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2020年7月豪雨水害に関する支援ニュース 第79報

「POSKOチーム桃ちゃん」の活動紹介

 POSKO第2号の紹介は熊本県八代市坂本町で活動するチーム桃ちゃんを紹介します。
チーム桃ちゃんは、諸橋桃子さんという方が代表をしていますが、1年程前から水俣に移住していました。ところがこの災害でふるさと坂本が甚大な被害になったことから、水俣から毎日のように坂本に通い、活動をされています。諸橋さんは 7月4日の発災後6日にコミサポひろしま・レスキューアシスト熊本、道野カンパニーなどのサポートを受け、水俣Hub-Powerで「チーム桃ちゃん」を立ち上げ、9日に八代市社協とミーティング、30日には八代市災害ボランティア連絡会議に参加、8月16日は熊本県建築士会八代支部と懇談、30日には同建築士会と「住まいと暮らしの相談会」を開設、9月8日からは住民自治主催のヒアリングを地区ごとに開催と奔走。他方その合間に炊き出しやお茶会を実施しています。10月11日には「坂本で会いましょう」(通称:坂愛)というイベントを道の駅で開催し、成功裡に終えました。諸橋さん自身が「しばらくしたら水俣で落ち着こうと思ったに当分帰れないですね(笑)」言われましたが、こうしたスケジュールを見ると、しばらくは難しそうです。

 ちょうど11日に開かれた「坂愛」イベントには、八代市内の仮設住宅から参加して下さり、「町内の深水や鮎帰、中谷の奥地の集落にお住まいのみなさんまで来てくださいました。」と報告がありました。球磨川流域の下流になる坂本町は結構広いので活動も大変だと想像できますが、このPOSKO支援のわずかな支援金ですがほんとうに有意義に活用して頂いて支援冥利に尽きるというものです。冒頭で紹介しました「コミサポひろしま」は、2014年に広島を襲った豪雨災害を機に呉で立ち上がった団体で、以後地元広島はもちろん
国内での災害地に駆けつけ、勢力的に支援活動を展開されている団体です。「コミサポひろしま」のメンバーが入った被災家屋は、泥だしから始まって床板や壁も剥がし、木部をはじめ徹底して綺麗に磨き、プロ顔負けの仕事をされます。本レポートでも詳細を再々紹介していますが、いわゆる水害後のボランティア活動の代表的な作業としての“泥かき”では一言で言い表せないほどの見事な仕事ぶりです。もう“洗い屋”という仕事の領域なのです。ひたすら住まいの再建を願って作業を続けていますが、こういうボランティアも「チーム桃ちゃん」にとっては力強いサポーターでしょう。是非、専門の建築家たちも見学に行って欲しいものです。まだまだ活動は続きますので、今後ともご協力をお願い致します。(村井雅清)

〈〈まだまだお米を集めています!〉〉
 みなし仮設住宅を含め、ぼちぼち仮設住宅に移行し、また家族や親戚のお家に避難されている方が増えてくる中で、お米は本当に喜ばれています。また直後は水、電気、ガスというライフラインが途絶され、不自由な在宅避難をされていた被災者もライフラインが復活し、在宅で調理をしたりされますのでお米は欠かせない食料になっています。
先日も被災者の方が、「今一番欲しい救援物資は何ですか?」と尋ねたら、「お米が一番嬉しい!」とおっしゃいました。当センターが責任をもって、援助の届きにくい人たちを優先し、かつ必要な被災者に届けたいと思いますので、少しでもいいですからお米を提供して下さいませんか。何卒よろしくお願いします。当センターからお米の提供をお願いして以来、全国各地のみなさまから賛同を得て届けて下さっています。引き続きご支援をお願いします。


【送り先】
〒652-0801 兵庫県神戸市兵庫区中道通2-1-10 TEL078-574-0701
「被災地NGO恊働センター」まで
(注)現金でもお受けしていますので、下記の方法でお申し込みください。その場合通信欄に「お米代」とご記入ください。

■活動支援金のご協力をお願い致します。
・Yahooからも募金ができるようになりました!!
https://donation.yahoo.co.jp/detail/5240003/
・クレジットカードでも寄付ができます。
https://congrant.com/project/ngokobe/605
・郵便振替
    口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
    ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO 0068556
 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「7月豪雨」もしくは「POSKO 」と記入して下さい。

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2020年7月豪雨水害に関する支援ニュース 第78報

「POSKO球磨村雲泉寺災害ボランティアグループ」の活動紹介

 前号で予告しましたように、POSKO紹介の第1号は表記のグループです。球磨郡球磨村渡にある雲泉寺(曹洞宗)を拠点にして被災者支援をされているグループです。同寺は氾濫した球磨川に沿って走っている国道219号線から見える立派なお寺です。高台に位置していたために、寺自体は被害を免れたものの約250軒ほどある檀家さんのうち75軒が全壊被害を受けています。発災当初は、数件の被災者が同寺で避難生活を送られていたようです。 これまでに75軒の全壊家庭をはじめ延べ300世帯への支援をしてこられました。つまり檀家さんであろうが、なかろうが支援をされているということです。立派なお寺の客間に足の踏み場もないほど救援物資が置かれていました。みなさまからご支援頂いたお米やマスクなどは毎回私が訪問する度に運んでいます。

 実はこの寺の住職は、女性で平日は東京の大学で教鞭をとっておられ、週末に寺に帰ってきて執事をされています。被災者宅に東奔西走しておられるのは、住職の妹さんのMさんでいつも鹿児島から走って来られます。今回POSKO支援の活動報告を拝見すると、8月は8日間、9月は9日間と車を出していることがガソリン給油歴を見ると一目瞭然です。
 早い段階でニーズの変化をキャッチし、冬用の衣類や主に仮設住宅への入居が決まった人の為に電化製品を集め配っています。FBで物資の提供を呼びかけていますが、鹿児島を中心に約300名のボランティアが手伝って下さっており、かなり機動的に動いていることがFBなどSNS情報で伝わって来ます。
 実はMさんは鹿児島の地元でヨガなどのインストラクターもされており相当忙しい生活をされているのですが、こうした活動をされていることに頭が下がります。最近は本職の経験を活かし、避難所での体操を被災者に披露しています。

 一度全壊の支援先に案内して頂いた時に、泥が座敷の上に流れ込み、カチカチになった家の中を被災者の説明を受けながらお話を聞いておられる姿を見ていて、しっかり被災者に寄り添っておられたので、被災者も頼りにされているんだなぁと思いました。
 同グループは、被害家屋の片付や特に今後の住まい相談を受けたり、約2000枚の被災写真の洗浄作業もしてこられました。今後は、仮設住宅にお住いの被災者支援に絞られていくでしょうが、まだしばらくは活動を続けられるとのことです。
このようにPOSKOは未だ閉じることなく頑張っておられます。今後とも是非ご協力をお願いします。(村井雅清)

〈〈まだまだお米を集めています!〉〉
 みなし仮設住宅を含め、ぼちぼち仮設住宅に移行し、また家族や親戚のお家に避難されている方が増えてくる中で、お米は本当に喜ばれています。また直後は水、電気、ガスというライフラインが途絶され、不自由な在宅避難をされていた被災者もライフラインが復活し、在宅で調理をしたりされますのでお米は欠かせない食料になっています。
先日も被災者の方が、「今一番欲しい救援物資は何ですか?」と尋ねたら、「お米が一番嬉しい!」とおっしゃいました。当センターが責任をもって、援助の届きにくい人たちを優先し、かつ必要な被災者に届けたいと思いますので、少しでもいいですからお米を提供して下さいませんか。何卒よろしくお願いします。当センターからお米の提供をお願いして以来、全国各地のみなさまから賛同を得て届けて下さっています。引き続きご支援をお願いします。
【送り先】
〒652-0801 兵庫県神戸市兵庫区中道通2-1-10 TEL078-574-0701
「被災地NGO恊働センター」まで
(注)現金でもお受けしていますので、下記の方法でお申し込みください。その場合通信欄に「お米代」とご記入ください。

■活動支援金のご協力をお願い致します。
・Yahooからも募金ができるようになりました!!
https://donation.yahoo.co.jp/detail/5240003/
・クレジットカードでも寄付ができます。
https://congrant.com/project/ngokobe/605
・郵便振替
    口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
    ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO 0068556
 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「7月豪雨」もしくは「POSKO 」と記入して下さい。

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2020年7月豪雨水害に関する支援ニュース 第77報

これまでもお伝えしてきましたが、公益社団法人Civic 
Forceとのパートナップ協力プログラムとして、被災地NGO恊働センターが同法人からのご支援を受けて、「POSKO支援事業」を実施してきました。私が最初に入った7月中旬から下旬にかけての人吉市内の被災地を訪問していた時に、被災者自身が自ら救援物資を集め、被災を受けた店舗や自宅の一角を片付け、「救援物資あります、自由にお持ち帰り下さい。」という貼紙をしているところを被災地のあちらこちらで目にしたことが、POSKO支援をはじめたいきさつです。

  POSKOはインドネシアで災害後に被災地のあちらこちらで出現する「支援拠点」のことで、救援物資を集めたり、寄付を募ったり、避難所として提供したりとさまざまな支援を展開する拠点(あるいは詰所)のことです。ちなみにこのインドネシアのPOSKOは、誰かが指示をして開設されるわけでもなく、また閉じて行く時も誰かが、合図を出している訳でもありません。不思議なことに、自然に出現し、緊急時が過ぎると自然になくなっていきます。(中には一時休止して、1年後くらいに再開するというケースもありますが希です。)
 こうしたインドネシアにおける災害後の事情を理解されていた、公益社団法人Civic 
Forceの事務局長(当時)さんに話したところ、快く「是非、パートナップ協力プログラムとして実施しましょうよ!」と言って下さり、資金提供を快諾してくれたので実施できたのです。今回の災害では、コロナ禍での複合災害となったために、感染拡大を防ぐために熊本県外からの救援ボランティアは”お断り”となりました。しかし、猛暑の中被災者は、猛暑と泥との闘いでした。ならば、こうして地元で被災者を中心に頑張っている人たちがおられるのだから、その人たちを物資や資金の提供でご支援すれば、県外から行きたくても行けない人たちにとって、目に見える形の支援となり、被災者にも喜ばれ、また熊本県内の支援者をサポートすることで、間接的に被災者のお役に立てるという仕組みが、この「POSKO]支援だったのです。

 POSKOは1カ月を過ぎ、2か月を前にした頃から、1か所、また1か所と救援物資の提供をしてきた拠点を閉めはじめました。閉めた後は、残っていた物資をまだこれからも続けていく拠点に引き継いでいきます。でも当センターと公益社団法人Civic 
Forceの協力プログラムとして、ご支援させて頂いてきたPOSKOの内、今も支援を継続しているグループもあります。おそらく日本の場合は復興のステージに入ってもしばらく支援活動は続くでしょう。
 今まで本現場からのレポートを76報まで配信して来ましたが、これからは従来の現場のレポートの合間に、このPOSKOの活動内容を紹介していきたいと思います。発災から3か月を過ぎても、ご支援させて頂いているグループは精力的に活動されています。みなさまからご支援頂きましたお米やマスクなど、主にこのPOSKOのみなさまが各々、被災者に届けて下さってきました。
 これから仮設住宅での暮らしが落ち着いていく中で、元住んでいたところに戻ることができるのかという最も深刻な課題を前にしながら、地域再生を踏まえての復興と言うステージに進んで行かれます。
 もう少し被災者(地)を応援して頂ければ、嬉しいです。今後ともよろしくお願い致します。(村井雅清)

*次号に第1回目のPOSKO、「球磨村雲泉寺災害ボランティアグループ」さんを紹介します。お楽しみに!!
(*POSKOについての詳しい論文は、以下のURLで検索して下さい。
https://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/bitstream/2433/188571/1/dkogk03850.pdf?fbclid=IwAR1wJlMePv25Xd1wsWlTb2GOvFPwdnrV2QQJQXop_rhBtqfCsFnBVt_y0Ac

〈〈まだまだお米を集めています!〉〉
 稲刈りが終わり、古米が残っている農家さんが、「被災者のために・・・・」と寄贈して下さるのか、有難いことにお米は引き続き集まっています。先日も被災者の方が、「今一番欲しい救援物資は何ですか?」と尋ねたら、「お米が一番嬉しい!」とおっしゃいました。先日ももう3カ月になりガスも、電気も、水も使えるようになったので、お米は有難い!と感謝されています。当センターが責任をもって、援助の届きにくい人たちを優先し、かつ必要な被災者に届けたいと思います。お米を少しでもいいですから提供して下さいませんか。何卒よろしくお願いします。当センターからお米の提供をお願いして以来、全国各地のみなさまから賛同を得て届けて下さっています。引き続きご支援をお願いします。
【送り先】
〒652-0801 兵庫県神戸市兵庫区中道通2-1-10 TEL078-574-0701
「被災地NGO恊働センター」まで
(注)現金でもお受けしていますので、下記の方法でお申し込みください。その場合通信欄に「お米代」とご記入ください。

■活動支援金のご協力をお願い致します。
・Yahooからも募金ができるようになりました!!
https://donation.yahoo.co.jp/detail/5240003/
・クレジットカードでも寄付ができます。
https://congrant.com/project/ngokobe/605
・郵便振替
    口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
    ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO 0068556
 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「7月豪雨」もしくは「POSKO 」と記入して下さい。

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2020年7月豪雨水害に関する支援ニュース 第76報

7月豪雨災害から3ヶ月が経ちました。西日本新聞(10月3日付)では「熊本県南部の球磨川流域の氾濫などで死者65人、行方不明者2人の甚大な被害が出た7月の豪雨災害から、4日で3カ月を迎える。避難者数はピーク時の3割弱に減ったものの、369世帯701人(1日現在)が避難所で不便な生活を余儀なくされており、住まいの確保が喫緊の課題となっている。~中略~住まいの確保に向け、県は7市町村で22団地775戸の仮設住宅建設に着手。完成は約4割の13団地296戸にとどまっている。このほか、みなし仮設や公営住宅に483世帯1136人(9月25日現在)が身を寄せる。県は、在宅避難者も数百人規模でいるとみて支援態勢の充実を急ぐ。」と伝えています。

在宅避難者は少なくとも600人いるとのこと。水害で被害を受けた2階で生活をしながら家の再建を見守っている人もいます。また、今回の7月豪雨災害では、この3ヶ月のボランティアの人数は3万4千人、熊本地震、西日本豪雨の40%以下のボランティアしか動いていません。兵庫県では今後の大規模災害に備えてボランティアに行く人に対してPCR検査の費用を一部補助する方向で検討中ですが、前向きに考えているようです。また民間では、早い段階からピースウィンズ・ジャパンというNGOが、東京大学先端科学技術研究センター(先端研)および村上財団とともに募金を募り、新型コロナウイルス精密抗体検査の大規模実施を行ってきています。このような取り組みが、まさに産官学民の連携のもと、全国的に広がればと願うばかりです。

 ところで以前のニュースでも紹介させて頂きましたが、半壊認定を受けたお宅で、住民さんもその認定に納得がいかないので、当センターの連携団体の「おもやいボランティアセンター(佐賀県・武雄)」の建築士メンバーに相談しました。その回答では非木造住宅(RC工法)では、浸水高での判定が加味されないということで、半壊認定となったそうです。躯体に被害はなくても家財道具一式を流され、壁や床、建具、トイレ、キッチン、風呂も被害を受けているのに、躯体があるばかりに半壊というのは建築士も同様にやはり納得がいきません。被害認定をするための損害割合算出の計算が現在は地震での基準になっているため、水害に対応した算出方法にも方法に見直すべきだと思います。
3ヶ月を過ぎた被災地では、まだまだ埋もれた課題や充分な支援から漏れた被災者がたくさんおられます。どうぞ今後ともご支援よろしくお願いします。 (増島智子)

〈〈まだまだお米を集めています!〉〉
 稲刈りが終わり、古米が残っている農家さんが、「被災者のために・・・・」と寄贈して下さるのか、有難いことにお米は引き続き集まっています。先日も被災者の方が、「今一番欲しい救援物資は何ですか?」と尋ねたら、「お米が一番嬉しい!」とおっしゃいました。先日ももう3カ月になりガスも、電気も、水も使えるようになったので、お米は有難い!と感謝されています。当センターが責任をもって、援助の届きにくい人たちを優先し、かつ必要な被災者に届けたいと思います。お米を少しでもいいですから提供して下さいませんか。何卒よろしくお願いします。当センターからお米の提供をお願いして以来、全国各地のみなさまから賛同を得て届けて下さっています。引き続きご支援をお願いします。
【送り先】
〒652-0801 兵庫県神戸市兵庫区中道通2-1-10 TEL078-574-0701
「被災地NGO恊働センター」まで
(注)現金でもお受けしていますので、下記の方法でお申し込みください。その場合通信欄に「お米代」とご記入ください。

■活動支援金のご協力をお願い致します。
・Yahooからも募金ができるようになりました!!
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2020年7月豪雨水害に関する支援ニュース 第75報

「2020年7月豪雨災害」の発生から4日で3カ月を過ぎました。マスコミは申し訳なさそうに、3カ月なので被災地の様子を書いて下さっていますが、3カ月を過ぎた被災地では被災者は仮設住宅に住まわれてホッとしていたり、集落によっては再生のための集まりに活気が出てきたり、一方でまだ避難所で過ごされている方の中には、「なんか、自分が置いてきぼりになっているようで゙・・・・・」と取り残され感を支援者に吐き出している方もおられるようです。また被災者自ら支援拠点のPOSKOに、冬物衣類を取りに来られ、その時に「お米はありますかね?」と遠慮がちに聞かれる被災者もおられます。他方支援者は炊き出しの準備や冬支度のために冬物衣類や電化製品を集めたりと結構忙しく、東奔西走されている方たちもおられます。

 さて先日3日の日に、球磨村の一勝地にある球磨村中学校で120食の「和王の牛丼」が炊き出しでふるまわれました。和王の牛丼は、生協くまもとさんが提供され、当センターの増島も参加し、一勝地友尻集落(区長 友尻さん)の被災者23世帯にお米とコープこうべさんから寄贈頂いた冬用のトレーナなどを配りました。23世帯の方は全部在宅避難で、やっと水、電気、ガスがOK!になったので、お米は大変喜ばれました。
 同行して下さった球磨村渡(島田・峯地区)の区長大原伸司さんは、「渡の場合は、被災者で在宅避難をしている方はいないので、この友尻地区で23世帯も在宅避難されていることには、正直びっくりしました。」と、感想を述べておられました。
 大原さん曰く、「この友尻地区は床上30㎝くらいの被害とのことで、渡地区の場合は球磨川流域での被害宅は2階の屋根裏くらいまで浸水したところも少なくないので、発災3か月が過ぎて、これからの住まいの選択には格差がはっきりと表れてきているようですね」と。

 人吉市内では、被害に遭ったことから営業を再建しようか、店を閉じようかと苦渋の日々を送られている被災者もおられ、誰もがまだまだ安堵できるような状態ではないと言えるのではないでしょうか。災害後においても「暮らしに仮はない」という名言がありますが、この厳しい日々も災害後の暮らしであることは間違いないのです。引き続きご支援をお願いします。(村井雅清)

〈〈まだまだお米を集めています!〉〉
 稲刈りが終わり、古米が残っている農家さんが、「被災者のために・・・・」と寄贈して下さるのか、有難いことにお米は引き続き集まっています。先日も被災者の方が、「今一番欲しい救援物資は何ですか?」と尋ねたら、「お米が一番嬉しい!」とおっしゃいました。先日ももう3カ月になりガスも、電気も、水も使えるようになったので、お米は有難い!と感謝されています。当センターが責任をもって、援助の届きにくい人たちを優先し、かつ必要な被災者に届けたいと思います。お米を少しでもいいですから提供して下さいませんか。何卒よろしくお願いします。当センターからお米の提供をお願いして以来、全国各地のみなさまから賛同を得て届けて下さっています。引き続きご支援をお願いします。
【送り先】
〒652-0801 兵庫県神戸市兵庫区中道通2-1-10 TEL078-574-0701
「被災地NGO恊働センター」まで
(注)現金でもお受けしていますので、下記の方法でお申し込みください。その場合通信欄に「お米代」とご記入ください。

■活動支援金のご協力をお願い致します。
・Yahooからも募金ができるようになりました!!
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2020年7月豪雨水害に関する支援ニュース 第74報

大分県日田市に入っている頼政代表から現地の模様を伝えるレポートが来ましたので以下に紹介します。頼政代表が以下に紹介しているように、実に多彩な「様々なボランティア」が活動しているようです。おそらくこのボランティアさんたちは、今まで災害時に何度もボランティアをしていて経験豊富な人たちではないでしょう。25年前の阪神・淡路大震災を思い出しますね!これが初心者ボランティアが繰り出す技ですね!(村井雅清)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 日田市・天ヶ瀬温泉街では、復興に向け「天ヶ瀬温泉未来創造プロジェクト(略称:あまみら:https://www.facebook.com/amamira0707)」の活動が行われています。天ヶ瀬温泉では、住民や観光客の食事ができる飲食店がもともと少なく、今回の被災を受け、いまだに1件だけしか再開していないような状況です。また、1階が被災したことでキッチンが使えない、買い物に行く足がなくてなかなか料理の材料が買えない、というような理由で、食事が満足に取れていない方もいらっしゃいます。

災害当初は、あまみらによる炊き出しの配食を行っていましたが、いつまでも無料だともらいにくい、という声もあがってくるようになりました。そこで、あまみらでは、週に2回移動惣菜販売を実施しています。1品100円〜200円程度のお値段で販売をしていますが、約150食ほどが売れています。
「惣菜があると、その日のおかずを作らなくていいからとても助かる」
「おいしい惣菜が楽しみ」
という声もいただいています。お惣菜の移動販売には「災害NPO旅商人(https://www.facebook.com/saigainpotabisyonin)」が協力をしています。

また、あまみらでは将来を見据えて「シェアキッチン」の改修にも乗り出しています。飲食店が少ない天ヶ瀬温泉を盛り上げるため、若い人が日替わりで飲食店を出店できるような場所としてオープンを目指しています。被災した美容室の店舗を貸していただき、様々なボランティアの力を借りながら改修を進めています。改修には「災害NGO結(https://www.facebook.com/ngoyui)」に集まるボランティアが大活躍しています。

ところで、ボランティアの中には様々な人たちがいます。あまみらのお手伝いに来てくれている「桶の旅人(https://www.facebook.com/OKEnoTABIBITO)」もその一人です。世界初の「移動式銭湯」を作り、全国各地で銭湯を開いているという風変わりな若者です。この日は天ヶ瀬温泉の川湯である「益次郎の湯」から温泉を分けていただき、簡易銭湯が開設されました。こうして、復興にむけた様々な取り組みが行われています。
当センターでも引き続き、多様なボランティア活動を支えていきたいと思います。 (頼政良太)

〈〈まだまだお米を集めています!〉〉
 稲刈りが終わり、古米が残っている農家さんが、「被災者のために・・・・」と寄贈して下さるのか、有難いことにお米は引き続き集まっています。先日も被災者の方が、「今一番欲しい救援物資は何ですか?」と尋ねたら、「お米が一番嬉しい!」とおっしゃいました。先日ももう3カ月になりガスも、電気も、水も使えるようになったので、お米は有難い!と感謝されています。当センターが責任をもって、援助の届きにくい人たちを優先し、かつ必要な被災者に届けたいと思います。お米を少しでもいいですから提供して下さいませんか。何卒よろしくお願いします。当センターからお米の提供をお願いして以来、全国各地のみなさまから賛同を得て届けて下さっています。引き続きご支援をお願いします。
【送り先】
〒652-0801 兵庫県神戸市兵庫区中道通2-1-10 TEL078-574-0701
「被災地NGO恊働センター」まで
(注)現金でもお受けしていますので、下記の方法でお申し込みください。その場合通信欄に「お米代」とご記入ください。

■活動支援金のご協力をお願い致します。
・Yahooからも募金ができるようになりました!!
https://donation.yahoo.co.jp/detail/5240003/
・クレジットカードでも寄付ができます。
https://congrant.com/project/ngokobe/605
・郵便振替
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・銀行振込
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2020年7月豪雨水害に関する支援ニュース 第73報

朝晩、ぐっと涼しくなってきましたが、日中は10月というのに30℃近い気温です。間もなく豪雨災害から3ヶ月を迎えようとしています。それでもまだ、家財の搬出が終わっていないお宅もあり、週末はボランティアセンターからボランティアが家財の搬出に追われていました。
 コミサポひろしまのみなさんも毎日ほぼ休みなく作業に追われています。家の壁を剥がすのが遅れ、壁材を外すと、木材にびっしりと黒カビが発生していました。かなりの難敵です。そのカビを70%以上のエタノールやスチームで除去していきます。みなさんプロ顔負けの作業です。こちらのお宅はRC工法のお宅で気密性が高く、構造も複雑です。それを一つ一つ丁寧に作業していきます。
 当時は、2階のすれすれまで水没し、やっとの思いでヘリコプーターに救助されたそうです。1階のトイレやキッチン、建具、仏壇、ダクト、エアコン、冷蔵庫などの家財は、全て廃棄となりました。そんなご夫婦にできるだけ、出費を減らそうと清掃に汗を流すコミサポひろしまのみなさんです!兵庫県のたつのから軽トラでお米を運んで来てくれた山本さんも加勢して下さり、壁材を剥がしたりと休む間もありません。
こんな被害に遭ったにも関わらず、被害認定は半壊だそうです。半壊世帯は、この秋の臨時国会で法案が通らなければ、半壊世帯はほぼ支援金がありません。
このお宅も7年前の新築したご高齢のご夫婦で、きっと老後をゆっくり過ごす予定だったと思います。それがこの災害に一変し、「悲しいけど、涙も出ない」とつぶやいていました。お母さんも「悲しすぎると・・・。」、「夜は寝れていますか?」と聞くと「毎晩目が覚めてしまう。」と言った途端に、涙があふれだしました。なんの声もかけらえず、悔しいやら情けないやら・・・・、こちらも涙が出てくるだけ。
この3ヶ月近く、仮住まいの家から自宅に足しげく通いながら、家を片付ける日々を思うと、ご高齢のご夫婦にはとても辛すぎる生活だと思います。
こちらのご夫婦にもお米とまけないぞうをお届けしました。「お父さんは毎日ご飯を食べるので、助かります!」と喜ばれました。(増島智子)

〈〈あつかましいお願いで恐縮ですが・・・・・・・!!〉〉
 稲刈りが終わり、古米が残っている農家さんが、「被災者のために・・・・」と寄贈して下さるのか、有難いことにお米は引き続き集まっています。先日も被災者の方が、「今一番欲しい救援物資は何ですか?」と尋ねたら、「お米が一番嬉しい!」とおっしゃいました。
お米は大変喜ばれます。当センターが責任をもって、援助の届きにくい人たちを優先し、かつ必要な被災者に届けたいと思います。お米を少しでもいいですから提供して下さいませんか。何卒よろしくお願いします。当センターからお米の提供をお願いして以来、全国各地のみなさまから賛同を得て届けて下さっています。引き続きご支援をお願いします。
【送り先】
〒652-0801 兵庫県神戸市兵庫区中道通2-1-10 TEL078-574-0701
「被災地NGO恊働センター」まで
(注)現金でもお受けしていますので、下記の方法でお申し込みください。その場合通信欄に「お米代」とご記入ください。

■活動支援金のご協力をお願い致します。
・Yahooからも募金ができるようになりました!!
https://donation.yahoo.co.jp/detail/5240003/
・クレジットカードでも寄付ができます。
https://congrant.com/project/ngokobe/605
・郵便振替
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・銀行振込
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 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
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2020年7月豪雨水害に関する支援ニュース 第72報

昨日に続いて引き続き、坂本町での活動報告です。コミサポひろしまのみなさんと活動を続けています。
Mさん邸は、20代のまだお若いご夫婦で、2ヶ月しか住んでいないお宅が基礎ごと流されてしまいました。一階の平屋は天井まで水が入り、梁の方にまで泥が堆積していました。
このご夫妻のご実家のお父さんが、1人でコツコツと片付けをしていたのですが、2ヶ月過ぎてやっと、ボランティアとつながることができたそうです。
 発災後3ヶ月近く経とうとする中で、床下には水がそのままの状態で、断熱材も水をたっぷり含んだ状態でした。コツコツ壁をはがして、ビスを抜いて、断熱材をはがし、床下の水を抜きながら、床板をはがし、泥を取り出し、この後も根太の清掃、家の乾燥など延々と作業が続きます。秀岳館の生徒さんたちも毎日汗を流しています。そして、真新しい家の屋根裏にはこの地域ならではの家を建築するときの神様が祀ってあり、最後まで家を見守っているようです。

 現在ご夫婦は、現在八代市内に建設された仮設住宅に住んでいます。再建についてはまだ検討中だそうです。それに加え、小さなお子さんを抱えながら、なんと10月には第に2子が生まれる予定で、新しい家族が増えるそうで、無事に生まれてくることを願っています。
こちらにもみなさんから届いたお米とまけないぞうをお届けしました。 (増島智子)

〈〈あつかましいお願いで恐縮ですが・・・・・・・!!〉〉
 稲刈りが終わり、古米が残っている農家さんが、「被災者のために・・・・」と寄贈して下さるのか、有難いことにお米は引き続き集まっています。先日も被災者の方が、「今一番欲しい救援物資は何ですか?」と尋ねたら、「お米が一番嬉しい!」とおっしゃいました。
お米は大変喜ばれます。当センターが責任をもって、援助の届きにくい人たちを優先し、かつ必要な被災者に届けたいと思います。お米を少しでもいいですから提供して下さいませんか。何卒よろしくお願いします。当センターからお米の提供をお願いして以来、全国各地のみなさまから賛同を得て届けて下さっています。引き続きご支援をお願いします。
【送り先】
〒652-0801 兵庫県神戸市兵庫区中道通2-1-10 TEL078-574-0701
「被災地NGO恊働センター」まで
(注)現金でもお受けしていますので、下記の方法でお申し込みください。その場合通信欄に「お米代」とご記入ください。

■活動支援金のご協力をお願い致します。
・Yahooからも募金ができるようになりました!!
https://donation.yahoo.co.jp/detail/5240003/
・クレジットカードでも寄付ができます。
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・郵便振替
    口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
    ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO 0068556
 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「7月豪雨」もしくは「POSKO 」と記入して下さい。