寺子屋勉強会

2021年度の寺子屋のテーマ

「最後の一人まで」を模索する

昨年度から引き続き、「最後の一人まで」を実現するための方 策について検討を深める。CODE 海外災害援助市民センターの 実施する「阪神・淡路大震災 26 年企画」と連動し、国内外の 災害ボランティアのあり方を通じて議論をしていきたい。

 

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2021年度 災害ボランティアについて知ろう講座を開催します。

■趣旨
災害からの復興の過程では、単に泥出しや瓦礫撤去をするだけでなく、水害時の適切な家屋処理や、快適な避難所運営方法が求めらます。こうした一連の流れを網羅的に学んでおくことで、スムーズな復興を進めていくための一助となります。全6回の連続講座によって、細やかな技術、知識、考え方を学ぶとともに、災害直後から復興に至るまでのプロセスを学ぶことを目的としています。

対 象:災害ボランティアに興味がある方(兵庫県内、近畿の方を優先します)
参加費:各回2000円/学生1000円
全6回お申し込みいただくと、10,000円(2000円お安くなります)
*お申し込み後、お支払い方法をメールでお送りします。
場 所:オンライン(Zoom)
(実技の場合は、会場での参加も可能です。*人数制限あり)

第1回 社協の災害ボランティア対応について
8月21日(土)14:00〜15:30
講師:長谷部治さん(兵庫区社協)
番外編:災害ボランティアセンターの歴史(15:45〜16:30)
講師:頼政良太(被災地NGO恊働センター)
第2回 避難行動と避難所運営
9月25日(土)14:00〜16:00
講師:頼政良太(被災地NGO恊働センター)
第3回 水害対応の心得
10月9日(土)14:00〜16:00
講師:吉田信昭さん(縁の下のもぐら)
第4回 被災者に寄り添うボランティア
11月13日(土)14:00〜15:30
講師:増島智子(被災地NGO恊働センター)
番外編:足湯ボランティア実習(15:45〜16:30)
講師:吉椿雅道さん(CODE海外災害援助市民センター)
第5回 屋根のブルーシート張り対応
12月18日(土)14:00〜16:00
講師:中村伸一郎さん(ユアロキィコンサルティング株式会社)
第6回 住民の内発的な力を引き出す復興ボランティア
1月29日(土)14:00〜15:30
講師:宮本匠さん(兵庫県立大学減災復興政策研究科)
申込:メールもしくは、下記フォームでお申し込みください。
https://forms.gle/r3fkF4Qs5eDhhTVm8
問合:被災地NGO恊働センター(担当:頼政)
info@ngo-kyodo.org /078-574-0701
*本事業は、真如苑の助成を受けて実施しています。

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過去の寺子屋セミナー

2020年度の寺子屋

第1回「「最後の一人まで」を考える」

2019年度の寺子屋

第1回「災害時の違和感を考える」
第2回「違和感の元の課題解決を考える」
第3回「違和感を感じたり感じなかったりするのはなぜ?」
第4回「最後の一人までは実現できるのか?「災害ケースマネジメント」の事例から」
白鳥孝太さん(とっとり県民活動活性化センター)
第5回「障害者と災害〜障害者を取り巻く環境と災害時の障害者」
山田たけしさん(えんぴつの家)
第6回「不条理な「災害関連死」を止めるために」
久井 進さん(弁護士)
第7回「『自立支援の実践知』とその検証」
清水亮 (東京大学)
第8回「阪神・淡路大震災 25 年朝まで語る会」

2018年度の寺子屋

第1回「災害ボランティアセンターの変遷とその役割」
福島真司さん(兵庫県社会福祉協議会)
第2回「災害時の中間支援組織の役割」
飛田敦子さん(認定NPO法人コミュニティ・サポートセンター神戸)
第3回「被災者に向き合う法・制度とは?」
津久井進さん(一人ひとりが大事にされる災害復興をつくる会)
第4回「災害時の障害者支援の現場から」
八幡隆司さん(NPO法人ゆめ風基金)
第5回「ボランティア2年目とは?」
池内麻菜実さん(神戸学院大学学生)
宮本匠さん(兵庫県立大学減災復興政策研究科講師)
村井雅清(被災地NGO恊働センター顧問)

2017年度の寺子屋

第1回寺子屋
地域おこし協力隊から農業支援へ
河井昌猛さん(西原村百笑応援団)
第2回寺子屋
まちづくりにこだわって被災地に関わり続ける
宮定章さん(認定NPO法人まち・コミュニケーション)
第3回寺子屋
これからのソーシャルセクターを担う若者たちへ
大福聡平さん(NPO法人しゃらく)
第4回寺子屋
教育にこだわり活動を展開する
中山迅一さん(NPO法人まなびと)
第5回寺子屋
被災地に飛び込み仕事として復興に貢献する
斉藤誠太郎さん(一般社団法人ISHINOMAKI2.0)
第6回寺子屋
僧侶として、住民として被災地に関わるとは?
鈴木隆太さん(東禅寺副住職)
第7回寺子屋
新たな地産地消エネルギーに挑戦する
井上保子さん(株式会社宝塚すみれ発電所)
第8回寺子屋
もう一つの生き方・働き方を生み出す社会とは?
山口一史さん(ひょうご・ひと・まち研究所)

2016年度の寺子屋

農業について学ぼう〜時にはアホになってみよう〜
講師:尾澤良平さん
「NGOで働くとは」~もう一つの生き方・もう一つの働き方~
講師:今中 麻里愛さん
番外寺子屋 熊本地震の「今」を語り合う
~阪神・淡路大震災から22年のKOBEから続ける支援~

講師:鈴木隆太/寺本わかば/丸山真実

2015年度 アクションプランの実現に向けて

第1回「5年目の福島と向き合い、水俣から学ぶ」
講師:谷洋一(アジアと水俣を結ぶ会事務局長)
第2回「阪神・淡路大震災から20年 災害ボランティアのその後」
講師:林大造(神戸大学学生ボランティア支援室)/岡本芳子(たつの女性が担う地域防災塾)/頼政良太(被災地NGO恊働センター)
第3回「障がい者について学ぼう」
講師:凪裕之・井奧裕之(Beすけっと)
第4回「阪神淡路大震災の取り組みを契機に見えたこと、NPO、NGOに関わって」
講師:市川斉(シャンティ国際ボランティア会常務理事)
番外寺子屋「大阪W選から見て、神戸市政を考える」
講師:林大造(しみんマニフェスト大阪UP)

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寺子屋セミナーって??

「寺子屋」は江戸時代の初等教育を担っており、お寺は学びの場であるとともに、駆け込み寺や生活相談所でもありました。
今後の災害ボランティア、そして社会のためには、「寺子屋」的な機能を持つことが大切ではないかと考えました。
被災地NGO恊働センターは、震災前までは居酒屋だった民家を事務所にしています。この空間で、アットホームで気軽に参加でき、講師とも交流を深められる学びの場をつくっていきたい……そんな想いで、手作りのセミナーを開催し始めました。どなたでも参加できますのでお気軽にお申し込み下さい。

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2025年岩手県大船渡市山林火災ニュースNO32月26日から続いていた避難指示は、3月9日に「鎮圧」宣言がされ、12日目にして被害の大きかった綾里地区は避難解除になりました。まけないぞうの作り手Mさんの自宅に様子を見に同行しました。幸い電気も水も来ていましたが、水は水質検査が終了するまでの飲料水としては使えません。部屋の中は、逃げたときの状態のままでした。着いてすぐに近所の方から、まだどこかで残り火がくすぶっているとの情報があり、空を見渡すと消火に向かうヘリコプターが何度も水を汲んで現場に向かう様子が確認できました。Mさんは長引く避難生活で疲れも出てきているのか「自分の布団でゆっくり寝たい。早く帰りたい」とこぼしていました。その作り手さんのお姉さんの娘さんの同級生のお宅も今回の火災で焼け出されたと聞き、持っていた物資をお渡ししました。もう一人の作り手Kさんも、避難所から自宅に戻り、その日の夜から自宅で過ごすということでした。そして、東日本大震災の当時の作り手Hさんを尋ねると、今回の火災で実家が焼けてしまったと話してくれました。娘さんや息子さんの卒業アルバムも全て亡くなってしまったそうです。当日は火事の一報を聞き、燃え盛る炎の中、必死に飼い猫のキキちゃんを救い出したそうです。避難先でそのキキちゃんは怯えて布団からなかなか出てこないそうです。被災者のみなさんは避難指示が解除になる前は、家が焼けずに残っているかどうかを確認するのに、報道を見て、燃えた、燃えていないと情報が錯綜し、現場を見るまでは実態が分からず、一喜一憂しつつ不安な毎日を過ごしていました。今回、被害が酷かった地区は昭和8年の大津波で高台移転した復興地だったところが、この火災で焼けてしまったのです。3月11日で震災から14年が経ち、被災されたみなさんは復興の最中でのこの惨事、これからどうやって暮らしていけばいいのか不安が募るばかりです。   (増島智子) *私たちの活動は、日本財団「災害発生前後の初動期に関する支援活動」助成のご協力を頂き活動しています。 ご寄付のお願い・クレジットカードでも寄付ができます。    https://congrant.com/project/ngokobe/605・郵便振替 口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター・銀行振込 ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO.0068556  名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター*お手数ですが、備考欄に「2025年大船渡火災」と記入して下さい。-- ※"まけないぞう"支え合い募金にご協力ください。 http://ngo-kyodo.org/cooperation/donation_and_membership.html■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 被災地NGO恊働センター   E-mail info@ngo-kyodo.org   TEL 078-574-0701 FAX 078-574-0702   〒652-0801 神戸市兵庫区中道通2-1-10 【HP】http://www.ngo-kyodo.org/ 【Facebook】https://www.facebook.com/KOBE1.17NGO 【東日本支援活動ブログ】http://miyagijishin.seesaa.net/ 【☆脱原発ハンストを実行する有志のブログ】http://blog.canpan.info/stopnps/■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ... See MoreSee Less
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2025年岩手県大船渡市山林火災ニュースNO2 大船渡の森林火災は、6日の恵みの雨により、7日には、6地区が解除となりました。この中には、まけないぞうの作り手さんもおり、避難指示が解けて、「家に戻ったよ!」と連絡をくれました。8日、一昨日に続き3地区の避難指示解除となりました。一方で、まだ約3000人以上の人が避難生活を続けています。親戚のところに避難しているまけないぞうの作り手さんを訪ねました。着の身着のまま出てきたので、緊急災害対策アライアンス(SEMA)からご提供頂いた下着や靴下肌着、能登からは“チームこのへん”に頂いた食料品などもお届けし、とても喜ばれました。 岩手に来る途中いつも能登に炊き出しに来てくれている“越乃結ゐ組”から受け取った食料などの支援品もお配りました。同時に自宅を焼け出された人もいるということで、物資をお届けしました。作り手さんは、家から見えた火柱がスゴくて『大変だ!大変だと』叫びながら、娘さんに助けを求め、持つものもほとんど持たずに逃げてきたそうです。義理の息子さんも地元の消防に勤務していて、当初は日付が変わってからの帰宅で、やっとこの数日で表情が和らいだそうです。地元の消防や消防団の人たちは、全国からの応援が来るまではとても大変だった様子を垣間見ました。また、避難所にいる人は「もう、何もいらないから、とにかくいまは、1日も早く自宅に帰りたい」と。また「せっかく津波で高台に避難したのに、今度は山火事でこんなことになるなんて」と話してくれました。被害の酷かった綾里地区は、「電線が被害を受けているので、電気は止まってしまい、冷蔵庫のものはもう全てダメになっているだろう」ということでした。避難指示が解けても、ライフラインの復旧までには少し時間がかかりそうです。いまも、鎮圧に向けて再燃の恐れがある熱源の消火作業は続いています。まけないぞうの作り手さんは、1日家にいるだけでやることないというので、まけないぞうの材料を持っていくことになりました。そして、まけないぞうの作り手さんには1万円のお見舞金をお渡ししています。みなさんから頂いたご寄付はお見舞金や支援物資などに使わせて頂きます。引き続きご支援よろしくお願いします。        (増島 智子) *私たちの活動は、日本財団「災害発生前後の初動期に関する支援活動」助成のご協力を頂き活動しています。ご寄付のお願い・クレジットカードでも寄付ができます。    https://congrant.com/project/ngokobe/605・郵便振替 口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター・銀行振込 ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO.0068556  名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター*お手数ですが、備考欄に「2025年大船渡火災」と記入して下さい。-- ※"まけないぞう"支え合い募金にご協力ください。 http://ngo-kyodo.org/cooperation/donation_and_membership.html■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 被災地NGO恊働センター   E-mail info@ngo-kyodo.org   TEL 078-574-0701 FAX 078-574-0702   〒652-0801 神戸市兵庫区中道通2-1-10 【HP】http://www.ngo-kyodo.org/ 【Facebook】https://www.facebook.com/KOBE1.17NGO 【東日本支援活動ブログ】http://miyagijishin.seesaa.net/ 【☆脱原発ハンストを実行する有志のブログ】http://blog.canpan.info/stopnps/■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ... See MoreSee Less
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2025年岩手県大船渡市山林火災ニュースNO12月26日に岩手県大船渡市で発生した山林火災は、6日目の今日3月3日になっても鎮火の目途がたちません。全国から駆け付けた消防隊も懸命な消火活動が続いていますが乾燥や風の影響で、消火活動が困難を極めています。 東日本大震災から当センターの生きがい支援グッズ「まけないぞう」の作り手さんも、大船渡市在住で避難を余儀なくされています。家族に透析患者がいる方、体調が悪い方、高齢の方、ペットを連れて避難している人などがいるので、心配です。すぐに消し止められると思って、着替えも1日分しか持って出なかった人もいます。「3.11の津波で家をもってかれ、今度は火事で家をもってかれたらと思ったら、不安で寝むれなかった」と不安を口にしています。津波からやっと家を再建してまだ数年しかたっていない。一日も早い鎮火を祈るしかありません。みなさん3月11日が近づく中で、あの時のことを思い出し、避難所や親戚宅に避難し、不安な時を過ごしています。避難所では、支援も届きやすいですが、在宅の人たちは支援が届きにくいので、当センターも「まけないぞう」の作り手さんを中心に個別に必要なものをお届けしようと考えています。 能登半島地震の活動も継続中ですが、週末岩手県大船渡市に向けて出発します。(増島 智子) ご寄付のお願い・クレジットカードでも寄付ができます。    https://congrant.com/project/ngokobe/605・郵便振替 口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター・銀行振込 ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO.0068556  名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター*お手数ですが、備考欄に「2025年大船渡火災」と記入して下さい。-- ※"まけないぞう"支え合い募金にご協力ください。 http://ngo-kyodo.org/cooperation/donation_and_membership.html■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 被災地NGO恊働センター   E-mail info@ngo-kyodo.org   TEL 078-574-0701 FAX 078-574-0702   〒652-0801 神戸市兵庫区中道通2-1-10 【HP】http://www.ngo-kyodo.org/ 【Facebook】https://www.facebook.com/KOBE1.17NGO 【東日本支援活動ブログ】http://miyagijishin.seesaa.net/ 【☆脱原発ハンストを実行する有志のブログ】http://blog.canpan.info/stopnps/■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ... See MoreSee Less
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岩手県大船渡市の森林火災は延焼が続いています。発生から5日が経ち、全国から駆け付けた消防隊員の方が懸命の消火活動に取り組んでいますが、鎮火する様子はありません。昨日の話ができた綾里地区の方は「実家が焼けてしまい、着るものも何一つない状態だ」と、新たに避難指示が出た地域の方は、「下着がないので、下着を買いに行った。」と話してくれました。自宅が残っているのか、そうじゃないのか、いまは正確な情報もわからなくて、不安な時を過ごしています。避難者の方は1896世帯、4596人で、避難所には11か所に避難所に1222人の方が避難しています(2日午前7時現在)。それ以外の方は親戚やホテルなどに避難しているようです。在宅の方への支援が滞っていなければいいのですが。大船渡市内に迫る勢いで、早く雨でも降ってくれること祈ります。(増島) ... See MoreSee Less
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岩手県大船渡市の山林火災は今日も懸命な消火活動が続いていますが、延焼が止まりません。犠牲者も出てしまいました。昨日より、避難指示が拡大し、消火活動のヘリコプターや各県の消防を増強して行ってくれています。800人以上の方が避難所に身を寄せ不安な時を過ごしています。今朝、大船渡の方とお話ししました。津波から立ち上がり、家を再建した漁師の方の家も燃えてしまったそうです。火の回りも早くで避難している人が多いということでした。今後、県は災害救助法に基づき、仮設や県営住宅なども用意するようです。まもなく3.11を迎えようとしている中で、この災害による地元の住民さんの気持ちを考えると悲しく辛い気持ちでいっぱいになります。いまは、一刻も早く火災が鎮火することを祈るばかりです。(増島)(※写真は今朝の大船渡の様子です。) ... See MoreSee Less
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「令和6年(2024年)能登半島救援ニュース」No.127やさしや足湯隊レポートNo.16第26次足湯隊ではスタッフ3名とボランティア6名の計9名で2025年2月12日から15日までの4日間で活動を行いました。輪島市の宅田第一仮設住宅集会所・輪島中学校避難所、珠洲市のみさき小学校第二団地集会所、三崎中学校第一団地集会所、穴水町の七海屋、七尾市の中島仮設住宅、小島町第二団地集会所、被災地NGO恊働センターの拠点とさせていただいている小牧集会所(じんのび広場)にて仮設住宅入居者、在宅避難者など多くの住民の方々に足湯ボランティアを提供しました。 令和6年能登半島地震により大きな被害を受け、復興へと歩み始めたところで奥能登豪雨によって、いまだに避難所で生活されている方や苦しんでいる方がいたりと状況が改善されていない場所も多くあります。今回の足湯ボランティアで集めた「つぶやき」の一部を紹介させていただきます。 ・「(頭の上くらいに手を置いて)こんくらい土砂がある。畑も田んぼもあったもんじゃない。、、、能登なくなるかもしれんよ、、、」(宅田第一仮設住宅集会所、70代、女性) ・散歩しても誰にも会わんもん。夏は畑しててねぇ、それを通して話できる。家は全壊で解体予定。物の置き場所がない。あれもこれも取っときたいけど、娘にいらんって言われるからねぇ。今は1人で住んでる。すっきりしたわー。(三崎町第二団地仮設住宅、80代、女性) ・家もなくて、お金もないので行き場ない。輪島今年雪少ない。力もないから雪かきしんどい。足寒い。(宅田第一仮設住宅集会所、60代、女性)・家は壊れていないが、家の前の道路がガタガタなせいで家に戻れない。娘さんがいるので安心。同じ世代多いから話すことができて楽しい。水害はまだまだ大変。地震により家が100個あるうち3つしか残っていない。(輪島中学校、80代、男性)◎足湯ボランティアに参加してくれたボランティアさんの感想・またこの活動がしたい。色んな人と話せて、出会って、おじいちゃんおばあちゃんも「ありがとうなぁ」って言ってくれるのは嬉しい。現地にいかんかったらわからないことがそのとおり。ここまで壊れている建物が残っているとは思わなかった。・輪島市珠洲市も初めてで、七尾もひどいけど、輪島の二重被災の方。「1月の地震で被災して、夏に戻って、また被災した。この先どうしよう」という悩みも感じた。・いつも、足湯で出会った人がその後どうされているか、気になっていてもやもやしていた。今回久しぶりに行って再会した人が、一年前に足湯したときの話の内容までよく覚えていたり、他にも避難所のときに足湯に来てくれたよねという方々が何名かいてた。すぐにまたお会いできたり、何かを直接したりはできなくても、誰かの心に残り続けることができているんだな、と思った。いつも足湯隊の活動を応援してくださっている皆さま、ありがとうございます! 今後ともよろしくお願いいたします。(CODE海外災害援助市民センター 山村太一) *私たちの活動は、CivicForceのパートナー協働事業に支えられ活動しています。 *私たちの活動は赤い羽根共同募金会「ボラサポ・令和6年能登半島地震」の助成を頂き活動しています。 *私たちの活動は日本財団からの助成を受けて活動しています。 引き続き現地からの情報を発信していきます。 ■活動支援金のご協力をお願い致します。 ・クレジットカードでも寄付ができます。   ・ヤフー募金でもご寄付いただけます。   ・郵便振替 口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター・銀行振込 ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO.0068556  名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター *お手数ですが、備考欄に「2024年能登半島」と記入して下さい。 ... See MoreSee Less
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