo.co.jp/detail/5240003/
・クレジットカードでも寄付ができます。
https://congrant.com/project/ngokobe/605
・郵便振替
    口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
    ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO 0068556
 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「7月豪雨」もしくは「POSKO 」と記入して下さい。