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2020年7月豪雨水害に関する支援ニュース 第156報

<個庫茶屋メンバーの普段着の支え合い―8>
 そもそも個庫茶屋メンバーの成り立ちは、熊本地震(2016)に遡ることは、すでに説明しました。それから4年後に昨年の豪雨水害が発生したのですが、熊本地震の被災者に手作りの帽子や新鮮野菜、生活雑貨などの救援物資を届けることを第一歩として始めたことから、自分たちが住むこの人吉・球磨に災害が襲ってきたら、今のような体制では駄目だ!と思い、救援活動をしながら、地域の支え合いの強化を意識したようです。こうした4年間の取り組みを踏まえて、昨年の豪雨災害直後から救援物資として食器・衣類・寝具・電化製品などの生活雑貨、そして被災児童のためにランドセルも集め、被災者救援を始めました。救援と言っても、地域でともに暮らしている知人・友人が被災を受けているので、身構えることもなく当たり前のように、できることをしようと動き出したので、“救援”という意識はないと言っていいでしょう。一方で同メンバーの物資拠点に遠く離れた球磨村の集落からも、日に日に物資を貰いに来られる人が増え、そうした被災者にも目配りをしていたのです。同時に、熊本の経験から「いつまでも物資の提供を続けるのは・・・・・?」と疑問も持っていたので、その物資を再利用することを考え、8ヶ月後にはものづくり工房へと転換したのです。他の同じような物資提供をはじめたPOSKOでは、このようにタイミングよく転換した話は耳に入っていません。いわゆる被災者の自立の第1歩をお手伝いする活動をはじめたのです。これは支援とか、ボランティアとかの意識がないからこそ、できたのではないかと想像するのです。(次号に続く)(村井 雅清)   

〈〈懲りずにお米を集めています!〉〉
 5月の被災地訪問のお話として、「先日の被災地訪問でご縁があってあるお宅の法要に出席した時のこと。法要が終わってご住職がお話しされた中で、『もうすぐ1年になるのに、未だにお米はありませんか?』と寺に訪ねて来られる被災者がおられます。まだまだなんですね・・・・」」とご紹介したところ、東北の同じ法人から昨年に続き、今年も大量のお米の提供をという嬉しい話がありました。また、お米代として寄付をして下さる方も絶えません。まだまだお米は集め続けたいと思いますのでよろしくお願いします。
【送り先】
〒652-0801 兵庫県神戸市兵庫区中道通2-1-10 TEL078-574-0701
「被災地NGO恊働センター」まで
(注)現金でもお受けしていますので、下記の方法でお申し込みください。その場合通信欄に「お米代」とご記入ください。

■活動支援金のご協力をお願い致します。
・クレジットカードでも寄付ができます。
https://congrant.com/project/ngokobe/605
・郵便振替
    口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
    ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO.0068556
 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「7月豪雨」もしくは「POSKO 」と記入して下さい。

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