2022年8月3日からの豪雨災害救援ニュース No.28

 石川県小松市から静岡県葵区に無事に戻りました。足湯とサロンの翌日に小松市でずっとお世話になっていたお母さんのところにお邪魔して、寒さ対策をさせてもらいました。お母さんもタッカーを使ってお手伝いしてくれました! 

 まだ、リフォームの予定がないので、これから迎える冬に備えて剥がした壁に断熱するためのシートを張りました。そのお母さんが足湯に来てくれた時に、水害でアパートに引っ越したお友達も足湯にきていたと聞きました。実は以前、不動産屋さんにチラシをお渡ししていて、その被災者の方に届けてくれたのです。自宅からみなし仮設に移った人は、なかなか情報が得られないので、初めてこういう場に参加したということで、久しぶりに顔を合わせる人たちでお話に花が咲いていました!

 その後、小松市社会福祉協議会から扇風機を頂き、いざ静岡の被災地へ!この扇風機は、サポウィズというプロジェクトはMAN WITH A MISSIONさんにて立ち上げられた被災地や被災された方々への支援のための企画です。この「サポウィズ」プロジェクトで、小松市社会福祉協議会に寄贈されたものを、静岡の被災地へ戴きました!前多局長さんは、「ぜひ、静岡でお役立てください!」とおっしゃって頂き、ここにも被災地から被災地へのリレーが繋がりました。

 災害という悲しい現実の中にも、人と人の新しい出会いが生まれ、笑顔もあります。

 27年前の阪神淡路大震災の時に被災者が言った「人間しとってほんまよかった!」という当たり前のことにあらためて気づかされたということが思い出されます。

                        (増島智子)

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・郵便振替
     口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
   ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO.0068556
 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「2022年8月豪雨」と記入して下さい。

2022年8月3日からの豪雨災害救援ニュース NO.27

 静岡の現場を一旦離れ、石川県小松市へ。足湯とサロンを開催しに行きました!ついこの間まで厳しい暑さだったのが、すっかり長袖姿になり、季節のうつろいを一気に感じました。

 水害で被害を受けた公民館が工事中なので、住民さんのご厚意でご自宅を解放してくれました。この日は生憎の雨でしたが、約10名の人が来てくれました。お茶会用のお茶菓子は、お菓子作りの得意な住民さんの娘さんが、手作りで焼き菓子を焼いて提供してくれました。手作りのお菓子は「お店でも売ってほしいと!」「カフェでもしたら、いいのに」と大好評でした!

 集まってくれた住民さんは、それぞれの住宅の進捗状況などお聞きしたり、住民同士の安否確認の場になったりと、「こういう場がなかなかないから、ありがたい」との声も頂きました。

 住民さんのつぶやきには「住宅を再建するのにも、壁紙の色を決めたり、いろいろやることがあって大変だよ!」「家は何もない。1階でごはん作って2階に持っていくのがしんどい。1階では過ごせない。暮れまでにはどうなるか。。。」など声が聞こえて来ました。

  今回は、地元の北陸学院大学人間総合学部地域教育開発センター長社会学科田中純一教授率いる学生ボランティア団体「チームこのへん」のメンバー、看護師さんがボランティアで参加してくれました!

 家の片付けに参加したことはあっても、足湯やお茶会は初めての体験という方ばかりで、みなさん「貴重な体験ができました」と感想を寄せてくれました。学生さんも「大学の教室の中では出来ないような体験ができ、将来目指している職業にも糧になる学びを頂きました」と話してくれました。

                    (増島智子)

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