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2020年7月豪雨水害に関する支援ニュース 第84報

「2020年7月豪雨災害」発生後、7月中旬に初めて被災地球磨村に入って以来お世話になっている球磨村渡(峯・島田)地区区長大原伸司さんに出会い、以後情報交換をさせて頂いています。本支援レポートでも、大原伸司さんについては折に触れて紹介させて頂いていますが、大原さんのお声がけで渡地区の区長さんが集まり、10月17日の土曜日に発災後初めての区長会が開かれました。球磨村の村長さんも少し参加されたようです。
 同会の中で、被害に遭った「特別養護老人ホーム千寿園」の発災直後のリアルな話も出たようです。大原さんが驚いたのは、次のような地域との連携があったそうです。あまりマスコミなどではこのような内容については紹介されていないようなので是非紹介したいと思います。

 ― 
千寿園のあった渡第5地区の中の小川集落は平時より防災訓練と勉強会をしており、連絡網もそのひとつ。災害当日は区長の判断で全員避難と車両の移動を迅速に行った。千寿園では小川の住人が訓練していたタオル担架やロープで40人程利用者を2階上げた。そのうち持ちこたえていた強化ガラスがパンと割れ、泥水が崩れ込み、渦となり自分達の命を守るのに精一杯だった。―

 この千寿園の救出の話というのは、マスコミでも職員や消防団の話は出ていましたが、こうして地域の訓練が施設の救助に役立ったというのは珍しいことだと思います。災害の多い日本において地域防災の重要性は強調されますが、いざとなるとこのように対応することは難しく、厳しいものがある中で見事な連携プレーだと思います。残念ながら犠牲者も出てしまいましたが、あらためてしっかり検証することで、次なる災害時のことを想定した対策に役立つのではないかと思われます。
 大原さんは4月に新しい区長さんになったばかりなので、同じ渡地区の取り組みではありますが、こういう連携が必要なんだと痛感されたようです。とりわけ被災地渡では、もう冬支度が急がれています。仮設住宅に入居された方も少しずつ増えています。でも一方でまだ避難所生活や在宅避難をされたままという方もおられます。いよいよ、渡地区の区長さんも情報交換をされ、これから復興というフェーズに対しての活動に奔走されるでしょう。
 まだまだ被災地の支援が必要だと思われます。今後とも引き続きご支援をよろしくお願い致します。(村井雅清)

〈〈まだまだお米を集めています!〉〉
 みなし仮設住宅を含め、ぼちぼち仮設住宅に移行し、また家族や親戚のお家に避難されている方が増えてくる中で、お米は本当に喜ばれています。また直後は水、電気、ガスというライフラインが途絶され、不自由な在宅避難をされていた被災者もライフラインが復活し、在宅で調理をしたりされますのでお米は欠かせない食料になっています。
先日も被災者の方が、「今一番欲しい救援物資は何ですか?」と尋ねたら、「お米が一番嬉しい!」とおっしゃいました。当センターが責任をもって、援助の届きにくい人たちを優先し、かつ必要な被災者に届けたいと思いますので、少しでもいいですからお米を提供して下さいませんか。何卒よろしくお願いします。当センターからお米の提供をお願いして以来、全国各地のみなさまから賛同を得て届けて下さっています。引き続きご支援をお願いします。
【送り先】
〒652-0801 兵庫県神戸市兵庫区中道通2-1-10 TEL078-574-0701
「被災地NGO恊働センター」まで
(注)現金でもお受けしていますので、下記の方法でお申し込みください。その場合通信欄に「お米代」とご記入ください。

■活動支援金のご協力をお願い致します。
・Yahooからも募金ができるようになりました!!
https://donation.yahoo.co.jp/detail/5240003/
・クレジットカードでも寄付ができます。
https://congrant.com/project/ngokobe/605
・郵便振替
    口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
    ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO 0068556
 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「7月豪雨」もしくは「POSKO 」と記入して下さい。

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2020年7月豪雨水害に関する支援ニュース 第83報

「POSKOチームうと」の活動紹介
「POSKOチームうと」は、熊本県宇土市にありPOSKOの中で最も被災地から遠いところにあります。それでも被災者は、ここまで救援物資を取りに行きます。こんな遠いところに、物資を扱っている支援拠点があるということを、どうして被災者に伝わるのか不思議なことです。他のPOSKOと比べて扱っている物資の量がハンパないのが特徴かもしれません。

ところで、そもそも私がどのようにしてこの宇土市にあるPOSKOを見つけたのかを説明します。実は2016年の熊本地震のあと、熊本県から仮設住宅の見守り事業を受託していた「よかたいネット熊本」という団体があり、リーダーが当センターに訪ねて来られたことがあって知り合ったのです。今回支援拠点となるPOSKOの候補を探すためにそのよかたいネットの男性リーダーに聞いて紹介して貰おうと考えたのです。名刺を繰って携帯電話に電話したところ、全く違う人が電話に出たのです。「えっ、この電話はよか隊ネット熊本さんの電話ではないでしょうか?」と聞いたら、「あっ、この電話よかたいネットさんから借りているんです。』と女性の声が・・・???。一応こちらの事情を話したところ、「私がそういう支援をしているのですが・・・」と言われました。詳しく聞いて見ると、熊本の水害があり心配して東京から戻ってきて、支援活動をしているとのことなのです。宇土市にある「ナカムラ」という大きな倉庫会社の一部を借りて救援物資を集められていました。「借りて」と言いましたが、実は9月中旬まで無料で貸して下さっていたのです。そしてこの「チームうと」さんの応援団に、人吉出身の方も数名おられ、また熊本市内の寺の僧侶やよかたいネット熊本とも連携していたり、代表のHさんが持つネットワークが広いので、簡単には全容が把握できないのです。加えて、Hさんの支援の姿勢と被災地の状況を分析する力が素晴らしく、たまたまの電話のご縁だったけれどPOSKOとして支援させて頂こうと決めたのです。

基本は援助の届きにくい被災者(被災地)を支援するという方針で、主に芦北町の被災地を支援されていますが、球磨村の一勝地や渡にも足を運んでおられます。物資が不足してくると行政に電話をし、調達する場合もあるようです。物資を配布するときに丁寧に被災者に寄り添っておられるようで、Hさんと電話で話すだけで被災地の様子がわかります。ボランティアで手伝って下さる人たちの中に、人吉出身の方がおられることもHさんにとっては力強い支えになっているように思います。倉庫「ナカムラ」を出てからはHさんの自宅を拠点にされていますが、今後は、物資提供を絞り込みながら、寄り添いを通して傾聴ボランティアを模索しているようです。

POSKOについては、これまでの5グループの紹介で終わります。第2弾のPOSKO支援も行う予定です。今後とも引き続きご支援をお願いします。(村井雅清)

〈〈まだまだお米を集めています!〉〉
 みなし仮設住宅を含め、ぼちぼち仮設住宅に移行し、また家族や親戚のお家に避難されている方が増えてくる中で、お米は本当に喜ばれています。また直後は水、電気、ガスというライフラインが途絶され、不自由な在宅避難をされていた被災者もライフラインが復活し、在宅で調理をしたりされますのでお米は欠かせない食料になっています。
先日も被災者の方が、「今一番欲しい救援物資は何ですか?」と尋ねたら、「お米が一番嬉しい!」とおっしゃいました。当センターが責任をもって、援助の届きにくい人たちを優先し、かつ必要な被災者に届けたいと思いますので、少しでもいいですからお米を提供して下さいませんか。何卒よろしくお願いします。当センターからお米の提供をお願いして以来、全国各地のみなさまから賛同を得て届けて下さっています。引き続きご支援をお願いします。
【送り先】
〒652-0801 兵庫県神戸市兵庫区中道通2-1-10 TEL078-574-0701
「被災地NGO恊働センター」まで
(注)現金でもお受けしていますので、下記の方法でお申し込みください。その場合通信欄に「お米代」とご記入ください。

■活動支援金のご協力をお願い致します。
・Yahooからも募金ができるようになりました!!
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・クレジットカードでも寄付ができます。
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・郵便振替
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・銀行振込
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*お手数ですが、備考欄に「7月豪雨」もしくは「POSKO 」と記入して下さい。

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2020年7月豪雨水害に関する支援ニュース 第82報

「POSKO球磨村復興協力隊」の活動紹介
  一昨日、「POSKOチーム神瀬」を紹介しましたが、実は神瀬にはもう一つPOSKOがあります。「POSKO球磨村復興協力隊」といいます。代表は大谷知広さんで、神瀬を中心に幅広く活動をされています。彼は、そもそも球磨村の地域おこし協力隊員として今年3月末まで働いていて、神瀬の村営住宅に住み被災を受けました。

 発災直後は人吉市多良木町の旧多良木高校避難所に避難し、そこで避難所運営のお手伝いもしていました。同避難所から毎日のように元住んでいた神瀬に足を運び、被災者宅の泥だしや家財道具の運び出しもしながら、「とにかく早い時期に、被災者のみなさんが神瀬に帰って来た時に気軽によれるサロンを開きたい」と場所探しをしていました。神瀬の多目的集会所裏手にあった築10数年の全壊の被災者宅の玄関先とガレージを貸してくれることになり、そこで自分たちのことを自分たちでやれるように自立型炊出しの実施を目指し、「神瀬みんなでごはんプロジェクト」を、2週間に一回くらいのペースで始めています。一度は、当センターのスタッフ増島智子がそこで足湯も提供させて頂きました。サロンを皮切りに「コミュニティ再生支援」として忙しく動かれています。また「子ども支援(カタリバとの連携)」として、仮設住宅での子ども祭りを手伝ったり、カタリバの学習サポートを手伝ったりと勢力的に活動をされています。こうして活動の拠点はやはり神瀬が中心のようで、これから「ko-nose 
Artプロジェクト」なども企画しておられます。これは村営住宅の壁の使用許可がおりたので、壁に子どもたちが自由に絵を描くということを考えているようです。

 余談ですが、私がマルマラ海地震(トルコ)で、被災地に建てられた「日本―トルコ村」という仮設住宅団地のサポートをしていたとき、日本からアーティストを招いて同じように仮設の壁にお絵かきをしたり、団地の壁にお絵かきをしたことを思い出しました。彼らが始めようとする「ko-nose 
Artプロジェクト」はきっと子どもたちのこころが癒される場になるでしょう。
発災後、大谷さんとお出会いしてから、球磨村に足を運ぶたびに彼に会いに行きますが、とにかく顔の広いというか幅広い人脈を築いています。神瀬では、毎週「こうのせ再生委員会」が開かれていますが、大谷さんが仕掛けるサロンをはじめ、こうした多彩な活動が絶妙な役割を果たしているようです。彼の存在なくして神瀬の再生はないと言っても過言ではありません。これからも引き続きご支援をお願いします。(村井雅清)

〈〈まだまだお米を集めています!〉〉
 みなし仮設住宅を含め、ぼちぼち仮設住宅に移行し、また家族や親戚のお家に避難されている方が増えてくる中で、お米は本当に喜ばれています。また直後は水、電気、ガスというライフラインが途絶され、不自由な在宅避難をされていた被災者もライフラインが復活し、在宅で調理をしたりされますのでお米は欠かせない食料になっています。
先日も被災者の方が、「今一番欲しい救援物資は何ですか?」と尋ねたら、「お米が一番嬉しい!」とおっしゃいました。当センターが責任をもって、援助の届きにくい人たちを優先し、かつ必要な被災者に届けたいと思いますので、少しでもいいですからお米を提供して下さいませんか。何卒よろしくお願いします。当センターからお米の提供をお願いして以来、全国各地のみなさまから賛同を得て届けて下さっています。引き続きご支援をお願いします。
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(注)現金でもお受けしていますので、下記の方法でお申し込みください。その場合通信欄に「お米代」とご記入ください。

■活動支援金のご協力をお願い致します。
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・クレジットカードでも寄付ができます。
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2020年7月豪雨水害に関する支援ニュース 第81報

台風19号から1年が経ち、いまだに傷が癒えていません。毎年各地で水害被害に見舞われています。各被災地でもいまだ復興の途上です。いま私たちにできることを少しずつ!
みなさんにご協力頂いているお米を被災者の方へお届けしています。当センターではPOSKO支援をしている団体さんなどを通して、在宅避難者、仮設住民の方、みなし仮設など避難生活をしている住民さんにお届けしたり、炊き出しに使って頂いたりしています。
現地では「物資にはお米がないので、とっても助かります」、「お米も流されたから助かります。」「毎日ご飯を食べているので、うれしいです。」「わぁ、うれしいわ。他のところのお米の味、楽しみだ!」「お米とってもおいしかったです」と感謝の言葉を頂いています。

 また、お米をくれた方からは「少しですが、頂き物のお米、秋田のおいしいお米です。お役に立てて下さいね」、「少しでも被災された方のお役に立てればうれしいです。」「福島大学のゼミの学生が田植えから育てたコシヒカリを送ります。放射線検査で“不検出”だったことを申し添えておきます。このお米がお役に立てたら幸いです」、「コロナ禍、猛暑の中での被災地の復興作業本当に大変ですね。ほんの少しお米を送らせて頂きます。」などの声を頂いています。コロナ禍で直接支援がなかなかできない中で、お米を送って被災地の支援になるならとのお声も寄せてくれています。また、被災地からのリレーとして、栃木、茨木、福島、石川、兵庫県佐用町、東日本大震災の被災者の方などなど、これまでつながりのあるたくさんのみなさんにお米をご提供頂いています。
 これまでに集まったお米は1,638キロと1トンをゆうに超えました。コロナ禍でみなさんの生活も大変な時に貴重なお米を送って頂き、本当に感謝申し上げます。今後も当センターでは活動を続けていきますので、どうぞよろしくお願い致します。(増島 智子)

〈〈まだまだお米を集めています!〉〉
 みなし仮設住宅を含め、ぼちぼち仮設住宅に移行し、また家族や親戚のお家に避難されている方が増えてくる中で、お米は本当に喜ばれています。また直後は水、電気、ガスというライフラインが途絶され、不自由な在宅避難をされていた被災者もライフラインが復活し、在宅で調理をしたりされますのでお米は欠かせない食料になっています。
先日も被災者の方が、「今一番欲しい救援物資は何ですか?」と尋ねたら、「お米が一番嬉しい!」とおっしゃいました。当センターが責任をもって、援助の届きにくい人たちを優先し、かつ必要な被災者に届けたいと思いますので、少しでもいいですからお米を提供して下さいませんか。何卒よろしくお願いします。当センターからお米の提供をお願いして以来、全国各地のみなさまから賛同を得て届けて下さっています。引き続きご支援をお願いします。
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(注)現金でもお受けしていますので、下記の方法でお申し込みください。その場合通信欄に「お米代」とご記入ください。

■活動支援金のご協力をお願い致します。
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2020年7月豪雨水害に関する支援ニュース 第80報

「POSKOチーム神瀬」の活動紹介
 POSKO第3号の紹介は熊本県球磨郡球磨村神瀬で活動する女性チームです。
代表は神瀬保育園園長さんの娘Iさん、副代表はスクールソーシャルワーカーの資格を持つ民間の介護生活研究所の相談支援専門員をされているFさんです。発災から二人は、神瀬の子どもたちが元気にしているのか?避難所暮らしはストレスが溜まるだろうなぁ?と被災児童のことが気になっていて、ずっとモヤモヤした気持ちを持ち続けていた。

発災後の約2か月を前にした8月29日に、旧神瀬小学校にある福祉センター「たかおと」の図書室を使って、子どもたちを集め、お遊びや学習支援をされたのがはじめての活動のようです。阪神・淡路大震災から8カ月ほどした「市民とNGOの『防災』国際フォーラム』のメイン会場のステージに集まって貰った時に、小学生が「生きていてよかったなあ!」と喜び合い、しかし「でも住む家がない!」とうなだれた光景が思い出される。おそらく、「たかおと」に集まった子どもたちも同じような気持ちだったのでしょう。二人は、その後POSKO支援金を活用して、保護者と子どもたちによびかけキャンプをしようと企画したのです。そのキャンプ終了後、一人の小学校6年生の子どもが「ぼくの家はひさいしていないけど、みんな遠くに行ってしまってずっと寂しかった。会って遊べることはありがたいと思った。」という感想文を寄せられたそうです。災害によって子どもたちの精神的ストレスは相当なものだろうと推測できますが、チーム神瀬の二人が子どもたちのささいな心の変化も見逃さず、ケアをしようと頑張っています。そのキャンプには保護者の方も同行しており、久しぶりにホッとできる時間となったとのことです。こうして子どものことを気にかけてくれる大人がいることで、保護者にとっても少しでも自分だけの時間ができることが有意義なことでしょう。
今月24日には「こうのせの集い」が開催されます。これはIさんが毎週開催されている「こうのせ再生委員会」で提案され、実現したものです。彼女は2ヶ月間必死に活動してきて、ふと被災を受けた故郷をみて、「いまのこの風景をみて、寂しい今日この頃。子どもたちのためにも運動会をしたい!」と語っていました。そして、子どもたちだけでなく大人も楽しめるレクリエーションをしたいと話してくれた彼女の瞳は嬉しそうに輝いていました。

私が25年前の阪神・淡路大震災の時、かかわったボランティアグループが保育園を拠点にしていたグループで、やはり震災から1か月ほどした時に、保育を再開しようとなり、その時の議論で「お母さんも、一人になりたい時間が必要だよ!」という意見があったが、私にはその発言で“目から鱗”状態になったのも思い出します。片方だけを見ていたら、もう一つの方がおろそかになるということを教わった瞬間でした。これからも若い二人はまだまだ悩むことも多いでしょう。でも子どもたちにとっては、二人がかけがえのない友達なんだということを忘れないで欲しいですね。これからもお二人の活躍を応援して下さい。よろしくお願い致します。(村井雅清)

〈〈まだまだお米を集めています!〉〉
 みなし仮設住宅を含め、ぼちぼち仮設住宅に移行し、また家族や親戚のお家に避難されている方が増えてくる中で、お米は本当に喜ばれています。また直後は水、電気、ガスというライフラインが途絶され、不自由な在宅避難をされていた被災者もライフラインが復活し、在宅で調理をしたりされますのでお米は欠かせない食料になっています。
先日も被災者の方が、「今一番欲しい救援物資は何ですか?」と尋ねたら、「お米が一番嬉しい!」とおっしゃいました。当センターが責任をもって、援助の届きにくい人たちを優先し、かつ必要な被災者に届けたいと思いますので、少しでもいいですからお米を提供して下さいませんか。何卒よろしくお願いします。当センターからお米の提供をお願いして以来、全国各地のみなさまから賛同を得て届けて下さっています。引き続きご支援をお願いします。
【送り先】
〒652-0801 兵庫県神戸市兵庫区中道通2-1-10 TEL078-574-0701
「被災地NGO恊働センター」まで
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2020年7月豪雨水害に関する支援ニュース 第79報

「POSKOチーム桃ちゃん」の活動紹介

 POSKO第2号の紹介は熊本県八代市坂本町で活動するチーム桃ちゃんを紹介します。
チーム桃ちゃんは、諸橋桃子さんという方が代表をしていますが、1年程前から水俣に移住していました。ところがこの災害でふるさと坂本が甚大な被害になったことから、水俣から毎日のように坂本に通い、活動をされています。諸橋さんは 7月4日の発災後6日にコミサポひろしま・レスキューアシスト熊本、道野カンパニーなどのサポートを受け、水俣Hub-Powerで「チーム桃ちゃん」を立ち上げ、9日に八代市社協とミーティング、30日には八代市災害ボランティア連絡会議に参加、8月16日は熊本県建築士会八代支部と懇談、30日には同建築士会と「住まいと暮らしの相談会」を開設、9月8日からは住民自治主催のヒアリングを地区ごとに開催と奔走。他方その合間に炊き出しやお茶会を実施しています。10月11日には「坂本で会いましょう」(通称:坂愛)というイベントを道の駅で開催し、成功裡に終えました。諸橋さん自身が「しばらくしたら水俣で落ち着こうと思ったに当分帰れないですね(笑)」言われましたが、こうしたスケジュールを見ると、しばらくは難しそうです。

 ちょうど11日に開かれた「坂愛」イベントには、八代市内の仮設住宅から参加して下さり、「町内の深水や鮎帰、中谷の奥地の集落にお住まいのみなさんまで来てくださいました。」と報告がありました。球磨川流域の下流になる坂本町は結構広いので活動も大変だと想像できますが、このPOSKO支援のわずかな支援金ですがほんとうに有意義に活用して頂いて支援冥利に尽きるというものです。冒頭で紹介しました「コミサポひろしま」は、2014年に広島を襲った豪雨災害を機に呉で立ち上がった団体で、以後地元広島はもちろん
国内での災害地に駆けつけ、勢力的に支援活動を展開されている団体です。「コミサポひろしま」のメンバーが入った被災家屋は、泥だしから始まって床板や壁も剥がし、木部をはじめ徹底して綺麗に磨き、プロ顔負けの仕事をされます。本レポートでも詳細を再々紹介していますが、いわゆる水害後のボランティア活動の代表的な作業としての“泥かき”では一言で言い表せないほどの見事な仕事ぶりです。もう“洗い屋”という仕事の領域なのです。ひたすら住まいの再建を願って作業を続けていますが、こういうボランティアも「チーム桃ちゃん」にとっては力強いサポーターでしょう。是非、専門の建築家たちも見学に行って欲しいものです。まだまだ活動は続きますので、今後ともご協力をお願い致します。(村井雅清)

〈〈まだまだお米を集めています!〉〉
 みなし仮設住宅を含め、ぼちぼち仮設住宅に移行し、また家族や親戚のお家に避難されている方が増えてくる中で、お米は本当に喜ばれています。また直後は水、電気、ガスというライフラインが途絶され、不自由な在宅避難をされていた被災者もライフラインが復活し、在宅で調理をしたりされますのでお米は欠かせない食料になっています。
先日も被災者の方が、「今一番欲しい救援物資は何ですか?」と尋ねたら、「お米が一番嬉しい!」とおっしゃいました。当センターが責任をもって、援助の届きにくい人たちを優先し、かつ必要な被災者に届けたいと思いますので、少しでもいいですからお米を提供して下さいませんか。何卒よろしくお願いします。当センターからお米の提供をお願いして以来、全国各地のみなさまから賛同を得て届けて下さっています。引き続きご支援をお願いします。


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〒652-0801 兵庫県神戸市兵庫区中道通2-1-10 TEL078-574-0701
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■活動支援金のご協力をお願い致します。
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2020年7月豪雨水害に関する支援ニュース 第78報

「POSKO球磨村雲泉寺災害ボランティアグループ」の活動紹介

 前号で予告しましたように、POSKO紹介の第1号は表記のグループです。球磨郡球磨村渡にある雲泉寺(曹洞宗)を拠点にして被災者支援をされているグループです。同寺は氾濫した球磨川に沿って走っている国道219号線から見える立派なお寺です。高台に位置していたために、寺自体は被害を免れたものの約250軒ほどある檀家さんのうち75軒が全壊被害を受けています。発災当初は、数件の被災者が同寺で避難生活を送られていたようです。 これまでに75軒の全壊家庭をはじめ延べ300世帯への支援をしてこられました。つまり檀家さんであろうが、なかろうが支援をされているということです。立派なお寺の客間に足の踏み場もないほど救援物資が置かれていました。みなさまからご支援頂いたお米やマスクなどは毎回私が訪問する度に運んでいます。

 実はこの寺の住職は、女性で平日は東京の大学で教鞭をとっておられ、週末に寺に帰ってきて執事をされています。被災者宅に東奔西走しておられるのは、住職の妹さんのMさんでいつも鹿児島から走って来られます。今回POSKO支援の活動報告を拝見すると、8月は8日間、9月は9日間と車を出していることがガソリン給油歴を見ると一目瞭然です。
 早い段階でニーズの変化をキャッチし、冬用の衣類や主に仮設住宅への入居が決まった人の為に電化製品を集め配っています。FBで物資の提供を呼びかけていますが、鹿児島を中心に約300名のボランティアが手伝って下さっており、かなり機動的に動いていることがFBなどSNS情報で伝わって来ます。
 実はMさんは鹿児島の地元でヨガなどのインストラクターもされており相当忙しい生活をされているのですが、こうした活動をされていることに頭が下がります。最近は本職の経験を活かし、避難所での体操を被災者に披露しています。

 一度全壊の支援先に案内して頂いた時に、泥が座敷の上に流れ込み、カチカチになった家の中を被災者の説明を受けながらお話を聞いておられる姿を見ていて、しっかり被災者に寄り添っておられたので、被災者も頼りにされているんだなぁと思いました。
 同グループは、被害家屋の片付や特に今後の住まい相談を受けたり、約2000枚の被災写真の洗浄作業もしてこられました。今後は、仮設住宅にお住いの被災者支援に絞られていくでしょうが、まだしばらくは活動を続けられるとのことです。
このようにPOSKOは未だ閉じることなく頑張っておられます。今後とも是非ご協力をお願いします。(村井雅清)

〈〈まだまだお米を集めています!〉〉
 みなし仮設住宅を含め、ぼちぼち仮設住宅に移行し、また家族や親戚のお家に避難されている方が増えてくる中で、お米は本当に喜ばれています。また直後は水、電気、ガスというライフラインが途絶され、不自由な在宅避難をされていた被災者もライフラインが復活し、在宅で調理をしたりされますのでお米は欠かせない食料になっています。
先日も被災者の方が、「今一番欲しい救援物資は何ですか?」と尋ねたら、「お米が一番嬉しい!」とおっしゃいました。当センターが責任をもって、援助の届きにくい人たちを優先し、かつ必要な被災者に届けたいと思いますので、少しでもいいですからお米を提供して下さいませんか。何卒よろしくお願いします。当センターからお米の提供をお願いして以来、全国各地のみなさまから賛同を得て届けて下さっています。引き続きご支援をお願いします。
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「被災地NGO恊働センター」まで
(注)現金でもお受けしていますので、下記の方法でお申し込みください。その場合通信欄に「お米代」とご記入ください。

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2020年7月豪雨水害に関する支援ニュース 第77報

これまでもお伝えしてきましたが、公益社団法人Civic 
Forceとのパートナップ協力プログラムとして、被災地NGO恊働センターが同法人からのご支援を受けて、「POSKO支援事業」を実施してきました。私が最初に入った7月中旬から下旬にかけての人吉市内の被災地を訪問していた時に、被災者自身が自ら救援物資を集め、被災を受けた店舗や自宅の一角を片付け、「救援物資あります、自由にお持ち帰り下さい。」という貼紙をしているところを被災地のあちらこちらで目にしたことが、POSKO支援をはじめたいきさつです。

  POSKOはインドネシアで災害後に被災地のあちらこちらで出現する「支援拠点」のことで、救援物資を集めたり、寄付を募ったり、避難所として提供したりとさまざまな支援を展開する拠点(あるいは詰所)のことです。ちなみにこのインドネシアのPOSKOは、誰かが指示をして開設されるわけでもなく、また閉じて行く時も誰かが、合図を出している訳でもありません。不思議なことに、自然に出現し、緊急時が過ぎると自然になくなっていきます。(中には一時休止して、1年後くらいに再開するというケースもありますが希です。)
 こうしたインドネシアにおける災害後の事情を理解されていた、公益社団法人Civic 
Forceの事務局長(当時)さんに話したところ、快く「是非、パートナップ協力プログラムとして実施しましょうよ!」と言って下さり、資金提供を快諾してくれたので実施できたのです。今回の災害では、コロナ禍での複合災害となったために、感染拡大を防ぐために熊本県外からの救援ボランティアは”お断り”となりました。しかし、猛暑の中被災者は、猛暑と泥との闘いでした。ならば、こうして地元で被災者を中心に頑張っている人たちがおられるのだから、その人たちを物資や資金の提供でご支援すれば、県外から行きたくても行けない人たちにとって、目に見える形の支援となり、被災者にも喜ばれ、また熊本県内の支援者をサポートすることで、間接的に被災者のお役に立てるという仕組みが、この「POSKO]支援だったのです。

 POSKOは1カ月を過ぎ、2か月を前にした頃から、1か所、また1か所と救援物資の提供をしてきた拠点を閉めはじめました。閉めた後は、残っていた物資をまだこれからも続けていく拠点に引き継いでいきます。でも当センターと公益社団法人Civic 
Forceの協力プログラムとして、ご支援させて頂いてきたPOSKOの内、今も支援を継続しているグループもあります。おそらく日本の場合は復興のステージに入ってもしばらく支援活動は続くでしょう。
 今まで本現場からのレポートを76報まで配信して来ましたが、これからは従来の現場のレポートの合間に、このPOSKOの活動内容を紹介していきたいと思います。発災から3か月を過ぎても、ご支援させて頂いているグループは精力的に活動されています。みなさまからご支援頂きましたお米やマスクなど、主にこのPOSKOのみなさまが各々、被災者に届けて下さってきました。
 これから仮設住宅での暮らしが落ち着いていく中で、元住んでいたところに戻ることができるのかという最も深刻な課題を前にしながら、地域再生を踏まえての復興と言うステージに進んで行かれます。
 もう少し被災者(地)を応援して頂ければ、嬉しいです。今後ともよろしくお願い致します。(村井雅清)

*次号に第1回目のPOSKO、「球磨村雲泉寺災害ボランティアグループ」さんを紹介します。お楽しみに!!
(*POSKOについての詳しい論文は、以下のURLで検索して下さい。
https://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/bitstream/2433/188571/1/dkogk03850.pdf?fbclid=IwAR1wJlMePv25Xd1wsWlTb2GOvFPwdnrV2QQJQXop_rhBtqfCsFnBVt_y0Ac

〈〈まだまだお米を集めています!〉〉
 稲刈りが終わり、古米が残っている農家さんが、「被災者のために・・・・」と寄贈して下さるのか、有難いことにお米は引き続き集まっています。先日も被災者の方が、「今一番欲しい救援物資は何ですか?」と尋ねたら、「お米が一番嬉しい!」とおっしゃいました。先日ももう3カ月になりガスも、電気も、水も使えるようになったので、お米は有難い!と感謝されています。当センターが責任をもって、援助の届きにくい人たちを優先し、かつ必要な被災者に届けたいと思います。お米を少しでもいいですから提供して下さいませんか。何卒よろしくお願いします。当センターからお米の提供をお願いして以来、全国各地のみなさまから賛同を得て届けて下さっています。引き続きご支援をお願いします。
【送り先】
〒652-0801 兵庫県神戸市兵庫区中道通2-1-10 TEL078-574-0701
「被災地NGO恊働センター」まで
(注)現金でもお受けしていますので、下記の方法でお申し込みください。その場合通信欄に「お米代」とご記入ください。

■活動支援金のご協力をお願い致します。
・Yahooからも募金ができるようになりました!!
https://donation.yahoo.co.jp/detail/5240003/
・クレジットカードでも寄付ができます。
https://congrant.com/project/ngokobe/605
・郵便振替
    口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
    ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO 0068556
 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「7月豪雨」もしくは「POSKO 」と記入して下さい。

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2020年7月豪雨水害に関する支援ニュース 第76報

7月豪雨災害から3ヶ月が経ちました。西日本新聞(10月3日付)では「熊本県南部の球磨川流域の氾濫などで死者65人、行方不明者2人の甚大な被害が出た7月の豪雨災害から、4日で3カ月を迎える。避難者数はピーク時の3割弱に減ったものの、369世帯701人(1日現在)が避難所で不便な生活を余儀なくされており、住まいの確保が喫緊の課題となっている。~中略~住まいの確保に向け、県は7市町村で22団地775戸の仮設住宅建設に着手。完成は約4割の13団地296戸にとどまっている。このほか、みなし仮設や公営住宅に483世帯1136人(9月25日現在)が身を寄せる。県は、在宅避難者も数百人規模でいるとみて支援態勢の充実を急ぐ。」と伝えています。

在宅避難者は少なくとも600人いるとのこと。水害で被害を受けた2階で生活をしながら家の再建を見守っている人もいます。また、今回の7月豪雨災害では、この3ヶ月のボランティアの人数は3万4千人、熊本地震、西日本豪雨の40%以下のボランティアしか動いていません。兵庫県では今後の大規模災害に備えてボランティアに行く人に対してPCR検査の費用を一部補助する方向で検討中ですが、前向きに考えているようです。また民間では、早い段階からピースウィンズ・ジャパンというNGOが、東京大学先端科学技術研究センター(先端研)および村上財団とともに募金を募り、新型コロナウイルス精密抗体検査の大規模実施を行ってきています。このような取り組みが、まさに産官学民の連携のもと、全国的に広がればと願うばかりです。

 ところで以前のニュースでも紹介させて頂きましたが、半壊認定を受けたお宅で、住民さんもその認定に納得がいかないので、当センターの連携団体の「おもやいボランティアセンター(佐賀県・武雄)」の建築士メンバーに相談しました。その回答では非木造住宅(RC工法)では、浸水高での判定が加味されないということで、半壊認定となったそうです。躯体に被害はなくても家財道具一式を流され、壁や床、建具、トイレ、キッチン、風呂も被害を受けているのに、躯体があるばかりに半壊というのは建築士も同様にやはり納得がいきません。被害認定をするための損害割合算出の計算が現在は地震での基準になっているため、水害に対応した算出方法にも方法に見直すべきだと思います。
3ヶ月を過ぎた被災地では、まだまだ埋もれた課題や充分な支援から漏れた被災者がたくさんおられます。どうぞ今後ともご支援よろしくお願いします。 (増島智子)

〈〈まだまだお米を集めています!〉〉
 稲刈りが終わり、古米が残っている農家さんが、「被災者のために・・・・」と寄贈して下さるのか、有難いことにお米は引き続き集まっています。先日も被災者の方が、「今一番欲しい救援物資は何ですか?」と尋ねたら、「お米が一番嬉しい!」とおっしゃいました。先日ももう3カ月になりガスも、電気も、水も使えるようになったので、お米は有難い!と感謝されています。当センターが責任をもって、援助の届きにくい人たちを優先し、かつ必要な被災者に届けたいと思います。お米を少しでもいいですから提供して下さいませんか。何卒よろしくお願いします。当センターからお米の提供をお願いして以来、全国各地のみなさまから賛同を得て届けて下さっています。引き続きご支援をお願いします。
【送り先】
〒652-0801 兵庫県神戸市兵庫区中道通2-1-10 TEL078-574-0701
「被災地NGO恊働センター」まで
(注)現金でもお受けしていますので、下記の方法でお申し込みください。その場合通信欄に「お米代」とご記入ください。

■活動支援金のご協力をお願い致します。
・Yahooからも募金ができるようになりました!!
https://donation.yahoo.co.jp/detail/5240003/
・クレジットカードでも寄付ができます。
https://congrant.com/project/ngokobe/605
・郵便振替
    口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
    ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO 0068556
 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「7月豪雨」もしくは「POSKO 」と記入して下さい。

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2020年7月豪雨水害に関する支援ニュース 第75報

「2020年7月豪雨災害」の発生から4日で3カ月を過ぎました。マスコミは申し訳なさそうに、3カ月なので被災地の様子を書いて下さっていますが、3カ月を過ぎた被災地では被災者は仮設住宅に住まわれてホッとしていたり、集落によっては再生のための集まりに活気が出てきたり、一方でまだ避難所で過ごされている方の中には、「なんか、自分が置いてきぼりになっているようで゙・・・・・」と取り残され感を支援者に吐き出している方もおられるようです。また被災者自ら支援拠点のPOSKOに、冬物衣類を取りに来られ、その時に「お米はありますかね?」と遠慮がちに聞かれる被災者もおられます。他方支援者は炊き出しの準備や冬支度のために冬物衣類や電化製品を集めたりと結構忙しく、東奔西走されている方たちもおられます。

 さて先日3日の日に、球磨村の一勝地にある球磨村中学校で120食の「和王の牛丼」が炊き出しでふるまわれました。和王の牛丼は、生協くまもとさんが提供され、当センターの増島も参加し、一勝地友尻集落(区長 友尻さん)の被災者23世帯にお米とコープこうべさんから寄贈頂いた冬用のトレーナなどを配りました。23世帯の方は全部在宅避難で、やっと水、電気、ガスがOK!になったので、お米は大変喜ばれました。
 同行して下さった球磨村渡(島田・峯地区)の区長大原伸司さんは、「渡の場合は、被災者で在宅避難をしている方はいないので、この友尻地区で23世帯も在宅避難されていることには、正直びっくりしました。」と、感想を述べておられました。
 大原さん曰く、「この友尻地区は床上30㎝くらいの被害とのことで、渡地区の場合は球磨川流域での被害宅は2階の屋根裏くらいまで浸水したところも少なくないので、発災3か月が過ぎて、これからの住まいの選択には格差がはっきりと表れてきているようですね」と。

 人吉市内では、被害に遭ったことから営業を再建しようか、店を閉じようかと苦渋の日々を送られている被災者もおられ、誰もがまだまだ安堵できるような状態ではないと言えるのではないでしょうか。災害後においても「暮らしに仮はない」という名言がありますが、この厳しい日々も災害後の暮らしであることは間違いないのです。引き続きご支援をお願いします。(村井雅清)

〈〈まだまだお米を集めています!〉〉
 稲刈りが終わり、古米が残っている農家さんが、「被災者のために・・・・」と寄贈して下さるのか、有難いことにお米は引き続き集まっています。先日も被災者の方が、「今一番欲しい救援物資は何ですか?」と尋ねたら、「お米が一番嬉しい!」とおっしゃいました。先日ももう3カ月になりガスも、電気も、水も使えるようになったので、お米は有難い!と感謝されています。当センターが責任をもって、援助の届きにくい人たちを優先し、かつ必要な被災者に届けたいと思います。お米を少しでもいいですから提供して下さいませんか。何卒よろしくお願いします。当センターからお米の提供をお願いして以来、全国各地のみなさまから賛同を得て届けて下さっています。引き続きご支援をお願いします。
【送り先】
〒652-0801 兵庫県神戸市兵庫区中道通2-1-10 TEL078-574-0701
「被災地NGO恊働センター」まで
(注)現金でもお受けしていますので、下記の方法でお申し込みください。その場合通信欄に「お米代」とご記入ください。

■活動支援金のご協力をお願い致します。
・Yahooからも募金ができるようになりました!!
https://donation.yahoo.co.jp/detail/5240003/
・クレジットカードでも寄付ができます。
https://congrant.com/project/ngokobe/605
・郵便振替
    口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
    ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO 0068556
 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「7月豪雨」もしくは「POSKO 」と記入して下さい。