2022年8月3日からの豪雨災害救援ニュース NO.14

 昨日もふたてに別れ作業をしました。2週間継続して作業しているお宅もほぼ終わりに近づきました。トイレや納戸の壁も剥がしました。水回りや日当たりの悪い影になるところは、幅木の部分にカビが発生していました。建具の隙間なども黒カビが発生して、細かい隙間に泥が入り込んでいます。

 壁を剥がして、掃除して、消毒して、生活に支障がないように最低限の補修をしてと、一連の作業が一ヶ所ごとに続きます。

 お昼は昨日に引き続き、名古屋のレスキューストックヤードのみなさんの炊き出しを中ノ峠に配食してきました。タイミングよく多くの住民さんにお配りすることができました。住民のお母さんは「娘がいるから毎日の献立を考えるのが大変!今晩はこの肉じゃがをおかずにさせてもらうわ!これで献立を考えずにすむわ!」と喜んでもらえました。途中家の庭先で茗荷を頂きました!きれいな白い花を咲かせて、香りがとてもよく、夕飯に早速頂きました!

 また、若いお母さんたちはお子さんのこと、家の片付け、食事や洗濯普段していてた日常のことに加えて、水害の後片付けが加わり、まして家も二階での生活や唯一残った部屋を使って不自由な生活を余儀なくされ、1ヶ月を過ぎ心身ともに負担が増大しています。

 お互いに支えって地域の中でも生活をしていますが、そろそろ限界の時期にきていて、今後は家屋の作業だけでなく、お茶会などを通して、心のケアにつながるような場所を設けたいと思います。

 ただ、ボランティアも不足していて、なかなか手が回りません。地元の方とも連携しながら被災者のみなさんに合った活動を展開していきます。

                    (増島智子)

■活動支援金のご協力をお願い致します。 
・クレジットカードでも寄付ができます。 
 https://congrant.com/project/ngokobe/605 
・郵便振替 
     口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター 
・銀行振込 
   ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO.0068556 
 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター 
*お手数ですが、備考欄に「2022年8月豪雨」と記入して下さい。 

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