2022年8月3日からの豪雨災害救援ニュース NO.10

 昨日の石川県小松市内は、時折雨が降るしぐれ模様でした。明日で一ヶ月を迎える被災地では、ボランティアが不足し、片付け作業が進んでいません。

3日付けの北國新聞に、小松市中海、中ノ峠両町の聞き取り調査結果が紹介されていました。

「自宅の床板が人手不足ではがせず、床下の泥撤去が手つかずという中海町の50代男性は『一向に着地点が見えない。どれだけやっても前に進まないので気が滅入る』とうつむく」という被災者の声が紹介されていました。

 また、「中海町40代男性は『やらんならんことが多すぎて押しつぶされそう』と語った」という悲痛な声が紹介され、1ヶ月が経過するなかでいまだ家屋の復旧が追い付いていない現状が垣間見れます。

 昨日も引き続きコミサポひろしまのメンバーと家屋の清掃や浸水した壁の撤去を行いましたが、壁を取り除くとたくさんの水を含んだ断熱材が出てきて、水が滴り落ちるほどでした。すでにこのお宅も床下の泥だしを初めてから10日程経ちますが、毎日4~5名で作業をしてもこれだけの日数がかかり、いまだに、終わりません。中海町だけでも150世帯あり、そのうち約120世帯ほどが被災されているので、まだまだボランティアは足りません。

 北國新聞には、「ボランティアと会えて楽しいし心強い、勇気がもらえる」という60代女性の声も紹介されていました。

 私たちは昨日住民さんのお母さんが育てた玉ねぎを頂きました。お母さんは「フルーツみたいに甘くてみんなに評判なのよ」と言ってたくさんの玉ねぎを持たせてくれました!帰ってから玉ねぎスライスで頂くと、とっても甘くて美味しかったです!ごちそうさまでした!           (増島智子)

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