被災地NGO恊働センターの歴史

はじめに

1995年1月17日、阪神・淡路大震災は多くの犠牲者をもたらし、たくさんの人々の生活を一変させました。社会的に弱い立場の人が大きな被害を受けたことが特徴と言えます。  
 2011年3月11日、東日本大震災が未曽有の被害をもたらし、そして、阪神・淡路大震災でも問題となったことがまだ解決していなかったということを私たちに痛感させました。  
 被災地NGO恊働センターでは生きがい仕事づくりの「まけないぞう」事業やKOBEでの経験を活かした災害救援、足湯ボランティアに取り組んでいます。これらに取り組む中で、「自立とは支え合うこと」「人を救うのは人だ」ということに気づきました。  
 様々な検証・研究会へ参画し、提言・提案活動も行っています。私たちは自立を目指した、被災当事者自身が主体的に関われる形での協働を模索してしていきたいと考えています。市民が主役となり、主体的責任をもって関わる新しい市民社会を形成するために、それぞれの身の丈にあった恊働の働きをしていくと共に実践をする場を作っていきたいと思います。
犠牲者追悼の竹灯籠事務所の様子まけないぞう

被災地NGO恊働センターの歩み

 阪神・淡路大震災発生後の1995年1月19日に結成された、阪神大震災地元NGO救援連絡会議(代表・草地賢一)の分科会の一つとして、同年8月1日「仮設支援連絡会」として発足。
 翌1996年4月1日、「阪神・淡路大震災『仮設』支援連絡会」に改組し、分科会より独立。1998年4月1日より「被災地NGO恊働センター」と改称し、現在に至る。

過去の災害救援(国内)

1995年
1月17日 阪神・淡路大震災
1998年
8月 栃木・福島水害
1999年
6月 神戸・新湊川水害
6月 広島・呉水害
10月 岩手・軽米水害
2000年
3月 北海道・有珠山噴火災害
6月 伊豆諸島・三宅島噴火災害
3月 芸予地震
9月 高知県西部水害
2002年
7月 台風6号(栃木)
2003年
7月 宮城県北部連続地震
7月 九州豪雨
9月 北海道・十勝沖地震
2004年
7月 新潟・福井豪雨
10月 新潟県・中越地震
10月 台風23号水害(淡路島・洲本市)
2005年
3月 福岡県・西方沖地震
9月 宮崎水害
2007年
3月 能登半島地震
7月 中越沖地震
2008年
6月 岩手・宮城内陸地震
8月 金沢水害
9月 愛知・岡崎水害
2009年
7月 山口県・防府市水害
8月 兵庫県・佐用町水害
2010年
7月 山口県・山陽小野田市水害
2011年
1月 宮崎県・新燃岳噴火災害
3月 東日本大震災
8月 紀伊半島水害
2012年
7月 九州北部水害
8月 京都南部豪雨水害
2013年
7月 山口・島根豪雨
9月 福知山水害
2014年
8月 徳島・高知水害
8月 丹波市水害
8月 広島土砂災害
2015年
9月 東北・関東豪雨災害
2016年
4月 熊本地震


楠ヶ丘町長田佐用町 那智勝浦広島広島まけないぞう 丹波茨城県常総市での足湯ボランティア

過去の災害救援(海外)

※2002年までの海外災害救援活動は、逐次救援委員会を立ち上げ複数の団体で支援活動を行ってまいりました。2002年にCODE海外災害援助市民センターの設立により活動が引き継がれました。
1995年
5月 ロシア・サハリン大地震
1996年
2月 中国雲南省大地震
7月 中国南部4省で大洪水
10月 カンボジア大水害
11月 インド南東部ハリケーン被害
1997年
2月・5月 イラン大地震
5月~1998年1月 北朝鮮食糧危機
1998年
1月 中国河北省大地震
4月 アフガニスタン大地震
7月 パプア・ニューギニア地震津波
10月 ホンジュラス・ハリケーン被害
1999年
1月 コロンビア大地震
5月 ペルー水害
6月 メキシコ地震
8月・11月 トルコ大地震
9月 台湾大地震
12月 ベネズエラ水害
2000年
1月中国雲南省地震
2月 モザンビーク大水害
1月~8月 モンゴル大災害
9月メコンデルタ水害
9月 東海豪雨
10月 鳥取県西部地震
2001年
1月 エルサルバドル地震
1月 インド西部大地震
アフガニスタン救援
活動はCODE海外災害援助市民センター


アフガニスタンスマトラホンジュラス トルコイラン



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今日の神戸はぽかぽか陽気となりました。お引越しシーズンを迎え、「まけないぞう」もいつもお世話になっているmakenaiozneのお仲間福島県へお引越しです🐘🐘🐘どんな方の所に引っ越しするのか楽しみです🥰🥰🥰ご注文はこちらから↓ngo-kyodo.org/makenaizouinfo/ ... See MoreSee Less
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明日ですが、まだお席に余裕があるようですので、よかったらご参加お待ちしています!トルコの文化や歴史について学んでみませんか?被災地を支援するには、その地の歴史や文化、民族などを知らなくてはなりません。トルコの被災地を深く知る貴重な機会です。ぜひご参加ください。 ... See MoreSee Less
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東日本大震災から12年が経ちました。見た目には町はきれいになりましたが、空き地が目立ち、人の賑わいはあまり感じられません。被災地にできた災害公営住宅では、2022年末までに465人の「孤独死」があったことが共同通信の調査で分かっています。福島県、宮城県、岩手県は2016年は23人、18年は77人、21年は71人、22年は86人と増え続けています。65歳以上の割合も44%と高く、空き室も増え続けています。 「まけないぞう」の作り手さんも、高層のマンションタイプの復興住宅に入った途端に体調を崩しました。「仮設のほうがよかった。高校生の声も聞けたし、いまの復興住宅は、鉄の扉が重くて開けられない。」と訴えています。津波前には戸建ての家に住んでいて、仮設住宅では、花や野菜を植えたり、長屋づくりで近所の人たちとも交流があり、近くの学校からは、生徒のにぎやかな声が聞こえていたのです。 復興住宅では、野菜や花を植えることもできずに、乗りなれないエレベーターも使うことができず、仮設できたお友達とも離れ離れになり、引きこもってしまったのです。 「復興」とは?・・・。大きな防潮堤をつくったり、大きな高層マンションをつくったりすることだろうか??暮らしの再建にはまだまだ時間がかかります。 被災者のみなさんは、復興住宅でも「まけないぞう」を作り続けています。まけないぞうのご注文はこちらから↓ngo-kyodo.org/makenaizouinfo/ ... See MoreSee Less
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トルコ・シリア地震でCODEの第一次先遣隊の通訳でお世話になった現地の学生さんのインタビューです。 ... See MoreSee Less
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CODE海外災害援助市民センターのトルコ・シリア支援のニュースです。1ヶ月を過ぎた被災地では、仮設住宅の建設が進んでいるようですが・・・。長期支援に向けたCODEの活動を支えてください。このクラウドファンディングでは、寄付決済サービスのコングラントが提供する寄付金が100%届くクラウドファンディング「GIVING100 by Yogibo(ギビングハンドレッド)」に掲載していただいております。congrant.com/project/ngokobe/6159GIVING100についてcongrant.com/jp/yogibo/目標額を達成すると、寄付金にかかる決済手数料が免除される取り組みで、団体にとっては寄付金の多くを活動に利用することができます。引き続き、ご支援いただけますよう何卒よろしくお願いいたします。 ... See MoreSee Less
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12年前、避難所を毎日のようにまけないぞう作りで走りまわっていた時のこと。”まけないぞう”を作っている輪から一人離れて作っている人がいました。作り方がわからなくなると聞きに来てくれて。遠巻きにその人を見ていました。 避難所から仮設に移った夏ごろにその人に再会しました。ぼそっと話始めてくれのが「あのね。あの時にぞうさんにすごく救われたんだよ。実はね、私の孫が津波に流され、火事があったから、見つかった時には真っ黒に焼けただれいて。。。最後に抱きしめたかったけれど、それができなかったの。その話を取材されて、最初は応えたいたのだけれど、辛くなって。周りの人とも被災した状況がそれぞれ違うから話せなくなったの。それでぞうさんを作っていたら、話しかけられないで済むから。だからね、とってもぞうさんに助けられたんだよ」ということでした。 私は、それまで”まけないぞう"の役割はコミュニティづくりきっかけと思っていたのですが、それがまったく逆で、けれども被災された方の心の支えになっていたことをその時に初めて知ったのです。"まけないぞう"にはそんな役割があったのだと。そして12年経った今もまけないぞうは被災者のみなさんにそっと寄り添っています。 ... See MoreSee Less
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東日本大震災から12年。当時、被災地を歩きながら「これが夢だったらいいのに」と何度想ったことだろう。被災者のみなさんとまけないぞうを作りながら、みなさんが「津波は辛いことだったけれど、こうしてボランティアのみなさんに会えたことには感謝だよ。人が財産、宝だよ」と言ってくれます。その言葉を聞くたびに、複雑で辛くて悲しくて、素直に受け止められない自分がいます。いつもいつも被災地のみなさんに支えられながら訪問させてもらっています。これからもずっと。決して忘れない。合掌。~まけないぞうの作り手さんのつぶやき~忘れもできない3月11日2時46分。今までにない長い地震と大きい津波。水にのまれ流れされた一人です。助られて生き、今は仮設生活です。ある日お茶会に誘われ、夢中になり、考えることなく作ったのがいまのぞうさんです。一人生活でも作っているときは楽しいです。上手には作れないけれどまけないぞうです。(2011年7月 陸前高田市) ... See MoreSee Less
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明日で東日大震災から12年を迎えます。みんなで竹灯籠の準備をしていました。3月11日から2週間後、大槌町の避難所にまけないぞうづくりで訪問しました。まだ、ライフラインも寸断され、食料や毛布などが必要な時に。まけないぞうづくりを始めると被災者の口から「あー2週間ぶりに針と糸を持てたわ」「今日は頭動かして、よく眠れるわ」「夢中になって津波のことを忘れられたわ」という言葉がこぼれてきました。この日から避難所を回り続けました。まけないぞうが心のケアにつながった瞬間です。 ... See MoreSee Less
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ここ数日でたくさんのまけないぞうがお引越ししました。mkenaizoneのお仲間の福島県、東京都のmakenaizone主催青木先生の青木クリニック、岩手県でお世話になっている不動寺の森脇さんのご紹介の方、福岡県はここ数日で2回目です。子ぞう、リングぞう、まけないぞうなどがお引越ししました。みなさん、ありがとうございます😍🙏どしどしご注文お待ちしています🐘🥰ご注文はこちらから、http://ngo-kyodo.org/makenaizouinfo/ ... See MoreSee Less
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