足湯ボランティア

新着ニュース

足湯隊ミーティング開催しました
9月2日に足湯講習会&足湯隊ミーティングを開催しました。
今年も参加するお熊甲祭りについて、能登半島でのヒアリングについてなど話し合いました。
次回ミーティングは10月15日10:00~です。
今年度の予定
2016年度は、2017年3月25日で10年を向かえる能登半島地震の被災地にかかわる事業を行う予定です。
カエルキャラバンの様子
カエルキャラバンでの足湯の様子

KOBE足湯隊

2007年の能登半島地震をきっかけに結成された学生災害ボランティア団体です。最近では、神戸や近隣の市町村のイベントや施設等でも活動を広げています。
KOBE足湯隊に参加してみたいという方はご連絡ください! Facebookやっています。
KOBE足湯隊
KOBE足湯隊

足湯ボランティアとは?

足を10~15分、お湯につけ手をさすります。その間にボランティアと1対1でお話をします。足湯ボランティアには老若男女誰でも参加することが出来ます。その会話の中の言葉のことを「つぶやき」と呼んでいます。足湯につかりのんびりした空間を作ることで、肉体的な疲れやストレスを少しでも解消してもらいます。
足湯の効能
足湯には風邪の予防、睡眠の促進、血流改善などの効能があります。足湯をすることで血圧が調整され、心身ともにリラックスしていただくことが出来ます。
・風の予防・経過…
 呼吸器系の風邪には「足湯」
 消化器系の風には「脚湯」
・弛緩……睡眠の促進、頭の疲れを取る→睡眠促進
・発汗……血流の改善、新陳代謝が活発に
・冷え、むくみ、肩こりの症状改善
・免疫機能の向上
佐用町での足湯ボランティア
佐用町での足湯の様子
「つぶやき」って??
足湯の間、利用者とボランティアは一対一で向かい合い、リラックスした時間を過ごします。そんな中で出てくる声を、私たちは「つぶやき」と呼びます。「つぶやき」にはなかなか口に出せなかった本音が隠されていることがあります。その「つぶやき」に耳を傾け、一人ひとりに寄り添った活動をおこないます。足湯ボランティアは一方通行の支援活動ではなく、ボランティアと足湯を受ける相手との間に双方向の交流があります。あなた対わたしという1対1の関係性が築くことのできる、一人ひとりに寄り添う活動です。
足湯ボランティアの歴史
1995 阪神淡路大震災 避難所での足湯ボランティア
2004年 新潟県中越地震 小千谷の避難所・仮設住宅で
2007年 能登半島地震 
→ 中越・KOBE足湯隊(現:KOBE足湯隊)の誕生 
→ 金沢大学能登寄り添い隊「灯」へと伝わる
2007年 中越沖地震
2008年 岩手・宮城内陸地震 →東北の学生に伝わる
2008年 愛知・岡崎水害
2009年 兵庫県佐用町水害
2010年 山口県山陽小野田市水害
2011年 宮崎県新燃岳噴火災害
2011年 東日本大震災 
→足湯ボランティアの裾野が大きく広がる
(震災がつなぐ全国ネットワークの活躍)
2011年 近畿・紀伊半島豪雨
2012年 筑波竜巻 
→筑波大学などの学生ボランティアの足湯
2012年 九州北部豪雨
2013年 山口・島根豪雨
2014年 広島土砂災害
2015年 北関東豪雨水害
阪神・淡路大震災での足湯
阪神・淡路大震災での足湯
能登半島地震での足湯
能登半島地震での足湯


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「令和6年(2024年)能登半島救援ニュース」No.125  水害編―28  震災から11ヶ月が経ち、住民のみなさんの心がざわざわし始めている。 「お正月が怖いなあ」「ここにはいたくない」「また来たらどうしよう」との声が聞こえてくる。 そして、水害から2ヶ月が過ぎた。地震と豪雨の複合災害に遭った住民さんは「なんで?」「なんで私だけ?地震の次に水害まで。どんどん財産がなくなっていくよ。なんか私悪いことしたのかしら」「もう、病んでしまって、夜も眠れない。半年くらいそっとしてほしい」「すごい揺れ、まだまだ油断できませんね」「雨風で揺れて、地震で揺れて」と。 そんな不安に追い打ちをかけるような揺れがまた能登地方を襲いました。 住民さん朝から「怖かった」「あの時のことを思い出す」「1月の地震の前のような暖か陽気で心配だ」「一晩中眠れなかった」「寝るのが怖い」「子どものまた一人でトイレに行けなくなった」など と不安を口にしています。 倒れかけたままの家並みが広がる一方で、公費解体が始まり、「更地をみつめながら寂しくなるね」「町の景色が変わっていくね」「これからどうなっていくんだろう」と。まだまだ先の見えない被災地です。でもいつか能登にかかる虹がみなさんを照らしてくれるはずです。(増島) *私たちの活動は、CivicForceのパートナー協働事業に支えられ活動しています。 *私たちの活動は赤い羽根共同募金会「ボラサポ・令和6年能登半島地震」の助成を頂き活動しています。 引き続き現地からの情報を発信していきます。 ブログはこちら→ ngo-kyodo.org/2024noto/2024/11/28/%e3%80%8c%e4%bb%a4%e5%92%8c6%e5%b9%b4%ef%bc%882024%e5%b9%b4%ef%...■活動支援金のご協力をお願い致します。 ・クレジットカードでも寄付ができます。  ・ヤフー募金でもご寄付いただけます。   ・郵便振替 口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター・銀行振込 ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO.0068556  名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター *お手数ですが、備考欄に「2024年能登半島」と記入して下さい。 ... See MoreSee Less
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「令和6年(2024年)能登半島救援ニュース」No.124  水害編―27  能登半島支援 緊急支援のお願い!!  輪島市西保地区の方々が、住んでおられる輪島市宅田第一仮設団地に、冬用の布団を10組持って行った。同仮設では、いつも朝早くから皆さんが卓球をされている。しかし、この日は誰も卓球をしていなかった。この団地は、住民さんで運営管理をしているのが特徴で、もしかすると、この日は他の団体のイベントがあったからかもしれない。  ちょうど白山市のボランティアグループが、服や生活雑貨も含めて住民さんの要望を個別に回って聞いていた。私たちも、これまで何度も衣類は持ってきていたので、多少ダブルかも知れないなぁと危惧もあった。でも、この人たちは布団が欲しいという要望も聞いていて、私たちが持ってきた布団も要望のあったお宅に、気をきかして配ってくれた。残りは、卓球台使用の際の調整をされているTさんに連絡して集会所に「自由にどうぞ!」と張り紙をして置いてきた。余談だが、その白山市から来られたボランティアグループさんが教えてくれたのは、「ここの団地のキーパーソンはKさんだよ!」と。  いいこと聞いた!と思ったが、ここは面白い現象?で、ここに足を運ぶたびに、「この人に言ったら・・・・」という、この人が今までも、Tさん、Kさんに加えて、Mさん、Yさんという名前が挙がっている。  余談だが、一応輪島市の仮設団地の集会所で、外部のボランティアが訪問して、イベントをする時には、輪島市に「調整室」というNPOが担っている部署がある。私たちは、基本ここに前もって連絡して使わせて貰っている。でも、この宅田第一仮設では住民さんが自主運営をされているので、「調整室」を通さずにこういう現象も起きるのでしょう。でも、今のところ何の問題もなく、コトは進んでいる。  30年前の阪神・淡路大震災の時は、輪島市のようなボランティアの調整をするような部署はなかったので、みんな自由に活動していた。そして物資の過不足や炊き出しのバッティングなど再々あった。でも、それでもお互いが調整し合った、特に問題が起きずに対応し、活動してきた。私は思うが、特に役所が調整役を作らなくても、ボランティア同士が被災者と相談して調整すればいいと思う。実際に石川県知事は1月中旬に「ボランティア控えて!」とメッセージを出した。その背景には、「場合によっては、多くのボランティアが来たら被災地は混乱するかも・・・」という懸念からだろう。でも2月の中旬には、ほぼ各々勝手に被災地に入り、その時点で約110団体が入って活動していた。1月~2月という時期では、被災地はほんとうに大変な状態だった(特に避難所対応)。でも、何も問題はなかったと言っても過言ではない。この現象は、30年前の阪神・淡路大震災以来、2015年の広島の豪雨水害、そして今回の能登半島地震と2度目の現象だと思う。  ちなみに来年で阪神・淡路大震災で30年を迎える。災害時の救援ボランティアの振る舞いが生かされた事例の一つではないか…。一考が必要だ!! (被災地NGO恊働センター顧問 村井雅清) *私たちの活動は、CivicForceのパートナー協働事業に支えられ活動しています。 *私たちの活動は赤い羽根共同募金会「ボラサポ・令和6年能登半島地震」の助成を頂き活動しています。 引き続き現地からの情報を発信していきます。 *私たちの活動は、日本財団の助成金に支えられて活動しています。ブログはこちら→ ■活動支援金のご協力をお願い致します。 ・クレジットカードでも寄付ができます。   ・ヤフー募金でもご寄付いただけます。   ・郵便振替 口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター・銀行振込 ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO.0068556  名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター *お手数ですが、備考欄に「2024年能登半島」と記入して下さい。 ... See MoreSee Less
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「令和6年(2024年)能登半島救援ニュース」No.123 やさしや足湯隊レポートNo.14 やさしや足湯隊第23便(11月8日~11月11日)の活動報告です。第23便は学生3名、社会人2名、CODEインターン1名の合計6名での活動でした。  11月9日の午前中は輪島市内のKさんのお宅に伺って床下の瓦の引き詰めを行いました。これはなかなか乾かない床下の泥の乾燥を早めるための対策です。午後からは、宅田第一団地仮設住宅で足湯ボランティアと古着バザーを行いました。  11月10日の午前中は、2班に分かれて水害ボランティアで関わったお宅に訪問足湯を行いました。午後からは輪島中学校で足湯ボランティアを行い、その後稲屋仮設住宅にお米の物資を配達しました。今回の足湯の「つぶやき」とボランティアの感想の抜粋です。ぜひご一読ください。 ◎つぶやき ・公費解体はきまってるけど、人(大工や業者)が来んからそのままや。うちは、家は残って半壊で〇十万もろうた。そんなん足るかいな。屋根の金ちょろっと払ろうたらおしまいや。余分に取る業者もおるからな。(80代男性) ・あそこもあそこも半壊。うちだけ準半壊。おかしいわ、、、準半壊は解体するお金も出ない。だからこの家どうしたらいいんか、補助も全然違う。(90代男性) ・米農家なのにお米を貰うなんてね、、、(70代男性) ・地震もやけど、水害がな。余計やった、地震はしゃない。でも水がなぁ。大変やったわ。隣のひとは全壊でやったけど、うちは半壊でちょろっとしかもらえん。あと、地震やら水害やらの罹災証明なんか手続きがややこしいてわからんから大変や。(80代女性) ◎ボランティアの感想 ・足湯を実施された方の一人に、「生活はそれなりに元通りになったけど、どこか虚しい気持ちになる」と話されていました。生活自体がうまく回っていても、精神面での回復は先のことであると理解し、回復のためには人と人との心のつながりが大事であると考えます。 ・当初途方もない作業のように感じても、みんなで力を合わせて作業することで とんでもない結果が出せるのだと今回も気づかされました。一人ひとりの力は微力かもしれませんが、 少しの積み重ねが結果を生むのだなと。 ・足湯は単なる身体のリラクゼーションだけでなく、被災者との心理的な距離を縮め、彼らが心の中の思いを表現できるようにする手段でもあることを理解した。 ・家に帰ってからも、私だけこんなに柔らかくて暖かい布団で寝ていいのかと違和感を覚えました。 ・足湯では、避難所(中学校の体育館)でなぜかイスが注目。「このイスゆったりしてる~」「今度別荘建てたらこのイスを・・・」など、いつも使っている足湯のイスが注目。避難所のテントの中をちらっと見るとダンボールベッドはあるものの、リラックスできるイスなどは特に無く、休まる場所、空間が必要なのだと思いました。ふつうの暮らしを望んでいるだけなのに、今の避難所は我慢する所でしかないのかもしれません。 いつも足湯隊の活動を応援してくださっている皆様、ありがとうございます! 次回の活動は12月6日から12月9日です。 (CODE学生インターン 安福) *「やさしや足湯隊」は「被災地NGO恊働センター」「CODE海外災害援助市民センター」「兵庫県防災士会」の連携で行っています。 *私たちの活動は、CivicForceのパートナー協働事業に支えられ活動しています。 *私たちの活動は赤い羽根共同募金会「ボラサポ・令和6年能登半島地震」の助成を頂き活動しています。 *私たちは、日本財団からの助成を受けて活動しています。 引き続き現地からの情報を発信していきます。 ブログはこちら→ ngo-kyodo.org/2024noto/2024/11/25/%e3%80%8c%e4%bb%a4%e5%92%8c6%e5%b9%b4%ef%bc%882024%e5%b9%b4%ef%...■活動支援金のご協力をお願い致します。 ・クレジットカードでも寄付ができます。   ・ヤフー募金でもご寄付いただけます。   ・郵便振替 口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター・銀行振込 ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO.0068556  名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター *お手数ですが、備考欄に「2024年能登半島」と記入して下さい。 ... See MoreSee Less
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「令和6年(2024年)能登半島救援ニュース」No.122 水害編―26  能登半島支援 緊急支援のお願い!!  輪島市町野町の「もとやスーパーさん」が、仮営業という形で再スタートされた。同スーパーには、水害のあった9月21日の1週間前に足湯ボランティアでお世話になったところだった。(関連のことは、本ニュースNO107を参考)  「次は9月末くらいにまたできれば…」と、お母さんと話していたのに…。  同スーパーの本谷一知社長さんは、水害後まだ店内に水が引いていないところに、簡易の寝床を確保して、そこで寝ていたそうだ。店内の水があるところで、「おたまジャクシが泳いでいたよ」と笑っておられた。地震の被害ですでに大きな損失となっただけに、この記録的豪雨災害により、地震被害をはるかに越えるほどの二重被害となりました。  同社長は、一時は「再建は無理かも…」と悩まれたとのこと。でも、これまでお世話になった人たちが、「再建はまだ?」と多くの方たちが応援してくれたので、今は、仮営業だけれど、1月には本格的な再建に・・・と決意されたのです。 本ニュースNO107で、「もとやスーパーは創業70年で、この町野町には1件しかないスーパーだ。輪島市と石川県が早急にこのもとやスーパーの再建支援計画を提示するべきだ。それが、何よりもの支えになる。」と書かせてて頂きました。広い地域である町野町で、たった1件しかない、住民の“台所”、あるいは“胃袋”、あるいは“生活雑貨”など、生活を支えるスーパーなのです。こんなときは、市や県は、まず優先的にも何らかの再建策を提示し、全面的な財政支援を施すべきだと、強く主張したい。 それは、前述したように生活を支えている上に、ともすれば最も大切なのは、地域のコミュニティ再建の拠点となってきたという、暮らしには欠かせない役割を担われているということなのです。行政の1面的な見方で、被災者の再建は十分にならないということを理解して欲しい。石破茂新政権で、「防災庁」設置が決まったが、同庁が最も大事なのは、「暮らしの再建は被災者主体」ということを忘れて欲しくない。 (被災地NGO恊働センター顧問 村井雅清) *私たちの活動は、CivicForceのパートナー協働事業に支えられ活動しています。 *私たちの活動は赤い羽根共同募金会「ボラサポ・令和6年能登半島地震」の助成を頂き活動しています。 引き続き現地からの情報を発信していきます。 ブログはこちら→https://ngo-kyodo.org/2024noto/2024/11/23/%e3%80%8c%e4%bb%a4%e5%92%8c6%e5%b9%b4%ef%bc%882024%e5%b9%b4%ef%bc%89%e8%83%bd%e7%99%bb%e5%8d%8a%e5%b3%b6%e6%95%91%e6%8f%b4%e3%83%8b%e3%83%a5%e3%83%bc%e3%82%b9%e3%80%8dno-122/ ■活動支援金のご協力をお願い致します。 ・クレジットカードでも寄付ができます。   ・ヤフー募金でもご寄付いただけます。   ・郵便振替 口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター・銀行振込 ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO.0068556  名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター *お手数ですが、備考欄に「2024年能登半島」と記入して下さい。... ... See MoreSee Less
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「令和6年(2024年)能登半島救援ニュース」No.121 やさしや足湯隊レポートNo.13  やさしや足湯隊第22便(11月1日~4日)の活動報告です。第22便は学生2名、社会人4名、CODEのスタッフが2名の合計8名での活動でした。11月2日の午前中は2班に分かれて、1班は足湯隊のメンバーと他の団体の方々と一緒に壁剥がしの作業を行い、2班目はOさんのお宅に伺って訪問足湯を行いました。午後からは、宅田第一仮設で足湯ボランティアを行いました。   11月3日も同じく2班に分かれて、1班目の午前中は河原田公民館で足湯ボランティアを行い、午後は輪島中学校で足湯ボランティアを行いました。2班目は、前日に足湯をさせていただいた方の近くのお家の床板はがしを行いました。 今回の足湯の「つぶやき」とボランティアさんの感想の抜粋です。ぜひご一読ください! ◎「つぶやき」 ・仮設にいてもすることないからここでいつも遊んでる。 ここはみんな知り合いだからね。(70代 女性)・土砂崩れで道が通れなくなったんだよ。最近復旧してまた片付けに行くようになった。(週に何回ぐらい行くんですか?と尋ねると)多いときは週2,3回。うちは電気がまだ来てないのよ。だから暗いなか一晩泊まることもある。家に帰るときは二人で。お年寄りの車がない人は行けないからね。(60代 女性) ・こんな下手な話を聞いてくれてありがとう。(70代 男性) ・ランドセルが流された。(10歳未満 男性) ◎ボランティアの感想 ・「被災の方々の身体にさわらせてもらうという事は、心を開いてもらっているということ」 「丁寧に手をマッサージすることで相手を大切に思う心が伝わる」という言葉が印象に残りました。まさに、避難された方々の生の声を聞かせていただいたことで皆さんの心の内の一 端を感じることができ、災害を感じる貴重な経験ができました。 ・地震の時の話をされた際、全員共通して険しく、悲しそうな顔をされていた。また大災害が起きるかわからない、そのような不安を口にされていた方もいた。私は、その話を頷いて聴くことしかできなかった。学校の授業で習ったどんな言葉より被災者の方の声が1番重かった。 ・ただでさえ人口減少が進みなにもしなくても衰退していく今般、「復興」にはボランティア、行政、民間、被災者のかた自身が同じ方向を向き協力していくことが不可欠だと感じました。その中で足湯ボランティアは、最も近い距離で被災者の方の声を聴き、その声を発信・周知し、他団体からのさらなる適切な支援につなげるという重要な役割を担っていると考えました。その一端を担い、ボランティアの役割について考える貴重な機会を経験させていただき本当にありがとうございました。ぜひまた参加したいと思います。 いつも足湯隊の活動を応援してくださっている皆さま、ありがとうございます! 今後ともよろしくお願いいたします。(CODE海外災害援助市民センター 山村太一) *足湯隊は「兵庫県防災士会」「被災地NGO恊働センター」「CODE海外災害援助市民センター」の連携のもと行っています。*私たちの活動は、CivicForceのパートナー協働事業に支えられ活動しています。 *私たちの活動は赤い羽根共同募金会「ボラサポ・令和6年能登半島地震」の助成を頂き活動しています。 引き続き現地からの情報を発信していきます。 ブログはこちら→ ngo-kyodo.org/2024noto/2024/11/20/%e3%80%8c%e4%bb%a4%e5%92%8c6%e5%b9%b4%ef%bc%882024%e5%b9%b4%ef%...・ヤフー募金でもご寄付いただけます。   ・郵便振替 口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター ・銀行振込 ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO.0068556  名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター *お手数ですが、備考欄に「2024年能登半島」と記入して下さい。・クレジットカードでも寄付ができます。活動支援金のご協力をお願い致します。 ... See MoreSee Less
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「令和6年(2024年)能登半島救援ニュース」No.119 やさしや足湯隊レポートNo.12  やさしや足湯隊では、CODE海外災害援助市民センターのインターンも活躍しています。今回は第21便を率いた安福瑞希さんの感想レポートです。 ぜひご一読ください! —————————————  第5次水害隊は10月27日、避難所である輪島中学校で足湯を行った。発災から約10か月後、私は初めて避難所を訪れた。輪島中学校は約70人が避難されており、その多くが高齢者、そして地震と水害の二重被害を受けた地区の方々だ。体育館内は非常に静かで、避難者らは近所同士静かに話しているのが印象的であった。  一番に驚いたことは避難所の食についてだ。時々炊き出しが行われるそうだが、基本的に朝はパン、昼と夜はお弁当が支給されている。  その日の夜ご飯はコロッケがご飯の上に乗った野菜カレーだった。高齢者には重たすぎる食事だと率直に感じた。足湯に来てくれた方は「足がいきる(火照る)」と度々呟く。後で調べると、脂っこい食事は血液をドロドロにし、血流不良を起こしてしまう。よって本来なら心臓に戻る血液が足の裏に滞り熱を帯びてしまうそうだ。  小さな体調の変化でも後々大きな病気にも繋がりかねない。1週間で見守り職員が交代する避難所は小さな変化に気づくことは難しいかもしれない。足湯隊も常時見守ることが出来ない分、『つぶやき』から小さな変化に気づく存在になりたい。 (神戸学院大学3年安福瑞希) *「やさしや足湯隊」は被災地NGO恊働センターとCODE海外災害援助市民センターによって活動を行っています。 *私たちの活動は、CivicForceのパートナー協働事業に支えられ活動しています。 *私たちの活動は赤い羽根共同募金会「ボラサポ・令和6年能登半島地震」の助成を頂き活動しています。 引き続き現地からの情報を発信していきます。 ブログはこちら→ ngo-kyodo.org/2024noto/2024/11/18/%e3%80%8c%e4%bb%a4%e5%92%8c6%e5%b9%b4%ef%bc%882024%e5%b9%b4%ef%... ・クレジットカードでも寄付ができます。   ・ヤフー募金でもご寄付いただけます。   ・郵便振替 口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター ・銀行振込 ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO.0068556  名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター*お手数ですが、備考欄に「2024年能登半島」と記入して下さい。■活動支援金のご協力をお願い致します。 ... See MoreSee Less
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「令和6年(2024年)能登半島救援ニュース」No.117 水害編―23  能登半島支援 緊急支援のお願い!!   去る3日、輪島市内で浸水した接骨院のフローリング剥がし、床下の掃除、根太の泥落としなどの活動を通して被災者自身の様子に寄り添ったボランティアのレポートが届いたので、みなさんと共有したいと思います。  ・活動しながらさりげなくNさん(奥さん)を見ていると、かなりお疲れの様子に見えた。でも言葉一つ一つに感情がこもっていて、元看護師さんと聞いていたので納得させられた。震災当日のお話をして下さっている際は涙を流すこともあった。あの時のことを思い出しながら、かつ目の前で活動している私たちに対して、凄く感謝して下さった。奥さんもお忙しいようなので、一緒に作業するシーンは無かったが、作業中もよく見にきてくれた。 ・私が前日足湯をしたこともあり顔を覚えて下さったので、旦那さんが接骨院をする道具や器具は避けといて欲しいことなど、次々とお話をして下さった。スマホにはたくさんの当日の写真や動画が残っていた。その写真を見せてもらいながら、普段の輪島の話もして下さった。 「去年の12月末の雪の量はとんでもなかった。腰の高さまで降ってきたわ。こんなん初めてやったわ。いつもは30センチくらいしか降らへんのに、、、30センチも降ったら車が使えへんから皆な買い溜めするのよ。」 ・目の前のマンホール付近が前日にコンクリートが剥がされ、石が敷き詰められていた。それを見て「このコンクリートにしないと除雪が出来ないのよ。除雪車が石を全部持って行ってしまう。除雪車は30センチ以上じゃないと出られない決まりがあるのよ。28センチの時でも動かしてくれてもいいのに(笑)雪の時はOさんのところに雪を押して、駐車場と目の前の道路を除雪するよ。大体2時間かかる。」と。 ・30年間接骨院を営んで来られた院長(旦那さん)の話 「65年前にね同じような場所で水害があったから基礎を高く作っていたんやけど、それを越してきたわ。」   30分に1本程だが、室内でもタバコを吸われる。大きな荷物を置いており、柱の石膏ボードを剥がすのは不可能であった。だが、荷物をどかした時に、「Kくんにも言ったんやけど、あそこの柱切られてないで」「あの大きな棚も移動させといて。」と次々と指示される様子から、内心は焦っているように見えた。   笑顔がとても印象的だった。接骨院で使っていた道具はとても大切に扱っている。コーヒーの差し入れも自分からクーラーBOXを動かされていた。感謝しているが気を使い、早く接骨院を復活させたいように感じた。 (CODE学生インターン 玉地) *私たちの活動は、CivicForceのパートナー協働事業に支えられ活動しています。 *私たちの活動は赤い羽根共同募金会「ボラサポ・令和6年能登半島地震」の助成を頂き活動しています。 引き続き現地からの情報を発信していきます。 ブログはこちら→ ngo-kyodo.org/2024noto/2024/11/12/%e3%80%8c%e4%bb%a4%e5%92%8c6%e5%b9%b4%ef%bc%882024%e5%b9%b4%ef%...■活動支援金のご協力をお願い致します。 ・クレジットカードでも寄付ができます。   ・ヤフー募金でもご寄付いただけます。   ・郵便振替 口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター ・銀行振込 ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO.0068556  名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター *お手数ですが、備考欄に「2024年能登半島」と記入して下さい。 ... See MoreSee Less
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「令和6年(2024年)能登半島救援ニュース」No.116 やさしや足湯隊レポ―ト No.11 ♨️ やさしや足湯隊第21便(10月25日~10月28日)の活動報告です。第21便は学生4名、社会人3名、CODE事務局長の8名での活動でした🌱 10月26日の午前中は、メンバー皆と他の団体の方々と一緒に泥出しです。午後からは、物資の冬服を届けました。これから冷えてくる中で、着の身着のままで避難して来られ、集落にしばらく服を取りにいけない方々も多くいます。 10月27日の午前中には消毒作業を手伝った後、午後からは輪島中学校にて足湯ボランティア。今回は12名足湯に来られました。今回の足湯の「つぶやき」とボランティアさんの感想の抜粋です。ぜひご一読ください!「つぶやき」・震災で自宅全壊。金沢の2次避難所にいて、7月に輪島市の仮設住宅入居。9月の豪雨で胸までの高さの浸水。再び避難所生活に。住んでいた仮設住宅修理は年末までかかり、それまで避難所生活。(80代女性)・1月に全壊した家屋から、家業の電気工事道具だけ出せたが、子供の表彰状など思い出の品が、倒壊危険のため取り出せず困っている。6月入居の仮設住宅が9月に床上浸水し再び避難所生活。年末まで仮設に戻れない。(70代女性)・家は無事なんだけど、家の海側と陸側の道がどっちも切れてて家に戻られん。(70代女性) ・準半壊だからね、仮設はあたらんかったのよ。・・・あんまりどこもいかないわ。スーパーに行くには、前日の〇時から〇時までにバスを予約しないといけないんよ。〇時にお願いしますーってね。めんどくさいよ。(80代女性)・また水害が来たら確実に浸かる場所に戻ってもまた避難所にすぐ逆戻りになるのではという不安がある。・もう何も考えられない、歳やし自分には無理やと思ったが、ボランティアの人に来てもらってやっぱり気持ちを立て直した。 ボランティア感想「水位の高さとかを初めて目の当たりにして、本当に怖かったやろうなと思った。」 「消毒の作業をしてる時に、お母さんが『うちもできるん?次は?』と聞いてきて、やっぱりみなさんは色々な作業を待っておられるなと感じた。必要な作業はまだまだあると感じた。」「たまたま繋がれて作業できてるが、ボランティアが来られない家の人は、Kさんのように2人とかご自分たちでしようと思っておられるのかもしれない。」「やっぱり行政の支援だけでなく、ボランティアの支援ならではの良さがあると思った。もっとボランティアがやっぱり必要で、(若い人には負けるけど)自分たちでもできることあるから、周りの人にも声をかけていこうと思う。」「もっと行政動かなあかん。側溝の掃除は行政の仕事。逆に家(個人財産)の泥かきは行政にはできない。本来やらんといけない作業にまで行政の手は届いていない。もっといろんなところから派遣してやらないとというニーズがたくさんある。」 いつも足湯隊の活動を応援してくださっている皆さま、ありがとうございます! 次回の活動は11月1日から11 月4日です。 (CODE学生スタッフ 島村) *私たちの活動は、CivicForceのパートナー協働事業に支えられ活動しています。 *私たちの活動は赤い羽根共同募金会「ボラサポ・令和6年能登半島地震」の助成を頂き活動しています。 引き続き現地からの情報を発信していきます。 ブログはこちら→https://ngo-kyodo.org/2024noto/2024/11/09/%e3%80%8c%e4%bb%a4%e5%92%8c6%e5%b9%b4%ef%bc%882024%e5%b9%b4%ef%bc%89%e8%83%bd%e7%99%bb%e5%8d%8a%e5%b3%b6%e6%95%91%e6%8f%b4%e3%83%8b%e3%83%a5%e3%83%bc%e3%82%b9%e3%80%8dno-116/ ■活動支援金のご協力をお願い致します。・クレジットカードでも寄付ができます。   ・ヤフー募金でもご寄付いただけます。   ・郵便振替 口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター ・銀行振込 ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO.0068556  名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター*お手数ですが、備考欄に「2024年能登半島」と記入して下さい。 ... See MoreSee Less
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