(現地に入った増島からのレポートです)
連日の暑さの中、家屋の清掃活動は続いています。ホコリだらけ、汗まみれになりながら、被災者の方もボランティアさんも疲労がピークに達しています。
そんなか、追い討ちをかけるような雨が再び被災地を襲い、せっかく2週間以上かけてきれいにしてきたのに、心が折れてしまう状況です。
ここ、中海町のお宅は一軒一軒がとても広くて、1日数人ではなかなか進みません。1日かけて一部屋をきれいにするのが「やっと!」という感じです。
あまりの大きさに、ご高齢の夫婦は「こんな大きなうちはいらんし、また水がきたら、年取っていてもうどうにもならんから、この家は解体して、別の場所に引っ越します。」という方も、チラホラいらっしゃいます。
少し周囲の様子を見に行くと、柱しか残ってないお宅がありました。根太や大引、束柱等が構造状大切な家屋の基礎がほとんどなくなっている家屋がありました。もし、地震や台風などがきたら倒れてしまって二次被害が懸念されるような姿の家屋がありました。こんな風にしてしまっては、今後の再建に大きな負担がかかってしまいます。
また、別のお宅では、まだ床下に泥と水が入り込んで手付かずの状態でした。 そちらのお宅のお母さんは、この家を再建したいということで、コミサポひろしまのメンバーが床下に潜りポンプを使って清掃を開始しました。
お母さんもこの土地を離れたくないということで、早く自宅をきれいにできればと願っています。
(増島智子)
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