2022年8月3日からの豪雨災害救援ニュース NO.7

 昨日の石川県小松市は36℃の猛暑日でした。この日は、阪神淡路大震災からお世話になっている高野山真言宗社会人権局の雨貝さんと村岡さんが視察に来てくれました。

家屋の清掃と炊き出しの現場を視察して頂き、今後の足湯や炊き出しなどを検討してくださいます。また、地元金沢からは能登半島地震でも活躍された北陸学院大学の田中純一教授も視察に来られ、足湯や写真洗浄、家屋の清掃など学生のみなさんが今後、長期的関われるような取り組みを検討するため現地入りしている外部支援団体と社協さんとの連携をしていくことになりました。

 昨日に引き続き、炊き出しを行っている名古屋のレスキューストックヤードと高野山からのお二人と山あいの中ノ峠という集落に八宝菜丼を配達しました。住民さんからは「こんなの、初めてだ。いいのかしら?」と、とても喜んでおられました。支援物資があまり届いていないため「カレーを食べたい」などという声も頂き、また配達させてもらうことになりました。

午後からは昨日のご紹介した福岡の阿部さんがかき氷をお届けしてくれて、猛暑のなか活動しているボランティアさんや住民さんに振る舞うことができて、ボランティアさんは一息入れ、住民さんには笑顔がこぼれました。また、コミサポひろしまのみなさんの現場では、昨日に続いて壁をはがして清掃が続いています。

お母さんは今日も汗だくでお手伝いをしてくれています。フローリングの床の溝にも細かい粒子の土が入り込み、お母さんがつま楊枝で掻き出してくれて、掃除機ですいとり、磨くという作業を1日かけてしていました。

お母さんは「自分の部屋におられるって幸せだよ。こんなにきれいにしてもらって、床下も泥をとってもらったから、臭いもしなくなったし、安心だ」

でも、もう少~し消毒乾燥が必要なので、しっかりきれいにしてから、お部屋のお引っ越しになりました!           (増島智子)

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