寺子屋勉強会

2021年度の寺子屋のテーマ

「最後の一人まで」を模索する

昨年度から引き続き、「最後の一人まで」を実現するための方 策について検討を深める。CODE 海外災害援助市民センターの 実施する「阪神・淡路大震災 26 年企画」と連動し、国内外の 災害ボランティアのあり方を通じて議論をしていきたい。

 

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2021年度 災害ボランティアについて知ろう講座を開催します。

■趣旨
災害からの復興の過程では、単に泥出しや瓦礫撤去をするだけでなく、水害時の適切な家屋処理や、快適な避難所運営方法が求めらます。こうした一連の流れを網羅的に学んでおくことで、スムーズな復興を進めていくための一助となります。全6回の連続講座によって、細やかな技術、知識、考え方を学ぶとともに、災害直後から復興に至るまでのプロセスを学ぶことを目的としています。

対 象:災害ボランティアに興味がある方(兵庫県内、近畿の方を優先します)
参加費:各回2000円/学生1000円
全6回お申し込みいただくと、10,000円(2000円お安くなります)
*お申し込み後、お支払い方法をメールでお送りします。
場 所:オンライン(Zoom)
(実技の場合は、会場での参加も可能です。*人数制限あり)

第1回 社協の災害ボランティア対応について
8月21日(土)14:00〜15:30
講師:長谷部治さん(兵庫区社協)
番外編:災害ボランティアセンターの歴史(15:45〜16:30)
講師:頼政良太(被災地NGO恊働センター)
第2回 避難行動と避難所運営
9月25日(土)14:00〜16:00
講師:頼政良太(被災地NGO恊働センター)
第3回 水害対応の心得
10月9日(土)14:00〜16:00
講師:吉田信昭さん(縁の下のもぐら)
第4回 被災者に寄り添うボランティア
11月13日(土)14:00〜15:30
講師:増島智子(被災地NGO恊働センター)
番外編:足湯ボランティア実習(15:45〜16:30)
講師:吉椿雅道さん(CODE海外災害援助市民センター)
第5回 屋根のブルーシート張り対応
12月18日(土)14:00〜16:00
講師:中村伸一郎さん(ユアロキィコンサルティング株式会社)
第6回 住民の内発的な力を引き出す復興ボランティア
1月29日(土)14:00〜15:30
講師:宮本匠さん(兵庫県立大学減災復興政策研究科)
申込:メールもしくは、下記フォームでお申し込みください。
https://forms.gle/r3fkF4Qs5eDhhTVm8
問合:被災地NGO恊働センター(担当:頼政)
info@ngo-kyodo.org /078-574-0701
*本事業は、真如苑の助成を受けて実施しています。

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過去の寺子屋セミナー

2020年度の寺子屋

第1回「「最後の一人まで」を考える」

2019年度の寺子屋

第1回「災害時の違和感を考える」
第2回「違和感の元の課題解決を考える」
第3回「違和感を感じたり感じなかったりするのはなぜ?」
第4回「最後の一人までは実現できるのか?「災害ケースマネジメント」の事例から」
白鳥孝太さん(とっとり県民活動活性化センター)
第5回「障害者と災害〜障害者を取り巻く環境と災害時の障害者」
山田たけしさん(えんぴつの家)
第6回「不条理な「災害関連死」を止めるために」
久井 進さん(弁護士)
第7回「『自立支援の実践知』とその検証」
清水亮 (東京大学)
第8回「阪神・淡路大震災 25 年朝まで語る会」

2018年度の寺子屋

第1回「災害ボランティアセンターの変遷とその役割」
福島真司さん(兵庫県社会福祉協議会)
第2回「災害時の中間支援組織の役割」
飛田敦子さん(認定NPO法人コミュニティ・サポートセンター神戸)
第3回「被災者に向き合う法・制度とは?」
津久井進さん(一人ひとりが大事にされる災害復興をつくる会)
第4回「災害時の障害者支援の現場から」
八幡隆司さん(NPO法人ゆめ風基金)
第5回「ボランティア2年目とは?」
池内麻菜実さん(神戸学院大学学生)
宮本匠さん(兵庫県立大学減災復興政策研究科講師)
村井雅清(被災地NGO恊働センター顧問)

2017年度の寺子屋

第1回寺子屋
地域おこし協力隊から農業支援へ
河井昌猛さん(西原村百笑応援団)
第2回寺子屋
まちづくりにこだわって被災地に関わり続ける
宮定章さん(認定NPO法人まち・コミュニケーション)
第3回寺子屋
これからのソーシャルセクターを担う若者たちへ
大福聡平さん(NPO法人しゃらく)
第4回寺子屋
教育にこだわり活動を展開する
中山迅一さん(NPO法人まなびと)
第5回寺子屋
被災地に飛び込み仕事として復興に貢献する
斉藤誠太郎さん(一般社団法人ISHINOMAKI2.0)
第6回寺子屋
僧侶として、住民として被災地に関わるとは?
鈴木隆太さん(東禅寺副住職)
第7回寺子屋
新たな地産地消エネルギーに挑戦する
井上保子さん(株式会社宝塚すみれ発電所)
第8回寺子屋
もう一つの生き方・働き方を生み出す社会とは?
山口一史さん(ひょうご・ひと・まち研究所)

2016年度の寺子屋

農業について学ぼう〜時にはアホになってみよう〜
講師:尾澤良平さん
「NGOで働くとは」~もう一つの生き方・もう一つの働き方~
講師:今中 麻里愛さん
番外寺子屋 熊本地震の「今」を語り合う
~阪神・淡路大震災から22年のKOBEから続ける支援~

講師:鈴木隆太/寺本わかば/丸山真実

2015年度 アクションプランの実現に向けて

第1回「5年目の福島と向き合い、水俣から学ぶ」
講師:谷洋一(アジアと水俣を結ぶ会事務局長)
第2回「阪神・淡路大震災から20年 災害ボランティアのその後」
講師:林大造(神戸大学学生ボランティア支援室)/岡本芳子(たつの女性が担う地域防災塾)/頼政良太(被災地NGO恊働センター)
第3回「障がい者について学ぼう」
講師:凪裕之・井奧裕之(Beすけっと)
第4回「阪神淡路大震災の取り組みを契機に見えたこと、NPO、NGOに関わって」
講師:市川斉(シャンティ国際ボランティア会常務理事)
番外寺子屋「大阪W選から見て、神戸市政を考える」
講師:林大造(しみんマニフェスト大阪UP)

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寺子屋セミナーって??

「寺子屋」は江戸時代の初等教育を担っており、お寺は学びの場であるとともに、駆け込み寺や生活相談所でもありました。
今後の災害ボランティア、そして社会のためには、「寺子屋」的な機能を持つことが大切ではないかと考えました。
被災地NGO恊働センターは、震災前までは居酒屋だった民家を事務所にしています。この空間で、アットホームで気軽に参加でき、講師とも交流を深められる学びの場をつくっていきたい……そんな想いで、手作りのセミナーを開催し始めました。どなたでも参加できますのでお気軽にお申し込み下さい。

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先週はたくさんのボランティアが来てくれました。全労金、播州復興隊、福島大学、神戸大学などのみなさんが家財の搬出、解体で更地になった場所の畑づくり、環境整備などでした。日曜日の早朝7時から小牧拠点のある地区の環境整備の草刈りでした。たくさんのボランティアも参加してくれたので、地区の人たちも喜んでくれました!カットボランティアの方も来てくれてなかなか仮設から出れない住民さんに声がけして久しぶりに外にお連れできました! そして解体で更地になった場所が多くなり寂しい風景になっているので、畑を作って住民さんと交流できる居場所づくりを計画中です。また、ボランティアの宿泊場所としてお借りしている崎山地区の区長さんの計らいで虫送り参加させてもらいました(先週小牧地区は生憎の雨で中止でした😢)。竹と杉の葉で作った松明を持って、水田を歩きます。これは、「飛んで火に入る夏の虫」のごとくたいまつの明るさにつられて飛んできた泥虫などの害虫が火に焼かれるという害虫駆除の行事で、さらには、悪霊を追い払うという意味も持つといわれているそうです。能登は本当に祭りが文化として色濃く残っています。同じく上畠地区の集会所ではボランティアが蛍を観に連れて行ってもらったそうです。地域のみなさんに支えられています。ありがとうございます。(増島)#日本財団#CivicForce#一般社団法人おもやい#一般社団法人みんなの居場所はちはち#code海外災害援助市民センター#チームこのへん#四番隊#DRT JAPAN栃木#山元町おてら災害ボランティアセンター(テラセン)#コミサポひろしま ... See MoreSee Less
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九州から梅雨入りの便りですが、ちょっと雨が心配ですね。週末の土日は、地震後からお世話になっている「近畿災害対策まちづくり支援機構」「災害復興まちづくり支援機構」の士業の方たちの「専門家チームによる個別相談会」でした。七尾市内ではおらっちゃ七尾と中島仮設と輪島市内で行いました。災害復興公営住宅、自宅の再建、災害関連死など、暮らしの再建は本当に切実です。当たり前ですが、一人ひとり違う背景や課題を抱えています。すぐには解決できない問題が被災地に山積しています。「話を聞いてもらえてすっきりした!」という声も聞こえてきます。専門家のみなさんありがとうございました!相談会に来られた住民さんからみずぶき(山菜)を頂き、帰ってから拠点で早速頂きました!#日本財団#CivicForce#一般社団法人おもやい#一般社団法人みんなの居場所はちはち#code海外災害援助市民センター#チームこのへん#四番隊#DRT JAPAN栃木#山元町おてら災害ボランティアセンター(テラセン)#コミサポひろしま#おらっちゃ七尾 ... See MoreSee Less
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能登の朝🌄「おはよう!」という元気な声😊住民さんがお野菜とお花を届けてくれました!新鮮野菜はとっても美味しい😋お花はじんのび広場(拠点)に来てくれるみなさんの癒しです😊💕今日はヨガとマッサージデイ🌿 ... See MoreSee Less
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能登半島地震に関する高速無料措置が9月30日まで延長になりました。みなさんぜひ能登にお越しください。以下のサイトから登録できます。exvolunteer.jp/VoUsr020/termsDisplay?disasterNos=223008 ... See MoreSee Less
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「令和6年(2024年)能登半島救援ニュース」No.133 やさしや足湯隊レポートNo.20   第30次足湯隊ではスタッフ2名、ボランティア20名(小学生:2名)の計22名で2024年5月3日から6日までの4日間で活動を行いました。   今回は2班に分かれて活動を行いました。 4日は穴水町の川島第3団地談話室、輪島市の宅田第一団地仮設住宅談話室、七尾市で開催された「なかじまワクワク大作戦」、 5日に珠洲市の三崎中学校第一団地集会所、みさき小学校第二団地集会所、穴水町の港町団地仮設住宅集会所、七尾市の中島第一団地仮設住宅で足湯を行いました。 また、穴水町の千手院さんにてお寺修復のお手伝いを行いました。   今回の足湯ボランティアで聴こえてきた「つぶやき」とボランティアの感想の一部を紹介します。普段は明るい方でも、足湯を行い一対一で話すと地震後の辛かった思い出や、仮設住宅での不満を聞かせてくれます。皆が辛い気持ちを抱えているからこそ、自分の辛さは周りには言えず抱え込んでいる方が多いのかもしれません。 ◎つぶやき ・部屋も1Lで、天井も低くてね。気持ちも暗くなるよね。(川島第三団地仮設住宅・70代・男性) ・息子が起きないと思ったら死んでいた。そのショックでここ(耳)がだめになった。3ヶ月くらい誰とも話できなかった。(川島第3団地仮設住宅・90代・女性) ・ここの談話室は仮説の並びになくて保健センターの中にあるから入りにくいんよね、最近は色々やってくれて入りやすくなったけど、、(川島第3団地仮設住宅・80代・女性) ・仮設に来て、ちょうど一年。何も変わらんねー。精神的にも。私、口下手でごめんね。足と身体も温まりました。こころもね。(川島第3団地仮設住宅・80代・女性) ・(家を)解体しなきゃだもんねぇ...ここにずっといるわけにもいかないし... この先どうするかも分からないよ、ずーっとそれで苦しんでるよ(宅田第一団地仮設住宅・70代・女性) ・帰るところながい。大沢の海岸べりに住んでいるけど、道が寸断されている。大沢は、地震でも水害でも通れなくなった。帰れたとしても、電気も水道もまだ来ていない。もとに戻る元気もない。(宅田第一団地仮設住宅・80代・女性) ・僕ね、バトミントン行く前とか行った帰りに公園に来るんだけどね、人がいないからさみしい。(なかじまワクワク大作戦・10代未満・男性) ◎感想 ・私は被災地を訪ねたこと自体が初めてで、能登の状況を写真や映像では何度も見聞きしていましたが、ここにきて出会った方々のお話を聴いたり物理的に被害が残っているのを目にしたりして、やっとその状況を「見た」という思いがしました。足湯隊での経験を周りにも共有していこうと思います。 ・仮設で暮らす方が自宅に戻った人に対して「羨ましい」と漏らした声が忘れられない。2度しか訪れたことのない私でも寂しさを感じるのに、長年暮らした家がなくなる寂しさはどれほどだろう。少しずつ前に進む人と、震災当時から動けないでいる人、きっといろんな人がいて、そこにはそれぞれの経済状況や健康状態、家族構成など様々な背景が隠されている。平時にも潜んでいる社会的な問題が、災害時には顕著に表れると実感した。簡単なことではないけれど、誰も取り残さない復興を実現していくため、これからも活動していきたいと感じた。 ・2日目○○ちゃん(小学生)と同じ班で参加させていただいた中島仮設団地に於いて、チラシ配布の際、足湯に参加しない方でも、普段は「ありがとう、いけたらいくわ」というお返事をいただくに終わっていたのが、在宅の被災者のみなさんが、小学6年生の○○ちゃんの姿を見た途端、瞳に星がきらめき、質問攻めが始まるという状況でした。 印象的な言葉としては「わぁー!小学生のこどもさんを観たのは半年ぶりくらいや」「今6年生ということは次に会うときは中学生やね。そして次は高校生、大学生になってるね。また会いに来てね。それまでがんばって生きるわ!」「今日は、こうやってお話しできただけで元気をたくさんいただいた。」という趣旨のものです。小学生の訪問がこんなにも、被災者のみなさんを元気づける力があることに正直驚きを隠せませんでした。また、川島第三団地の談話室では、「若い人たちがこんなに来てくれるだけでもほんとに嬉しい。」という趣旨のおことばを聞き、若い人たちが足湯をする意義について改めて気づかされました。  いつも足湯隊の活動にご協力いただいている皆様、ありがとうございます。足湯隊は引き続き、足湯での寄り添いと被災された方々の声を発信していきます。 (CODE学生スタッフ 安福)*私たちの活動は、CivicForceのパートナー協働事業に支えられ活動しています。 *私たちの活動は赤い羽根共同募金会「ボラサポ・令和6年能登半島地震」の助成を頂き活動しています。 *私たちの活動は日本財団からの助成を受けて活動しています。 引き続き現地からの情報を発信していきます。 ... See MoreSee Less
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「令和6年(2024年)能登半島救援ニュース」No.132 やさしや足湯隊レポートNo.19   第29次足湯隊ではスタッフ4名とボランティア3名の計7名で2025年4月21日から24日までの4日間で活動を行いました。   今回は22日に七尾市の中島町第一団地仮設住宅集会所、23日に輪島市のもとやスーパー、町野町第一団地仮設住宅集会所にて足湯をさせていただきました。22日はあいにくの雨でしたが、畑仕事がお休みになった方々の一息できるイベントとして足湯の場が賑わいました。 足湯ボランティアで聴こえてきた「つぶやき」とボランティアの感想の一部を紹介します。 ◎つぶやき ・仮設はダメだね。人と喋れないから。みんな、人と喋りたいから(イベントみたいなのがあると)来たいと思う(中島第一団地仮設住宅・50代・男性) ・ほんまにここに助けられてるのよ。ここがなかったらひもじくてみんな生きていけなかった。(もとやスーパー・80代・女性) ・仏壇とか大切なものを全部捨てちゃったの。子供とか若い人たちは要らないって言うし、置く場所もなかったから。(もとやスーパー・70代・女性) ・私は家に住めてるからいいけど、もし何かあった時に猫がいるから、避難しようと思ってもできないんだよ。猫も警報聞く度に逃げるようになっちゃった。(もとやスーパー・40代・女性) ・仮設は狭いよ。でも避難所よりかはプライバシーもあるしね…(町野町第一団地仮設住宅・70代・女性) ◎ボランティアの感想 ・足湯の在り方を学べた時間でした。なぜ、足湯なのか?前回の足湯隊で、足湯はコミュニケーションの大きなツールになることを学びましたが、足湯自体にもこんなにも喜んでいる人を見て、災害に限らず、あらゆる場面で応用できそうと思いました。 ・久しぶりに足湯ボランティアとして奥能登を訪れ、印象に残ったのは、被災された方々の何気ないつぶやきでした。「公費解体が始まって、立ち会うために戻ってきた」「仏壇とか宝物がいっぱいあったけど、捨てちゃった」明らかに建物の解体が進み、空き地が増えていました。以前は崩れた建物が無残な姿をさらしていましたが、今は空き地ばかりの風景が広がり、未来への展望を失ったかのような寂しさを感じました。特に、家財の処分に関するつぶやきからは、解体が進む中で、心の整理をつける余裕もなく、一掃せざるを得なかった人々が、今になって後悔の念を抱いているように感じられました。 ・私事になりますが、自身の祖母は現在アルツハイマーが進行しており、上手く話すことが出来ない状態にあります。能登で高齢の方と話すことで、昔祖母と楽しく話したことを思い出し、自らも救われたように思います。  いつも足湯隊の活動にご協力いただいている皆様、ありがとうございます。足湯隊は引き続き、足湯での寄り添いと被災された方々の声を発信していきます。 (CODE学生スタッフ 安福)*私たちの活動は、CivicForceのパートナー協働事業に支えられ活動しています。 *私たちの活動は赤い羽根共同募金会「ボラサポ・令和6年能登半島地震」の助成を頂き活動しています。 *私たちの活動は日本財団からの助成を受けて活動しています。 引き続き現地からの情報を発信していきます。 ... See MoreSee Less
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「令和6年(2024年)能登半島救援ニュース」No.131悲しい、悔しい、酷すぎる、どんな言葉も当てはまらない。神も仏もないとはこのことか。地震でお店の解体を余儀なくされ、仕事を奪われ、落ち着きを取り戻そうとした瞬間に自宅と別の店舗が水害で被害を受けた。泥だらけになった被災地で、ボランティアとともに、金沢と輪島の2拠点生活をしながら、自宅をきれいに修理した。やっと住める状態までたどり着いた矢先、大動脈破裂で帰らぬ人に。「どうして、なんで、私何か悪いことした?こんなことになるなんて、ほんと考えたよ。」彼女が水害後に言った言葉が頭を巡る。いま私もそれを思う。地震と水害の2重災害で立ち直ろうとしていたのに。なぜこんなことに。。。 亡くなる少し前、金沢で一緒に食事をしながらお酒を飲んだ。「周りにあまり飲む人がいないから今日は楽しい、楽しい無礼講だよ!と。ボランティアさんに会えてほんとよかった!なんていうんかね。これからもずっと付き合っていきたい」と笑いながら話してくれた。その数日前には、「ボランティアさんがやっと仏壇を直してくれてね。いいがに(よく)してくれてね。立派になったよ!」と、とても喜んで写真を送ってきてくれた。息子さんに引き継いだお店のことも「もう引き継いだから口出しはできないけどね。どうするんかね。お店のほうよろしくお願いします。やはり働いているのが一番いいですね。」と、それが彼女との最後のやり取りになってしまった。何もかもが真新しい畳の上に横たわる彼女、まるで今にも起き上がり、「ともちゃん、どうした??」と話しだしそうなきれいなお顔でした。そしてまさか、きれいになったばかりの仏壇に彼女が最初に入るとは誰もが思いもしなかった。ご近所さんからは「昨日まで元気だったのに!」という言葉を何度も耳にした。お葬式では、「これから父と旅行に行く計画を立てていたのに、ほんとにこれからというときに、悔しくて仕方ないです」という息子さんの弔辞に心が張り裂けそうになった。いまでも夢であってほしいと思う。どうぞ安らかにお眠りください。                      (増島智子)#日本財団#CivicForce#一般社団法人おもやい#一般社団法人みんなの居場所はちはち#code海外災害援助市民センター#チームこのへん#四番隊#DRT JAPAN栃木#山元町おてら災害ボランティアセンター(テラセン)#コミサポひろしま引き続き現地からの情報を発信していきます。ブログはこちら→http://ngo-kyodo.org/2024noto/*私たちの活動は、CivicForceのパートナー協働事業に支えられ活動しています。 *私たちの活動は、赤い羽根共同募金会「ボラサポ・令和6年能登半島地震」の助成を頂き活動しています。 *私たちの活動は、日本財団からの助成を受けて活動しています。 引き続き現地からの情報を発信していきます。■活動支援金のご協力をお願い致します。・クレジットカードでも寄付ができます。 https://congrant.com/project/ngokobe/605・ヤフー募金でもご寄付いただけます。 https://donation.yahoo.co.jp/detail/5240008・郵便振替口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター・銀行振込ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO.0068556 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター*お手数ですが、備考欄に「2024年能登半島地震」と記入して下さい。 ... See MoreSee Less
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いつもお世話になっている東京マリア隊の吉澤さんから"まけないぞう"の嬉しいメッセージと報告が届きましたので、ご紹介いたします。田中純子さんも参加して下さったそうです。お二人ともまけないぞうの強~い味方です🥰🐘販売会のあった築地教会は巡礼地に選ばれそれに加えて5/24、25日に、東京建設祭2025という街の歴史的遺産探訪での販売会のご報告です😊👍増島様、お世話になっております。50個お送りいただいた件ですが、昨日、一昨日のイベントで、おかげさまで完売いたしました。お送りくださりありがとうございました。午後にお振込みとほんの少々の寄付をさせていただきました。明日には着金できるのではないかと思います。買ってくださった方の中には岩手が方がいて大船渡のゾウさんをお求めになりました。また「被災地の大変さをいまも忘れていないよ」「阪神から?よいシステムですね」というお言葉もいただきました。これも増島さんはじめNGOの皆さまのご尽力のおかげです。本当に、ありがとうございました。 ... See MoreSee Less
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「令和6年(2024年)能登半島救援ニュース」No.130 能登半島地震から1年3ヶ月ぶりの4月13日に被災地から避難所がなくなりました。昨年の1月の地震にくわえて、9月に発生した豪雨により被害が拡大しました。避難所が閉鎖する直前に避難所生活を送る住民さんと久しぶりにお会いしました。「仮設に行きたくなくて、ギリギリまで避難所にいたいんだ。」と胸の内を打ち明けてくれました。お年寄りにとって環境が変わることはとても負担が大きいのです。人間関係もまた作り直さなければなりません。その方によると、私たちも水害でお手伝いをさせてもらったTさんが脳梗塞で倒れ、いまは施設にいるとのこと。水害で被災し、避難所から自宅に帰ることを心待ちにしていて、せっかくきれいになった自宅に戻れたのもつかの間でした。別のAさんの息子さんは40代の若さで急逝したと、立て続く悲しいお知らせに胸が痛みます。きっとこれも少なからず災害によるストレスがあったと思います。 先日は、近畿災害対策まちづくり支援機構の人たちによる相談会を中島仮設団地の集会所では初めて開催しました。中島仮設団地の集会所は住民さんが署名を集め、やっとこの2月に完成したばかりです。弁護士、建築士、行政書士などの専門家らが住民さんの悩みに応えてくれます。必要があれば自宅に訪れ、アドバイスもしてくれます。もちろんこれまでにも七尾市内や輪島市内などで何度も開催して頂いています。今回の中島仮設団地の集会所では、50代の女性が相談に来られ、年齢により災害復興住宅に入れないので、どうしたらいいのかという相談内容でした。若い人が金沢や県外に流失し、奥能登の高齢化率は50%を超えています。その女性は、これまで地元でお年寄りにとてもお世話になったから今度は私が恩返しする番だと、そして何より生まれ育った故郷を離れたくないと涙ながらに訴えます。若い人が地域からいなくなってしまったら、街は衰退するばかりです。「創造的復興」とは??頭を傾げたくなります。もっと若い人たちが安心して暮らせる場所、そして、お年寄りも安心してくらせる場所、何より誰もが楽しく夢を描ける街にしたいと誰もが願っています。ある被災者の方が言った言葉があります。「被災地に必要なのは楽しそうな未来を描き、進めていくことなんです」と。これ以上、被災者の方が悲しまないように、「最後の一人まで」を救えるような阪神淡路大震災から伝えられたほんとうの「創造的復興」を目指してもらいたいです。                        (増島智子)ブログはこちらからhttp://ngo-kyodo.org/2024noto/*私たちの活動は、CivicForceのパートナー協働事業に支えられ活動しています。 *私たちの活動は、赤い羽根共同募金会「ボラサポ・令和6年能登半島地震」の助成を頂き活動しています。 *私たちの活動は、日本財団からの助成を受けて活動しています。 引き続き現地からの情報を発信していきます。 ■活動支援金のご協力をお願い致します。 ・クレジットカードでも寄付ができます。   ・ヤフー募金でもご寄付いただけます。   ・郵便振替 口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター・銀行振込 ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO.0068556  名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター *お手数ですが、備考欄に「2024年能登半島」と記入して下さい。#日本財団#CivicForce#一般社団法人おもやい#一般社団法人みんなの居場所はちはち#code海外災害援助市民センター#チームこのへん#四番隊#DRT JAPAN栃木#山元町おてら災害ボランティアセンター(テラセン)#コミサポひろしま ... See MoreSee Less
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