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2020年7月豪雨水害に関する支援ニュース 第135報

豪雨水害から10ヶ月が経ちました。すでに九州は過去2番目の早さで梅雨入りし、今日は被災地では土砂降りの雨が降り続いています。被災者のみなさんはきっと不安な時間を過ごしていると思います。
前号でもお伝えしていますが、とにかく早めの避難を心掛けましょう!!

ご報告が遅れ申し訳ありませんが、4月に熊本の豪雨被災地に行ってきました。みなさんからお預かりしたお米をお配りしてきました。八代市坂本町、相良村、人吉市のみなさんにお届けました。「いつもありがとう!この間のお米もおいしかった!」という声を頂きました!

 坂本町の被災地では解体作業が始まっていて、いままであったお宅がなくなり、空き地になっているところがちらほらあり、すこし寂しい風景が広がっていました。家を解体するときの“音”というのは、とても心に重たく響きます。「バキバキ、ガシャーン」とそれぞれの家族が過ごしてきた大切なたくさんの想い出がつまった家を解体されるというのは、ご家族にとって心が張り裂けそうな時間です。

解体をする傍ら、家を見守るように、家財道具を整理したり、畑の草取りをしているご夫婦にお米をお届けしました。お家に行くと、旦那さんは、流れずに済んだ得意料理のレシピをうれしそうに見せてくれました。「これは2階にあったから流れずに助かったんです。」と…。八代市内のみなし仮設に住んでいるご夫婦ですが、アパートは狭くてすることもないから、ほぼ毎日坂本の自宅に来て、畑仕事などをしているのです。その場所への再建は水が怖いということもあって断念しました。数日後すっかり更地になった敷地には、また畑を作る予定だそうです。

少しずつ、解体が進む被災地ですが、解体期限ぎりぎりまで家をどうするか悩んでいる人もいます。短い時間のなかで、家の再建を決めなければならず、再建をした人の中でも、かさ上げや遊水池の話の提示が県からあり、再建への歩みが滞っています。「復興」を急ぐばかりに、住民が納得のいかない町ができてしまった被災地が過去にもありました。住民さんの声に耳を傾けながら、寄り添っていきたいと思います。(増島 智子)

〈〈懲りずにお米を集めています!〉〉
 昨年7月4日に豪雨災害が発生し、まもなく1年になります。それでも被災地にお米を、しかも「同じお米を送るなら美味しいお米を!」と銘柄にこだわり、送って下さる方が途絶えません。ほんとうに心から感謝致します。お米はほんとうに喜ばれます。仮設住宅を訪問していても、お独り暮らしの方々も「お米は自分で焚きます」という方ほとんどです。今後ともよろしくお願いします。
【送り先】
〒652-0801 兵庫県神戸市兵庫区中道通2-1-10 TEL078-574-0701
「被災地NGO恊働センター」まで
(注)現金でもお受けしていますので、下記の方法でお申し込みください。その場合通信欄に「お米代」とご記入ください。 

■活動支援金のご協力をお願い致します。
・クレジットカードでも寄付ができます。
https://congrant.com/project/ngokobe/605
・郵便振替
    口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
    ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO 0068556
 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「7月豪雨」もしくは「POSKO 」と記入して下さい。

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