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2020年7月豪雨水害に関する支援ニュース 第86報

昨日の本レポート第85報で、被災地の各地で本格的に復興計画策定のための懇談会などを重ねていることをお伝えしました。他方、熊本県主催「「令和2年7月豪雨からの復旧・復興及び治水対策のあり方等に対する住民の皆様からの御意見・御提案をお聴きする会」が、10月22日から23日まで球磨村役場や神瀬地区多目的集会施設および山江村などでも、まさに分刻みで、目まぐるしく「お聴きする会」が開かれています。今日24日も球磨村主催で開かれています。昨日のレポートで、「可能な限り丁寧に、じっくりと被災者の話を聴いて」と書きましたが、今回のお聴きする会が丁寧なのか、じっくりなのか分かりませんが、被災者や住民に周知徹底されていないようで、急遽、この情報を知った住民が県に問い合わせて参加を許可されたというケースもあり、参加者も少ないとのことです。「お聴きする会」と言っているだけに残念です。昨日の会に、ちょうど現地入りしている増島からメモが届きましたので、参加者の声の一部をお伝えしたいと思います。

 開会にあたって県の説明に「これまでの治水対策の結果、一定の水位低減効果はあったと推測されるが、堤防高を大きく上回る洪水のため広範囲に浸水した。堤防のかさ上げや河道掘削、遊水池、宅地かさ上げなどの治水対策を継続したとしても被害は38%程度減らすことができる。川辺ダムを造った場合は、60%程度被害を減らすことができる。・・・・・」と始まったようで、知事は「ダムありき」というニュアンスで説明をされているように思います。熊本日日新聞によると、これまで知事は「ダムありき」で発言していることにお詫びをされたと報じていましたが゙・・・・、さて参加者の意見を聴かれて最終的にどのような判断をされるのか、目を離せない状況のようです。参加者のお一人は、次のように訴えられたようです。

 ―球磨川はとってもきれいな川だった。ただただきれいで・・・。子どもと遊ぶ場所で、川があったからこそ都会から帰ってきた。今は被災した人に物資を届けています。その中でも誰一人として、ダムを造ってほしいという人はいない。みんな造ってほしくないと言う。何度も被災しているけれど、それでも川の恩恵を受けてきた。一度の災害でダムを造って、その恩恵をなくすのは耐えられません。川のよさを崩してほしくない。この会議に参加する予約をするときに、どこで知ったのか聞かれ、被災者限定にしていることに疑問を感じる。いろんな立場の意見をくみとってほしい。ダムより先に私たちの生活の再建を先にしてほしい。コロナによりボランティアを県内限定にしたことで、復旧が遅れている。なので、復興に時間がかかり、地元の人がやらざるを得なくなって負担が大きい。
 在宅避難者の中には、カビだらけの家にテント暮らしをしている人がいて、せき込んでいる。また別の人は、体調を崩してうつになっている人もいる。被災者本人は発信が難しいので、代弁させて頂いた。治水対策よりもみなさんの安全と安心を考えてほしい―と。

 災害に遭遇することで、これまでの暮らし方、生き方を見直し、より暮らしがいのある社会を求めるのはあたりまえのことです。それは、こうした会議の在り方も含めて、多様な人の意見を聴くということが最も大切なことではないでしょうか?25年前に、阪神・淡路大震災を経験し、あの時にやはり同じように考えたものです。
 先日来、日本学術会議絡みの問題で連日報道機関はこの問題を取り上げています。先日22日の朝日新聞『科学季評 全体主義への階段上るな』というコーナーで、同会議前会長の山極寿一さんが書いています。「歴史学者ユヴアル・ノア・ハラリは、民主主義国家は非常時に崩壊すると警笛を鳴らす。新型コロナウィルスのような危機こそ、民主主義が損なわれる危険が増す。」と菅首相に警告しています。7月4日から、被災地では水害とコロナとが複合災害として襲ってきた非常時です。是非、多様な一人ひとりの意見に耳を傾け、今後の被災地再建を考えて欲しいと切に願います。(村井雅清)  

〈〈まだまだお米を集めています!〉〉
 みなし仮設住宅を含め、ぼちぼち仮設住宅に移行し、また家族や親戚のお家に避難されている方が増えてくる中で、お米は本当に喜ばれています。また直後は水、電気、ガスというライフラインが途絶され、不自由な在宅避難をされていた被災者もライフラインが復活し在宅で調理をしたりされますのでお米は欠かせない食料になっています。
先日も被災者の方が、「今一番欲しい救援物資は何ですか?」と尋ねたら、「お米が一番嬉しい!」とおっしゃいました。当センターが責任をもって、援助の届きにくい人たちを優先し、かつ必要な被災者に届けたいと思いますので、少しでもいいですからお米を提供して下さいませんか。何卒よろしくお願いします。当センターからお米の提供をお願いして以来、全国各地のみなさまから賛同を得て届けて下さっています。引き続きご支援をお願いします。
【送り先】
〒652-0801 兵庫県神戸市兵庫区中道通2-1-10 TEL078-574-0701
「被災地NGO恊働センター」まで
(注)現金でもお受けしていますので、下記の方法でお申し込みください。その場合通信欄に「お米代」とご記入ください。

■活動支援金のご協力をお願い致します。
・Yahooからも募金ができるようになりました!!
https://donation.yahoo.co.jp/detail/5240003/
・クレジットカードでも寄付ができます。
https://congrant.com/project/ngokobe/605
・郵便振替
    口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
    ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO 0068556
 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「7月豪雨」もしくは「POSKO 」と記入して下さい。

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