被災地NGO恊働センターの歴史

はじめに

1995年1月17日、阪神・淡路大震災は多くの犠牲者をもたらし、たくさんの人々の生活を一変させました。社会的に弱い立場の人が大きな被害を受けたことが特徴と言えます。  
 2011年3月11日、東日本大震災が未曽有の被害をもたらし、そして、阪神・淡路大震災でも問題となったことがまだ解決していなかったということを私たちに痛感させました。  
 被災地NGO恊働センターでは生きがい仕事づくりの「まけないぞう」事業やKOBEでの経験を活かした災害救援、足湯ボランティアに取り組んでいます。これらに取り組む中で、「自立とは支え合うこと」「人を救うのは人だ」ということに気づきました。  
 様々な検証・研究会へ参画し、提言・提案活動も行っています。私たちは自立を目指した、被災当事者自身が主体的に関われる形での協働を模索してしていきたいと考えています。市民が主役となり、主体的責任をもって関わる新しい市民社会を形成するために、それぞれの身の丈にあった恊働の働きをしていくと共に実践をする場を作っていきたいと思います。
犠牲者追悼の竹灯籠事務所の様子まけないぞう

被災地NGO恊働センターの歩み

 阪神・淡路大震災発生後の1995年1月19日に結成された、阪神大震災地元NGO救援連絡会議(代表・草地賢一)の分科会の一つとして、同年8月1日「仮設支援連絡会」として発足。
 翌1996年4月1日、「阪神・淡路大震災『仮設』支援連絡会」に改組し、分科会より独立。1998年4月1日より「被災地NGO恊働センター」と改称し、現在に至る。

過去の災害救援(国内)

1995年
1月17日 阪神・淡路大震災
1998年
8月 栃木・福島水害
1999年
6月 神戸・新湊川水害
6月 広島・呉水害
10月 岩手・軽米水害
2000年
3月 北海道・有珠山噴火災害
6月 伊豆諸島・三宅島噴火災害
3月 芸予地震
9月 高知県西部水害
2002年
7月 台風6号(栃木)
2003年
7月 宮城県北部連続地震
7月 九州豪雨
9月 北海道・十勝沖地震
2004年
7月 新潟・福井豪雨
10月 新潟県・中越地震
10月 台風23号水害(淡路島・洲本市)
2005年
3月 福岡県・西方沖地震
9月 宮崎水害
2007年
3月 能登半島地震
7月 中越沖地震
2008年
6月 岩手・宮城内陸地震
8月 金沢水害
9月 愛知・岡崎水害
2009年
7月 山口県・防府市水害
8月 兵庫県・佐用町水害
2010年
7月 山口県・山陽小野田市水害
2011年
1月 宮崎県・新燃岳噴火災害
3月 東日本大震災
8月 紀伊半島水害
2012年
7月 九州北部水害
8月 京都南部豪雨水害
2013年
7月 山口・島根豪雨
9月 福知山水害
2014年
8月 徳島・高知水害
8月 丹波市水害
8月 広島土砂災害
2015年
9月 東北・関東豪雨災害
2016年
4月 熊本地震


楠ヶ丘町長田佐用町 那智勝浦広島広島まけないぞう 丹波茨城県常総市での足湯ボランティア

過去の災害救援(海外)

※2002年までの海外災害救援活動は、逐次救援委員会を立ち上げ複数の団体で支援活動を行ってまいりました。2002年にCODE海外災害援助市民センターの設立により活動が引き継がれました。
1995年
5月 ロシア・サハリン大地震
1996年
2月 中国雲南省大地震
7月 中国南部4省で大洪水
10月 カンボジア大水害
11月 インド南東部ハリケーン被害
1997年
2月・5月 イラン大地震
5月~1998年1月 北朝鮮食糧危機
1998年
1月 中国河北省大地震
4月 アフガニスタン大地震
7月 パプア・ニューギニア地震津波
10月 ホンジュラス・ハリケーン被害
1999年
1月 コロンビア大地震
5月 ペルー水害
6月 メキシコ地震
8月・11月 トルコ大地震
9月 台湾大地震
12月 ベネズエラ水害
2000年
1月中国雲南省地震
2月 モザンビーク大水害
1月~8月 モンゴル大災害
9月メコンデルタ水害
9月 東海豪雨
10月 鳥取県西部地震
2001年
1月 エルサルバドル地震
1月 インド西部大地震
アフガニスタン救援
活動はCODE海外災害援助市民センター


アフガニスタンスマトラホンジュラス トルコイラン



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「いいがいね」10月号を発刊しました🐘今月の特集は9月20日に行われたお熊甲祭。熱気あふれた当日の様子を掲載しています👺そして「能登のひと」は中島の要、今村石油の社長 今村洋司さんにお話を伺いました。地震直後のお話や地域密着型ガソリンスタンドとして、様々な想いを語ってくださいました。ボランティアさん紹介は一般社団法人おもやいの尾崎真喜子さんです。昨年からずっと恊働センター能登事務所の活動を支えてくださっています。尾崎さんの中島愛を読むと、能登に来たくなっちゃうかも😊ぜひご一読ください。*私たちの活動は、CivicForceのパートナー協働事業に支えられ活動しています。 *私たちの活動は、赤い羽根共同募金会「ボラサポ・令和6年能登半島地震」の助成を頂き活動しています。 *私たちの活動は、日本財団からの助成を受けて活動しています。 引き続き現地からの情報を発信していきます。 ■活動支援金のご協力をお願い致します。 ・クレジットカードでも寄付ができます。   ・ヤフー募金でもご寄付いただけます。   ・郵便振替 口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター・銀行振込 ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO.0068556  名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター *お手数ですが、備考欄に「2024年能登半島」と記入して下さい。#日本財団#CivicForce#一般社団法人おもやい#一般社団法人みんなの居場所はちはち#code海外災害援助市民センター#チームこのへん#四番隊#DRT JAPAN栃木#山元町おてら災害ボランティアセンター(テラセン)#コミサポひろしま ... See MoreSee Less
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「令和6年(2024年)能登半島地震救援ニュースNo.138」やさしや足湯隊レポートNo.24 第34次足湯隊の活動報告です♨️今回は2025年8月30日(土)から9月2日(火)の4日間、スタッフ3名とボランティア4名の計7名で活動を行いました。 8月31日(日)は輪島市の稲屋町第一団地仮設住宅集会所で午前にかき氷カフェを開催、午後に足湯を提供しました。夕方には2007年能登半島地震で被災し、今は災害復興公営住宅に住むFさんのお宅にお邪魔、現在の暮らしについてお話を聞きました。夜は七尾市中島町小牧壮年団OBのKさんと夕食を囲みながら、去年の地震直後からの動きと祭りの重要性などを伺いました。 9月1日(月)は珠洲市の三崎町第一団地仮設住宅談話室で前日と同じく午前にかき氷カフェを開催、午後に足湯を提供しました。昼過ぎには集まった住民さんと足湯隊で歌を一緒に歌いながら過ごしました。 この2日間はどちらも30℃を超える真夏日でしたが、仮設住宅の室内の気温は今回訪れた2つの仮設住宅で圧倒的に違いが出ています。木造の稲屋町第一団地仮設住宅集会所は涼しく過ごせる一方、プレハブハウスの三崎町第一団地仮設住宅談話室はクーラーを18℃に設定しても涼しくない状況です。改めてプレハブの遮熱効果が薄いことを実感しました。 それでも三崎町の80代の住民さんは「寝るときはクーラーはつけない。元いた家でも窓を開ければ風が通るからあんまり使わなかった。自分で電気代は払わないといけないから、クーラーはねえ。」と言います。住宅環境が良くない中で、電気代を気にして暑さを我慢せざるを得ない状況にどこかモヤモヤします。今回の足湯で聴こえてきた「つぶやき」とボランティアの感想を一部紹介します。◎つぶやき・やっと電気と水を(自宅に)通せて、ついこの間瓦を直したんよ。(中略)家は半壊。業者に聞いたら、役所から貰えるお金は全部瓦でなくなってしまうって。全然足りんのよ。(稲屋町第一団地仮設住宅・70代・男性)・家は解体したけど、新しく建てられないし、建てる場所もない(稲屋町第一団地仮設住宅・70代・男性)・以前より前に進んだ報告をしたいが、実際は何も変わらない(稲屋町第一団地仮設住宅・70代・男性)・夜寝る時はクーラーつけない。元いた家でも窓を開ければ風が通るからあんまり使わなかった。自分で電気代は払わないといけないから、クーラーはねえ。子供夫婦、仲良く2人で暮らしてるからあんまり行かないようにしてる。ずっとわがままさせてもらったからね。無理は言わんよ。無理は。お墓にさえ入れてもらえたら、いいんよ。それ以上は望まん。(三崎町第一団地仮設住宅・80代・女性)・私家では泣いているの。夜は寝れなくて、、寝れないから色んなことを考えてしまって泣いてしまう時があるの。家は解体した。全部潰れた。家は全壊、納屋と土蔵も潰れた。潰れたから大切なものを取り出せんかった。浜の方の畑はハウスで一本ぶどうを作っていた。美味しかったやろうに、それも潰れてしまって。(三崎町第一団地仮設住宅・70代・女性)・地震が起きて、大きい家から小さい仮設住宅に引っ越してきた。旦那さんと2人暮らしだから、プライベートも無くて去年まで喧嘩ばっかりしてた。今年に入ってから喧嘩も少なくなったけど、仲が悪くなってしまった。(三崎町第一団地仮設住宅・80代・女性)◎ボランティアの感想・地震から2年目3年目になると、ボランティアが減っている。住民さんが取り残されている感覚がある時に、ボランティアが行くことの意味があると思った。何もすることができなかったけど、その時間を作ることができただけで今に意味があるのではないか。昨日のあの1日の時間を作れたということが大事だったんじゃないかなと思った。・印象に残っているのは足湯の際に涙を流されていたKさん。元々は自分の祖父と同じ年で親近感があり、仲良くなった。「自分が死んで家を建てる場所に墓を建ててもお墓に来てくれる人がいるのかな」という言葉が辛く、祖父が最近体調悪いこともあり、祖父の姿と重なってしまった。またいつ次会えるか分からないし、この方はこの先どうなるのかなとすごく考えてしまった。同じ地区でも再建をほとんど終えている人もいれば、「娘と息子に迷惑かけたくないし」とこれからのことを考えるのが難しい人もいて、改めて復興のフェーズがそれぞれ異なることを強く感じた。・Mさんの「家で泣いている」というつぶやきは、私の耳の近くに顔を近づけそっと話してくれた言葉です。Mさんは談話室によく来るメンバーの一人でいつも皆さんと仲良くしているイメージでいましたが、実は皆には言えない悲しみを抱えている方だと分かりました。以前にも他複数の仮設住宅で「家では泣いている」というつぶやきを見たことがあります。「実は、、」という話は皆が近くにいる談話では話せないことだからこそ、一対一で話せる空間が必然と生まれる足湯には意味がある寄り添い方だと実感しました。やさしや足湯隊の活動に応援してくださっている皆様、いつもありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。*私たちの活動は、CivicForceのパートナー協働事業に支えられ活動しています。*私たちの活動は赤い羽根共同募金会「ボラサポ・令和6年能登半島地震」の助成を頂き活動しています。*私たちの活動は日本財団からの助成を受けて活動しています。引き続き現地からの情報を発信していきます。■活動支援金のご協力をお願い致します。・クレジットカードでも寄付ができます。・ヤフー募金でもご寄付いただけます。・郵便振替口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO協働センター・銀行振込 ゆうちょ銀行一一九支店 座番号NO.0068556 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター*お手数ですが、備考欄に「2024年能登半島」と記入して下さい。 ... See MoreSee Less
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能登半島から。本日の拠点のある七尾市中島町小牧の通行止めだった国道249が解除になりました。工事関係者の方昼夜問わずの復旧ありがとうございました! ... See MoreSee Less
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「令和6年(2024年)能登半島地震救援ニュースNo.137」8月30日~9月2日に第34次やさしや足湯隊で活動を行いました。足湯隊に同行したCODE事務局長より、レポートです。------------------------------------------------------------「文化的景観」輪島市内の仮設住宅でかき氷と足湯の活動を行った際に、Nさんに久しぶりにお会いする事ができた。昨年9月の豪雨災害でNさんの住む仮設の部屋も床上浸水をし、故郷、上大沢も水害で大きな被害を受けた。Nさん自身も畑に土砂が流れ込み、船は壊れ、「地震より水害の方がひどい。。。」と言った時の疲れ切った表情は今も忘れない。Nさんに近況を伺うと「何も変わってないから申し訳なくってさ。こんな風に少しは変わったよ、って言えればいいなだけど。。。」と返ってきた。昨年お会いした時より少しお元気そうだったが、話し込んでいるうちに様々な課題に直面している事が見えてきた。上大沢や隣の大沢という地区は、冬に日本海から吹き付ける風が強いことから、「間垣」と呼ばれるニガタケで作った5mほどの高さの風よけの垣根で家を守っている。その景色が非常に美しく、独特の景観を生み出している事から2015年に「文化的景観」区域に選定された。「風が強い日でも間垣の中に入ると何とも暖けんだあ。。。」と嬉しそうに語るNさん。「間垣はなあ、隙間風は入ってくるんだが、コンクリートのように完全に風をシャットダウンしないんだ。そうすると風が弱いところにいくからな。。。」と能登の自然に逆らわず、いなしていく知恵を教えてくれた。そんなNさんだが、上大沢に戻って暮らしたいことからコンテナハウスを建てようとしたが、「文化的景観を損なうのでダメだ」、「建てるなら見えない裏の方に」と言われたそうだ。Nさんは、「間垣は暮らしに必要だからやってんのになあ。。。」と残念そうな顔をする。能登の厳しい自然を相手に生きている人たちの暮らしの知恵として「間垣」が生まれたはずで、文化的景観のために「間垣」を作ったわけではない。災害によって、人の暮らしと景観の狭間で揺れている人たちがいる。(吉椿)*私たちの活動は、CivicForceのパートナー協働事業に支えられ活動しています。*私たちの活動は赤い羽根共同募金会「ボラサポ・令和6年能登半島地震」の助成を頂き活動しています。*私たちの活動は日本財団からの助成を受けて活動しています。引き続き現地からの情報を発信していきます。■活動支援金のご協力をお願い致します。・クレジットカードでも寄付ができます。・ヤフー募金でもご寄付いただけます。・郵便振替口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO協働センター・銀行振込 ゆうちょ銀行一一九支店 座番号NO.0068556 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター*お手数ですが、備考欄に「2024年能登半島」と記入して下さい。 ... See MoreSee Less
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「令和6年(2024年)能登半島地震救援ニュースNo.136」やさしや足湯隊レポートNo.23 第33次足湯隊(2025年8月14日~17日)の活動報告です。スタッフ2名、ボランティア3名の計5名で活動を行いました。この33次隊は、いつもの足湯ボランティアではなく、お祭りが中心の4日間になりました。8月14日は、穴水町でいつもお世話になっているガソリンスタンド森本石油の森本さん主催の千住院「復興の灯」。キャンドルナイトやランタン祭りのお手伝いをしました。地震が起きた去年から開催して、今年で2度目の開催です。去年に比べて、千住院のお片付けも進んでおり、プロジェクションマッピングとの融合は、何とも言えない幻想的な空間を創り出していました。8月15日は、被災地NGO恊働センターが拠点を置かしてもらって、いつもお世話になっている西岸で花火大会が開催されました。今年で、なんと32回目の開催となり、みんなで歌ったり踊ったり笑ったり、大いに盛り上がりました。最後には、至近距離で打ちあがる大迫力の花火に涙を流す方もいらっしゃいました。8月16日は、穴水町の下唐川で「夏星空フェスタ」が開催されました。足湯隊は、夏祭りの休憩スペースで足湯ボランティアを行いました。去年も、このお祭りで足湯ボランティアをさせていただき、今年は畑を再開したり、他愛もない話で盛り上がったりと去年の夏に比べて日常が少しずつ戻ってきているように感じました。その反面、これからのことがもう決まっている方と、まだ先行き不安な方との格差と焦りも感じました。足湯隊は、様々な立場の住民さん一人ひとりに寄り添えるよう今後も足湯を続けていこうと思います。 今回の足湯ボランティアで聴こえてきた「つぶやき」とボランティアの感想を一部紹介します。◎つぶやき・縁がないとなかなか来ない場所なんだけどこういうとこに来ると新しい縁を作れるのがいいね(下唐川集会所・30代・男性)・実家に帰ってきたんだけど祭りで足湯をしてくれているとまた帰ってこようと思えてとても有難い(下唐川集会所・40 代・女性)・学校の先生をしてるけど子供が皆安全に集まれるかとかそれぞれの環境を考えることが大変だ(下唐川集会所・60代・女性)・道路の陥没まで起きるとは思わなかったですね。今回は、鉄道の法面の方もやられてしまって…いたいし、つらいとこですね。復旧は…正直はっきりとは分からないですが、道路がかなりひどいようですし、鉄道の方は、こども達の夏休み中には復旧させたいという願いはあります。(能登中島駅・60代・男性) ◎ボランティアの感想・能登中島駅から代行バスに乗り換えになります。七尾駅でもですが、運転士さん、駅員さん、バスの運転手さんそれぞれ、大きな声で丁寧にどこまで行くのか、切符はどうするのかを説明されていました。お互いに「大変ですがよろしくお願いします」「はい、おまかせください」と笑顔で挨拶されている様子に、この地区の素朴さ明るさを感じました。・コミュニティの力を実感し、人と人とが協力し合うことの重要性を実感したことです。振り返りミーティングでは、能登の人々が災害直後に自らの力で道路を直したという話を聞きました。また、地域ごとにお祭りを協力して実施するなど、強固な助け合いが行われていることを知りました。私の身近な地域では、こうした助け合いは十分に行われていないように思われ、その差を考えさせられました。一方で、そのコミュニティ同士がつながることの難しさも感じました。仮設住宅への移転などで、多くの方々が他地域の方と関わりを持たないといけない状況にあります。その一方で、他地域の方は孤立しているという状態があるように感じます。コミュニティ同士をどのようにつなげていけるかを今後も考えていく必要があると感じました。 *私たちの活動は、CivicForceのパートナー協働事業に支えられ活動しています。*私たちの活動は赤い羽根共同募金会「ボラサポ・令和6年能登半島地震」の助成を頂き活動しています。*私たちの活動は日本財団からの助成を受けて活動しています。引き続き現地からの情報を発信していきます。■活動支援金のご協力をお願い致します。・クレジットカードでも寄付ができます。・ヤフー募金でもご寄付いただけます。・郵便振替口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO協働センター・銀行振込 ゆうちょ銀行一一九支店 座番号NO.0068556 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター*お手数ですが、備考欄に「2024年能登半島」と記入して下さい。 ... See MoreSee Less
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被災地NGO恊働センター 能登事務所の広報誌「いいがいね」を9月から発行します!ボランティア活動や地元の方々との交流を通して、能登での暮らしや文化の魅力をたくさん教えていただいています。そんな能登の良いところを伝えたいという想いから「いいがいね」を発行することになりました。創刊号の特集は先日行われた西岸花火大会。そして、中島町で暮らす「人」紹介は能登中島駅の土産物店「わんだらぁず」とTシャツやグッズのプリント販売をされている井田さん夫妻です。地元の方々から「ボランティアでどういう方が来ているのか知りたい」という声もあり、最後のページはボランティアさん紹介🐘☺️ぜひ皆様見てみてください✨*私たちの活動は、CivicForceのパートナー協働事業に支えられ活動しています。 *私たちの活動は、赤い羽根共同募金会「ボラサポ・令和6年能登半島地震」の助成を頂き活動しています。 *私たちの活動は、日本財団からの助成を受けて活動しています。 引き続き現地からの情報を発信していきます。 ■活動支援金のご協力をお願い致します。 ・クレジットカードでも寄付ができます。   ・ヤフー募金でもご寄付いただけます。   ・郵便振替 口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター・銀行振込 ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO.0068556  名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター *お手数ですが、備考欄に「2024年能登半島」と記入して下さい。#日本財団#CivicForce#一般社団法人おもやい#一般社団法人みんなの居場所はちはち#code海外災害援助市民センター#チームこのへん#四番隊#DRT JAPAN栃木#山元町おてら災害ボランティアセンター(テラセン)#コミサポひろしま ... See MoreSee Less
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2025年8月豪雨災害救援ニュース No.12 熊本県天草市で水害のボランティア活動を行いました。神戸から天草市までは、車で約12時間以上もかかる長い道のりです。そのため、活動できたのは、わずか2日間のみです。費用対効果で考えると、決して効率的ではありません。しかし、それでもボランティアに行く意義を感じることができました。 それは、今回私はCODE、被災地NGO恊動センター、おもやい、とは別で一日だけ天草市の社会福祉協議会でボランティアをさせてもらった時です。天草市では、全国からのボランティアを社協が受け入れており、平日でも100人以上の方が毎日ボランティアに来られています。ただ、それでも人は全く足りない状況で、一人でも人手が欲しい状況だそうです。全国からボランティアを受け入れていると言っても、ふたを開けてみる私のチームでは、9割が天草市の方で、残りが実家が天草市の方でした。 一緒に活動したボランティアの方との話で、「熊本地震の時でさえ、天草の人間はあまり関心がなかった。この水害は、逆のことが起きてるね」。私は。能登半島地震でも似たような言葉を、よく聞きました。「金沢と能登は違う。遠いから」のような。やはり、外部から来た人には分からない物理的な距離よりも、さらに遠いものを熊本市と天草市でも感じました。また、天草市の隣である上天草市、さらには天草市はこれまで何度も合併をした街ですので、天草市の中でも見えない壁、線引きのようなものがあるみたいです。一緒に活動したボランティアの方の中にも、「同じ天草市に住んでいるけど、この辺りは来たことがない」とおっしゃっている方もいました。 ボランティアの皆さんは、私が神戸から来たことに驚かれていました。「阪神の時は、どこか他人事やったね。次に災害あったら、何かしたい」と話してくれた方もいました。このように、この水害をきっかけに、ボランティアをきっかけに、CODEの理念である「困ったときはお互い様」の精神が、見えない壁を越えていけたらいいと感じました。その壁、線引きの正体は、まさに昔から作り上げた無関心の空気であると感じました。            (CODEスタッフ 山村太一)■活動支援金の募集を開始します。 当センターが実施する支援活動への支援金を募集いたします。 いただいたご寄付は災害直後の活動から中長期の復興支援まで、ボランティア活動に使わせていただきます。 ぜひ皆様のご協力をお願い致します。 ■郵便振替 口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター ■銀行振込 ゆうちょ銀行 一一九支店 当座 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター *お手数ですが、備考欄に「2025年8月豪雨」と記載ください。 ■クレジットカードでもご寄付いただけます。 congrant.com/credit/form?project_id=605 *備考欄に「2025年8月豪雨」と記載ください。 *私たちの活動は、日本財団「災害発生時の対応と平時の備えに関する活動」助成を頂き活動しています。 ... See MoreSee Less
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2025年8月豪雨災害救援ニュース No.11 今回の天草での活動は、2チームに分れて天草のTさんと上天草のIさんの家の片づけなどのボランティアに入った。私は、Tさん宅に入ったが、まず狭い台所から片づけようと見た途端、「うゎー、大きな冷蔵庫!こんなん、運ばれんで・・・」と意気消沈。しかし、そんなこと言うとれんなと一念発起し、学生ボランティアと二人で動かし始めた。台所には、他に大きな食器棚が二つ。流し台はかなり古いもので、解体して処分となった。 冷蔵庫は再使用とのことで、別の部屋に移動させ、食器類など廃棄しないものも別の部屋に仮置きし、何もなくなった台所は、床を剥がし、根太に含んでいる水分チェツクをし、床下に入った流水による湿気を完全に乾燥するまでそのままにして台所の作業は終えた。その後、台所と廊下を挟んでおばあちゃんが休んでいるところに埃や匂いが行かないように、障子の代わりに養生テープでビニールを貼って完了だ。 作業が終わった後に地元ボランティアのTさんが来られ、「ボランティアって、こんなことまで気を配るんだ‼」と驚いていた。ベテランボランティアは「おばあちゃんが、気になって僕らが帰ったあとに覗けるように」と、一部養生テープを貼らずに、指で少し持ち上げると見えるように気遣っていたのですよとTさんに告げると、涙の混じった汗をタオルで拭っていた。 食器棚には、これでもか、これでもかというほど食器が出てきた。Tさんは「お母さんは戦争を経験しているから、もったいなくて物を捨てられないの」と話されていたが、91歳のお母さんは「こんなに物を捨てちゃって、ね…」とボランティアに呟かれていたと。 でも娘さんのTさんは、全部ナイロン袋に入れて、台所がリフォームされたあとに、元に戻そうと整理をされていた。お母さんは、これも捨てるんだろうと勘違いされたのだろう。  災害の後によく使われるのは“災害ゴミ”という言葉だ。決してゴミじゃないのだ。これまでの人生の歩みが刻まれているだけに、かけがえのない思い出の詰まった品物を片付けながら、こうしてスタッフが家主さんの思い出を聞かせて貰うのもボランティアの仕事なんだと痛感させられた一時だった。 こうした貴重な体験をできたのも、地元ボランティアTさんの素晴らしいコーディネーションがあったからだ。「一人ボラセン」あるいは「もう一つのボラセン」がなし得た“技”と学ばせて頂いた。                        (村井雅清) ■活動支援金の募集を開始します。 当センターが実施する支援活動への支援金を募集いたします。 いただいたご寄付は災害直後の活動から中長期の復興支援まで、ボランティア活動に使わせていただきます。 ぜひ皆様のご協力をお願い致します。 ■郵便振替 口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター ■銀行振込 ゆうちょ銀行 一一九支店 当座 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター *お手数ですが、備考欄に「2025年8月豪雨」と記載ください。 ■クレジットカードでもご寄付いただけます。 congrant.com/credit/form?project_id=605 *備考欄に「2025年8月豪雨」と記載ください。 *私たちの活動は、日本財団「災害発生時の対応と平時の備えに関する活動」助成を頂き活動しています。 ... See MoreSee Less
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