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2020年7月豪雨水害に関する支援ニュース 第78報

「POSKO球磨村雲泉寺災害ボランティアグループ」の活動紹介

 前号で予告しましたように、POSKO紹介の第1号は表記のグループです。球磨郡球磨村渡にある雲泉寺(曹洞宗)を拠点にして被災者支援をされているグループです。同寺は氾濫した球磨川に沿って走っている国道219号線から見える立派なお寺です。高台に位置していたために、寺自体は被害を免れたものの約250軒ほどある檀家さんのうち75軒が全壊被害を受けています。発災当初は、数件の被災者が同寺で避難生活を送られていたようです。 これまでに75軒の全壊家庭をはじめ延べ300世帯への支援をしてこられました。つまり檀家さんであろうが、なかろうが支援をされているということです。立派なお寺の客間に足の踏み場もないほど救援物資が置かれていました。みなさまからご支援頂いたお米やマスクなどは毎回私が訪問する度に運んでいます。

 実はこの寺の住職は、女性で平日は東京の大学で教鞭をとっておられ、週末に寺に帰ってきて執事をされています。被災者宅に東奔西走しておられるのは、住職の妹さんのMさんでいつも鹿児島から走って来られます。今回POSKO支援の活動報告を拝見すると、8月は8日間、9月は9日間と車を出していることがガソリン給油歴を見ると一目瞭然です。
 早い段階でニーズの変化をキャッチし、冬用の衣類や主に仮設住宅への入居が決まった人の為に電化製品を集め配っています。FBで物資の提供を呼びかけていますが、鹿児島を中心に約300名のボランティアが手伝って下さっており、かなり機動的に動いていることがFBなどSNS情報で伝わって来ます。
 実はMさんは鹿児島の地元でヨガなどのインストラクターもされており相当忙しい生活をされているのですが、こうした活動をされていることに頭が下がります。最近は本職の経験を活かし、避難所での体操を被災者に披露しています。

 一度全壊の支援先に案内して頂いた時に、泥が座敷の上に流れ込み、カチカチになった家の中を被災者の説明を受けながらお話を聞いておられる姿を見ていて、しっかり被災者に寄り添っておられたので、被災者も頼りにされているんだなぁと思いました。
 同グループは、被害家屋の片付や特に今後の住まい相談を受けたり、約2000枚の被災写真の洗浄作業もしてこられました。今後は、仮設住宅にお住いの被災者支援に絞られていくでしょうが、まだしばらくは活動を続けられるとのことです。
このようにPOSKOは未だ閉じることなく頑張っておられます。今後とも是非ご協力をお願いします。(村井雅清)

〈〈まだまだお米を集めています!〉〉
 みなし仮設住宅を含め、ぼちぼち仮設住宅に移行し、また家族や親戚のお家に避難されている方が増えてくる中で、お米は本当に喜ばれています。また直後は水、電気、ガスというライフラインが途絶され、不自由な在宅避難をされていた被災者もライフラインが復活し、在宅で調理をしたりされますのでお米は欠かせない食料になっています。
先日も被災者の方が、「今一番欲しい救援物資は何ですか?」と尋ねたら、「お米が一番嬉しい!」とおっしゃいました。当センターが責任をもって、援助の届きにくい人たちを優先し、かつ必要な被災者に届けたいと思いますので、少しでもいいですからお米を提供して下さいませんか。何卒よろしくお願いします。当センターからお米の提供をお願いして以来、全国各地のみなさまから賛同を得て届けて下さっています。引き続きご支援をお願いします。
【送り先】
〒652-0801 兵庫県神戸市兵庫区中道通2-1-10 TEL078-574-0701
「被災地NGO恊働センター」まで
(注)現金でもお受けしていますので、下記の方法でお申し込みください。その場合通信欄に「お米代」とご記入ください。

■活動支援金のご協力をお願い致します。
・Yahooからも募金ができるようになりました!!
https://donation.yahoo.co.jp/detail/5240003/
・クレジットカードでも寄付ができます。
https://congrant.com/project/ngokobe/605
・郵便振替
    口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
    ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO 0068556
 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「7月豪雨」もしくは「POSKO 」と記入して下さい。

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