被災地NGO恊働センターの歴史

はじめに

1995年1月17日、阪神・淡路大震災は多くの犠牲者をもたらし、たくさんの人々の生活を一変させました。社会的に弱い立場の人が大きな被害を受けたことが特徴と言えます。  
 2011年3月11日、東日本大震災が未曽有の被害をもたらし、そして、阪神・淡路大震災でも問題となったことがまだ解決していなかったということを私たちに痛感させました。  
 被災地NGO恊働センターでは生きがい仕事づくりの「まけないぞう」事業やKOBEでの経験を活かした災害救援、足湯ボランティアに取り組んでいます。これらに取り組む中で、「自立とは支え合うこと」「人を救うのは人だ」ということに気づきました。  
 様々な検証・研究会へ参画し、提言・提案活動も行っています。私たちは自立を目指した、被災当事者自身が主体的に関われる形での協働を模索してしていきたいと考えています。市民が主役となり、主体的責任をもって関わる新しい市民社会を形成するために、それぞれの身の丈にあった恊働の働きをしていくと共に実践をする場を作っていきたいと思います。
犠牲者追悼の竹灯籠事務所の様子まけないぞう

被災地NGO恊働センターの歩み

 阪神・淡路大震災発生後の1995年1月19日に結成された、阪神大震災地元NGO救援連絡会議(代表・草地賢一)の分科会の一つとして、同年8月1日「仮設支援連絡会」として発足。
 翌1996年4月1日、「阪神・淡路大震災『仮設』支援連絡会」に改組し、分科会より独立。1998年4月1日より「被災地NGO恊働センター」と改称し、現在に至る。

過去の災害救援(国内)

1995年
1月17日 阪神・淡路大震災
1998年
8月 栃木・福島水害
1999年
6月 神戸・新湊川水害
6月 広島・呉水害
10月 岩手・軽米水害
2000年
3月 北海道・有珠山噴火災害
6月 伊豆諸島・三宅島噴火災害
3月 芸予地震
9月 高知県西部水害
2002年
7月 台風6号(栃木)
2003年
7月 宮城県北部連続地震
7月 九州豪雨
9月 北海道・十勝沖地震
2004年
7月 新潟・福井豪雨
10月 新潟県・中越地震
10月 台風23号水害(淡路島・洲本市)
2005年
3月 福岡県・西方沖地震
9月 宮崎水害
2007年
3月 能登半島地震
7月 中越沖地震
2008年
6月 岩手・宮城内陸地震
8月 金沢水害
9月 愛知・岡崎水害
2009年
7月 山口県・防府市水害
8月 兵庫県・佐用町水害
2010年
7月 山口県・山陽小野田市水害
2011年
1月 宮崎県・新燃岳噴火災害
3月 東日本大震災
8月 紀伊半島水害
2012年
7月 九州北部水害
8月 京都南部豪雨水害
2013年
7月 山口・島根豪雨
9月 福知山水害
2014年
8月 徳島・高知水害
8月 丹波市水害
8月 広島土砂災害
2015年
9月 東北・関東豪雨災害
2016年
4月 熊本地震


楠ヶ丘町長田佐用町 那智勝浦広島広島まけないぞう 丹波茨城県常総市での足湯ボランティア

過去の災害救援(海外)

※2002年までの海外災害救援活動は、逐次救援委員会を立ち上げ複数の団体で支援活動を行ってまいりました。2002年にCODE海外災害援助市民センターの設立により活動が引き継がれました。
1995年
5月 ロシア・サハリン大地震
1996年
2月 中国雲南省大地震
7月 中国南部4省で大洪水
10月 カンボジア大水害
11月 インド南東部ハリケーン被害
1997年
2月・5月 イラン大地震
5月~1998年1月 北朝鮮食糧危機
1998年
1月 中国河北省大地震
4月 アフガニスタン大地震
7月 パプア・ニューギニア地震津波
10月 ホンジュラス・ハリケーン被害
1999年
1月 コロンビア大地震
5月 ペルー水害
6月 メキシコ地震
8月・11月 トルコ大地震
9月 台湾大地震
12月 ベネズエラ水害
2000年
1月中国雲南省地震
2月 モザンビーク大水害
1月~8月 モンゴル大災害
9月メコンデルタ水害
9月 東海豪雨
10月 鳥取県西部地震
2001年
1月 エルサルバドル地震
1月 インド西部大地震
アフガニスタン救援
活動はCODE海外災害援助市民センター


アフガニスタンスマトラホンジュラス トルコイラン



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「2020年7月豪雨水害に関する支援ニュース 第98報」

 ここ数日は、熊本県球磨郡相良村の球磨川水系川辺川の上流にダムをつくることも容認するという熊本県の蒲島知事の発言から、マスコミの話題も川辺川ダムの是非を問う内容が紙面を占めていた。2020年7月豪雨災害以後、最近はほとんど被災地のことを取り上げられなかったマスコミも、全国紙は久しぶりにこの話題を追いかけていた。
一方、被災者の多くは仮設住宅への入居もほぼ終わった。新型コロナウィルス感染症の影響で、ボランティアが少ない中でも、例えば熊本学園大学の高林秀明教授のゼミ生が週1回のペースで仮設住宅訪問を続けている。住民からの「隣に住んでいる人を知らない」「エアコンの使い方がわからない」の声を聞いて、「このままだと仮設団地の孤独死につながり、認知症も進んでしまう」ということに危機感をつのらせたことがきっかけだ。
25年前の阪神・淡路大震災でも同じような懸念が、仮設訪問をしていたボランティアグループからもなされていた。当センターの前身は「仮設住宅支援連絡会」だったので、しばらくは孤独死との闘いだったと言っても過言ではない。
さて、発災直後にお出会いした球磨村郡渡地区(島田・峯)の大原伸司区長も時間があれば、仮設住宅を訪問されている。先日11月24日(火)も生協くまもとさん主催の炊き出し(320食)が球磨村総合運動公園内「球磨村グラウンド仮設団地」(木造)で振る舞われ、大原さんもお手伝いに参加されたようだ。(生協くまもとさんは28日にも「球磨村大王原公園仮設団地」(木造)でも炊き出しをする予定)

 こうして災害からの暮らし再建の第1歩と言える仮設住宅での生活も、ボランティアのサポートにも後押しされ、少しずつ各々の暮らしのリズムを取り戻されているのではないかと、少しはホッとするニュースもチラホラ届くようになってきた。
 しかし、一方で未だに被災家屋のまま在宅生活をされている人たちも少なくない中で、人吉市と八代市は実態調査も開始された。これまでの災害時に深刻な課題の一つにあげられている筈だが、あまりにもスタートが遅いことには疑問を感じざるを得ない。

 最近、新型コロナウィルス感染症第3波の猛威の中で、あらためてコロナ下での暮らし方や考え方などについて考えさせられることが多いが、大方の課題は過去にも現れ、議論をしたのでは・・・・、という感覚に出くわすことが多い。自然災害に対する対策を考えるときにも同じ感覚を覚える。歴史を遡ると「人」は忘れやすい動物だと言った人は多いが、今の時代でもまた繰り返されることに愕然とする。
(村井雅清)

〈〈まだまだお米を集めています!〉〉
 まだ避難所生活をされている方もおられますが、被災地では今後の復興ビジョンづくりのための動きが活発になっています。こうして、被災者の復興への足音が聞こえてくる段階に入ってきたように感じます。全国から送られてくるおいしいお米を味わいながら、じっくりと将来のことを考えて下さることを切に願います。まだまだお米は喜ばれます。当センターが責任をもって、援助の届きにくい人たちを優先し、かつ必要な被災者に届けたいと思いますので、少しでもいいですからお米を提供して下さいませんか。何卒よろしくお願いします。
【送り先】
〒652-0801 兵庫県神戸市兵庫区中道通2-1-10 TEL078-574-0701
被災地NGO恊働センター」まで
(注)現金でもお受けしていますので、下記の方法でお申し込みください。その場合通信欄に「お米代」とご記入ください。

*当センターの活動内容はブログで写真もぜひご覧ください。
ngo-kyodo.org/2020kyusyunanbu/

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 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「7月豪雨」と記入して下さい。

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※"まけないぞう"支え合い募金にご協力ください。
 http://ngo-kyodo.org/cooperation/donation_and_membership.html
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 【☆脱原発ハンストを実行する有志のブログ】http://blog.canpan.info/stopnps/
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「2020年7月豪雨水害に関する支援ニュース 第94報」

 本支援レポートNO.85~87でお伝えして来ましたように熊本県は、10月下旬から「豪雨からの復旧・復興及び治水対策のあり方等に対する住民の皆様からの御意見・御提案をお聴きする会」という会を、被災地各地で重ねて来ました。「復旧・復興及び治水対策のあり方等」とありますので、球磨川やその支流などに関する治水対策についての議論も必要でしょう。
 しかし、被災者らでつくる市民団体「7・4球磨川流域豪雨被害・賛同者の会」は10月29日に会見を開き、「国や県、流域12市町村らで進められている治水協議の進め方に苦言を呈し、ダムの議論より被災者の生活再建を優先するように」(人吉新聞、10月30日付)と訴えています。先述した「お聴きする会」の開催にあたって参加者に出したあいさつ文で、知事は「今回いただきました皆様のご意見・ご提案を踏まえ、県としての治水の方向性の考え方を整理し、出来るだけ早く復旧・復興プランを取りまとめて参ります」と記しています。
 これでは、先の市民団体が訴えるダムの議論より生活再建をという声を明らかにかわした内容ではないかと思わざるを得ません。すかさず同知事は、11月11日支流の川辺川へのダム建設を容認するような発言をしています。これでは、ダムありきでの復旧・復興計画だと指摘されるのも当然でしょう。
 2020年11月11日付毎日新聞「記者の目」で平川昌範記者は、「球磨川豪雨検証委員会まとめた報告書には、全134ページもの内容だが、そのうちソフト対策の検証に割いた部分が26ページしかなかったので違和感を覚えた」と指摘しています。明らかにダムありきで進められいることを表わしています。熊本日日新聞11月13日「新生面」は、
 ― 一つのダムで本当に洪水を制御できるのか。「清流を守れ」という声は強い。今回の被害にしても詳しい検証はいまだ不十分だ。被災者の生活再建もままならない中での百八十度の方針転換には違和感が残る▼思えば川の光景も随分と変わった。水源域は荒れて保水力が低下し、中流では耕作放棄地が目立つ。ダムやせきで土砂が堆積し、開発が間近に迫った下流も危険度が増した。加えて気候変動による豪雨である。川を気難しくさせているのは人の手でもあろうか。―と再考を促しています。

 「球磨川は悪くない。昔から恵みも貰って来た」という住民の声を忘れられない。                    (村井雅清)
       
〈〈まだまだお米を集めています!〉〉
 仮設住宅に移られた被災者が、冬物の衣類などを求めて当センターがご支援しているPOSKOに来られます。その時に、最後に申し訳なさそうに「お米はまだありますか?」と聞かれるそうです。もちろんはじめて仮設住宅の暮らしを経験される被災者にとって、美味しいご飯を食べるひとときは、きっと深い感慨に包まれるのだろうと思います。「たかがお米・・・・」かも知れませんが、ほんとうに元気をもたらしているようです。今後もまだまだお米を届けますので、ご協力をお願い致します。東日本大震災後に出会った東北のある農事組合から2度目の100㎏の玄米を寄贈して下さいました。一方で今年は新型コロナウィルス感染症の影響なのか、米あまり現象が起き、次年度は生産制限をするようなニュースも出ています。
 お百姓さんの事情も理解できますが、是非今困っている被災地に少しでいいですからお米を送って下さい。よろしくお願い致します。
【送り先】
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「2020年7月豪雨水害に関する支援ニュース 第93報」

八代市坂本町に入っている増島からレポートがきましたので紹介します。 

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  八代市坂本町で活動中のコミサポひろしまのみなさんと合流して前回から継続しているお宅に訪問しました。水害から4か月経って、自宅の再建をされている方がいます。当初は泥だらけの家をみて再建をあきらめた人もいますが、ボランティアの手によって、泥を出し、家財を搬出し、カビだらけの床や壁を剥がし、柱や床の根太材などのビスや釘を抜いて、こびりついた泥を拭いて、消毒をして、きれいになっていく家を見ているうちに希望が出てきたと、再建する人もいます。
 今回訪れたお宅もすでに大工さんが入り、みるみる家が出来上がっていきます。躯体をきれいに磨いて残しているので、大工さんは床や壁をすぐに張ることができます。住民さんも「ボランティアのみなさんが、きれいにしてくれたお陰で早く工事ができて助かります」と言ってくれました。 それでも家屋のすべては再建できないので、家の水回りがあるほうだけを再建しています。残りはぼちぼち再建していくそうです。被災者生活再建支援法では、家族がいれば満額のお金をもらえるのですが、単身世帯になると4分の3しかもらえません。ここにも制度に対する疑問を感じます。
 被災者も、家屋の建設資金から、最低限度の家財道具や生活用品などを一から揃えていかなくてはならないので大変です。制度的にももっと充実した制度を求めていきたいです。
 それでもボランティアの地道な活動で、「最初に家を見たときは、あきらめたけど、皆さんが来てくれて、ふわーっと希望が出てきました」と、いまはもうお家に数日寝泊まりしています。
 昨日は、POSKO支援をしている人吉の方のご縁でキッチンを頂き、コミサポのみなさんが設置してくれました。被災地から被災地へのリレーがここにもありました。みなさんからのお米もお届けしました。そして、このかけがえのないお父さんの笑顔が私たちのエネルギーの源です!みなさまのご支援、ほんとうに感謝しています。

      (増島智子)
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〈〈まだまだお米を集めています!〉〉
 仮設住宅に移られた被災者が、冬物の衣類などを求めて当センターがご支援しているPOSKOに来られます。その時に、最後に申し訳なさそうに「お米はまだありますか?」と聞かれるそうです。もちろんはじめて仮設住宅の暮らしを経験される被災者にとって、美味しいご飯を食べるひとときは、きっと深い感慨に包まれるのだろうと思います。「たかがお米・・・・」かも知れませんが、ほんとうに元気をもたらしているようです。今後もまだまだお米を届けますので、ご協力をお願い致します。東日本大震災後に出会った東北のある農事組合から2度目の100㎏の玄米を寄贈して下さいました。一方で今年は新型コロナウィルス感染症の影響なのか、米あまり現象が起き、次年度は生産制限をするようなニュースも出ています。
 お百姓さんの事情も理解できますが、是非今困っている被災地に少しでいいですからお米を送って下さい。よろしくお願い致します。
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「2020年7月豪雨水害に関する支援ニュース 第92報」

 昨日に続いて、水俣の谷さんからの現地報告PART・2を配信します。  (村井雅清)

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ご支援をいただいている皆様へ11月8日―PART・2

 さて、仮設でも聞き取りをさせていただいた方々の被災現場を訪門し、被災状況を確認させていただきながら、今後の復興をどう考えていくか ?一緒に考えていきたいと考えています。

芦北町の被災地の状況は様々で、その地区にあった対応が必要かと思います。佐敷川流域地区、土砂崩れ災害被災地、球磨川流域地区など被害の形態も様々です。特に球磨川流域は壊滅的被害を受けた集落もあり、八代や親せきやうちなどに避難し、役場もまだ住民と連絡がいる状況です。住民の人たちが良く口にするのは、手続きがたくさんあり、証明書類をそろえるのが大変で、もうちょっと何とかならんのだろうか?
すべての手続きは本人申請主義ですから、罹災証明に始まり、被災住宅解体、なりわい支援、各種免税手続きなど、ワンストップサービスができないか?今後の課題です。

また、芦北町に隣接する球磨村神瀬地区には7月中旬から定期的に通いながら、カンパや支援物資を届けたりしていますが、9月からは毎週土曜日に「こうのせ再生委員会」が開催されて、住民たちの意見交流の場が作られ、数回参加させていただいています。道路や河川の修復、水道、電気の修復、住宅再建について、公民館や公共施設の修復、交通機関の確保など多岐にわたる要望をまとめ、村役場や熊本県への要望をまとめると共にボランティアの協力を得ながら、活動に取り組んでいます。また、11月末には熊本地震の被災地・西原村を訪問し、被災地の復興の糸口を考えようと見学ツアーを計画しています。
発災当初は泥に埋もれ、ほとんど住民も見られない村となっていましたが、支援の重機ボランティアの活動や住民の方々も200所帯中、30所帯ぐらいが戻り、復旧活動に取り組んでいます。昨日は熊本の蓮華院ボランティア会や熊本学園大学のボランティアの参加もあり、泥出し作業も少しずつ進んでいます。
住民の暮らしの再建を目指して、一歩一歩歩んでいる活動がそこにあります。
多くの被災地が神瀬地区のように住民同士が議論し、どのような復興を考えるのか?どのように住宅や暮らしを再建するのか?見守りながら活動を継続したいと思います。

NPO法人水俣病協働センター  水俣病被害者互助会 谷洋一
熊本県水俣市南福寺108 水俣ほたるの家気付 TEL/FAX 0966-63-8779
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「2020年7月豪雨水害に関する支援ニュース 第91報」
        
 本支援ニュースで何度も紹介して来ました水俣の谷さんから久しぶりに現地報告が届きました。長いので2回に別けて配信します。ご容赦下さい。    (村井雅清)
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 ご支援をいただいている皆様へ11月8日―PART・1
7月4日の豪雨から4か月が経ちました。今も、週1~2回仮設住宅や被災地の現場、熊本県の振興局や役場などを訪問しながら、支援物資を届けたり、様々な要望の聞き取り等を続けています。被災地の状況、ご家族の状況も様々ですが、いくつか報告します。まず、私の地元の津奈木町では10件の仮設住宅が建設されていますが、7軒は住宅の被害はないもののみかん山などに亀裂があり、長期避難を余儀なくされています。この長期避難は芦北町でも90戸ほどがあり、多くは罹災証明もなく、基本的な支援の枠組みから外れてしまいます。多くは大きながけ崩れ・土砂災害の周辺地域などで、補修工事がいつ頃、始まり、いつ完了するかの情報もなく、生活設計が全くできない状況です。
この件については役場の災害担当者や地域振興局の土木部などに通い、情報提供を求めていますが、年内に調査を完了し、予算措置を国などに要望、その後地域説明会をするとのことですので、住民の方にお伝えしています。
この問題は球磨川流域や佐敷川流域も復興基本計画が決まらないとどう暮らしを再建するのか?も決まらず、その時、住民の意見はどのように反映されるのか?コロナ禍の状況の中で話し合いの場がほとんど持たれていないのが現状です。芦北町では女島地区に仮設住宅が60戸建設され、9月中旬から入居が始まり、週1~2回訪問しながら、支援物資を届けたり、困りごとの相談に対応しています。
主なケースはテレビのアンテナ接続のコンセントがない。(工事関係者に連絡、接続コードを設置)、つかまれる手すりが必要(役場に連絡、手すり設置済み)、電子レンジがほしい。(女島仮設は電子レンジと加湿器の選択制、電子レンジを調達しお届けしました。)、呼び出しブザーが夜や朝なって出ても誰もいないので不安である。(関係者に確認したところ同じ周波数のブザーで反応することがあるとのことで、改善を要望)、換気扇のスイッチが高く手が届かない。(未解決)ベッドを置くスペースがない。(狭い)などの施設面での要望がありました。家財道具や家電など多くの方が水害や土砂崩れや水害で失われており、新品を購入したり、親せきや友人からもらったりした方もいますが、やはり、年金生活などでお金はなく、これからがとても不安との声が多いです。この間、こたつや毛布、タオル、食料品などをお届けしています。
この間、秋田からお米、石巻・女川のお菓子、鯖缶など、名古屋からお互い様助け合いセット、ウィンドブレーカー、神戸からお米、まけないぞうタオル、化粧品など様々な支援物資を送っていただいているので、それらをお配りしながら、聞き取りをしています。また、いただいたカンパを有効に使い、必要な物資をお届けしていきたいと思います。だんだん仲良くなり、「寄っていかんね!」と声をかけていただいてる方も少しずつ増えています。
ただ、昼間は仕事や自宅の修復で留守にされている方も多く、ようやく、半数の方々とお話ができるようになっています。昨日は、仮設住民支援活動として熊本の居酒屋さんのグループが屋台村など出張居酒屋を開催、たくさんの仮設の住民が参加して、にぎやかな集いが開かれ、カラオケなどで盛り上がっていました。多くの見知った顔の住民に笑顔が見られました。
    NPO法人水俣病協働センター  水俣病被害者互助会 谷洋一
熊本県水俣市南福寺108 水俣ほたるの家気付 TEL/FAX 0966-63-8779

           〈〈まだまだお米を集めています!〉〉
 まだ避難所生活をされている方もおられますが、被災地では今後の復興ビジョンづくりのための動きが活発になっています。こうして、被災者の復興への足音が聞こえてくる段階に入ってきたように感じます。全国から送られてくるおいしいお米を味わいながら、じっくりと将来のことを考えて下さることを切に願います。まだまだお米は喜ばれます。当センターが責任をもって、援助の届きにくい人たちを優先し、かつ必要な被災者に届けたいと思いますので、少しでもいいですからお米を提供して下さいませんか。何卒よろしくお願いします。

【送り先】
〒652-0801 兵庫県神戸市兵庫区中道通2-1-10 TEL078-574-0701
被災地NGO恊働センター」まで
(注)現金でもお受けしていますので、下記の方法でお申し込みください。その場合通信欄に「お米代」とご記入ください。

*当センターの活動内容はブログで写真もぜひご覧ください。
ngo-kyodo.org/2020kyusyunanbu/

■活動支援金のご協力をお願い致します。
・Yahooからも募金ができるようになりました!!
donation.yahoo.co.jp/detail/5240003/
・クレジットカードでも寄付ができます。
congrant.com/project/ngokobe/605
・郵便振替
口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター
・銀行振込
ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO 0068556
 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター
*お手数ですが、備考欄に「7月豪雨」と記入して下さい。
--
※"まけないぞう"支え合い募金にご協力ください。
 http://ngo-kyodo.org/cooperation/donation_and_membership.html
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 被災地NGO恊働センター
   E-mail info@ngo-kyodo.org
   TEL 078-574-0701 FAX 078-574-0702
   〒652-0801 神戸市兵庫区中道通2-1-10
 【HP】http://www.ngo-kyodo.org/
【Facebook】https://www.facebook.com/KOBE1.17NGO
 【東日本支援活動ブログ】http://miyagijishin.seesaa.net/
 【☆脱原発ハンストを実行する有志のブログ】http://blog.canpan.info/stopnps/
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「2020年7月豪雨水害に関する支援ニュース 第90報」

 九州水害発生から4ヶ月が経ちました。被災地では、避難所が解消されつつありますが、自宅の再建が始まった人、いつになるかわからない大工さんを待つ人、自宅の再建をあきらめた人、どうしようかと悩んでいる人、それぞれの悩みは尽きません。
 読売新聞(11月3日付)では、「甚大な被害が出た熊本県では、人吉市など7市町村で10月末までに仮設住宅の予定戸数(808戸)の約9割が完成した。」と報じています。そして、球磨村、八代市、芦北町などでは、10月いっぱいで避難所が閉鎖されましたが、同紙では「人吉市では141世帯239人(10月30日現在)が避難所に身を寄せるが、年内に閉鎖される予定。」と伝えています。他にもみなし仮設や親戚などに避難生活を余儀なくされている人もいます。
 
 先日当センターで人吉市のPOSKO支援をしているところにお米を届けに行くと、物資を取りに来た女性が、「この3ヶ月間は片付けに追われ、ズボンしか履いていなかったので、スカートをはきたくてスカートを買いました。それに合う服がないかなと洋服を探しにきました。」という話をされていました。被災直後はみなさん着の身着のまま、お化粧道具すらなく、必死でした。時間が経つにつれ、お化粧をしたり、おしゃれに気をつかう心の余裕が出てきたようです。避難所ではできなかった料理ができるようになったり、当たり前にしていたことを少しずつではありますが、取り戻していく過程が、被災者の人たちの心を和ませていきます。
 球磨村の渡・峯地区長の大原さんもお米やくまもと生協さんからの支援物資を手に熱心に仮設に入居されている方を訪問されていました。中には小学生の頃の恩師がいて、久しぶりの再会に笑みがこぼれます。
 また先日、神瀬で行われた「神瀬の集い」では、被災地の隙間の道路を利用して、子どもたちが笑顔で思いっきり走り回っていました。神瀬マダム(被災住民の女性グループ)は、思い思いに腕を振るっておいしい料理を提供していました。
 コロナ禍により4か月経ってようやく、それぞれの道を歩み始めようとしています。                    (増島智子)
  
      〈〈まだまだお米を集めています!〉〉
 まだ避難所生活をされている方もおられますが、被災地では今後の復興ビジョンづくりのための動きが活発になっています。こうして、被災者の復興への足音が聞こえてくる段階に入ってきたように感じます。全国から送られてくるおいしいお米を味わいながら、じっくりと将来のことを考えて下さることを切に願います。まだまだお米は喜ばれます。当センターが責任をもって、援助の届きにくい人たちを優先し、かつ必要な被災者に届けたいと思いますので、少しでもいいですからお米を提供して下さいませんか。何卒よろしくお願いします。
【送り先】
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