寺子屋勉強会

2021年度の寺子屋のテーマ

「最後の一人まで」を模索する

昨年度から引き続き、「最後の一人まで」を実現するための方 策について検討を深める。CODE 海外災害援助市民センターの 実施する「阪神・淡路大震災 26 年企画」と連動し、国内外の 災害ボランティアのあり方を通じて議論をしていきたい。

 

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2021年度 災害ボランティアについて知ろう講座を開催します。

■趣旨
災害からの復興の過程では、単に泥出しや瓦礫撤去をするだけでなく、水害時の適切な家屋処理や、快適な避難所運営方法が求めらます。こうした一連の流れを網羅的に学んでおくことで、スムーズな復興を進めていくための一助となります。全6回の連続講座によって、細やかな技術、知識、考え方を学ぶとともに、災害直後から復興に至るまでのプロセスを学ぶことを目的としています。

対 象:災害ボランティアに興味がある方(兵庫県内、近畿の方を優先します)
参加費:各回2000円/学生1000円
全6回お申し込みいただくと、10,000円(2000円お安くなります)
*お申し込み後、お支払い方法をメールでお送りします。
場 所:オンライン(Zoom)
(実技の場合は、会場での参加も可能です。*人数制限あり)

第1回 社協の災害ボランティア対応について
8月21日(土)14:00〜15:30
講師:長谷部治さん(兵庫区社協)
番外編:災害ボランティアセンターの歴史(15:45〜16:30)
講師:頼政良太(被災地NGO恊働センター)
第2回 避難行動と避難所運営
9月25日(土)14:00〜16:00
講師:頼政良太(被災地NGO恊働センター)
第3回 水害対応の心得
10月9日(土)14:00〜16:00
講師:吉田信昭さん(縁の下のもぐら)
第4回 被災者に寄り添うボランティア
11月13日(土)14:00〜15:30
講師:増島智子(被災地NGO恊働センター)
番外編:足湯ボランティア実習(15:45〜16:30)
講師:吉椿雅道さん(CODE海外災害援助市民センター)
第5回 屋根のブルーシート張り対応
12月18日(土)14:00〜16:00
講師:中村伸一郎さん(ユアロキィコンサルティング株式会社)
第6回 住民の内発的な力を引き出す復興ボランティア
1月29日(土)14:00〜15:30
講師:宮本匠さん(兵庫県立大学減災復興政策研究科)
申込:メールもしくは、下記フォームでお申し込みください。
https://forms.gle/r3fkF4Qs5eDhhTVm8
問合:被災地NGO恊働センター(担当:頼政)
info@ngo-kyodo.org /078-574-0701
*本事業は、真如苑の助成を受けて実施しています。

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過去の寺子屋セミナー

2020年度の寺子屋

第1回「「最後の一人まで」を考える」

2019年度の寺子屋

第1回「災害時の違和感を考える」
第2回「違和感の元の課題解決を考える」
第3回「違和感を感じたり感じなかったりするのはなぜ?」
第4回「最後の一人までは実現できるのか?「災害ケースマネジメント」の事例から」
白鳥孝太さん(とっとり県民活動活性化センター)
第5回「障害者と災害〜障害者を取り巻く環境と災害時の障害者」
山田たけしさん(えんぴつの家)
第6回「不条理な「災害関連死」を止めるために」
久井 進さん(弁護士)
第7回「『自立支援の実践知』とその検証」
清水亮 (東京大学)
第8回「阪神・淡路大震災 25 年朝まで語る会」

2018年度の寺子屋

第1回「災害ボランティアセンターの変遷とその役割」
福島真司さん(兵庫県社会福祉協議会)
第2回「災害時の中間支援組織の役割」
飛田敦子さん(認定NPO法人コミュニティ・サポートセンター神戸)
第3回「被災者に向き合う法・制度とは?」
津久井進さん(一人ひとりが大事にされる災害復興をつくる会)
第4回「災害時の障害者支援の現場から」
八幡隆司さん(NPO法人ゆめ風基金)
第5回「ボランティア2年目とは?」
池内麻菜実さん(神戸学院大学学生)
宮本匠さん(兵庫県立大学減災復興政策研究科講師)
村井雅清(被災地NGO恊働センター顧問)

2017年度の寺子屋

第1回寺子屋
地域おこし協力隊から農業支援へ
河井昌猛さん(西原村百笑応援団)
第2回寺子屋
まちづくりにこだわって被災地に関わり続ける
宮定章さん(認定NPO法人まち・コミュニケーション)
第3回寺子屋
これからのソーシャルセクターを担う若者たちへ
大福聡平さん(NPO法人しゃらく)
第4回寺子屋
教育にこだわり活動を展開する
中山迅一さん(NPO法人まなびと)
第5回寺子屋
被災地に飛び込み仕事として復興に貢献する
斉藤誠太郎さん(一般社団法人ISHINOMAKI2.0)
第6回寺子屋
僧侶として、住民として被災地に関わるとは?
鈴木隆太さん(東禅寺副住職)
第7回寺子屋
新たな地産地消エネルギーに挑戦する
井上保子さん(株式会社宝塚すみれ発電所)
第8回寺子屋
もう一つの生き方・働き方を生み出す社会とは?
山口一史さん(ひょうご・ひと・まち研究所)

2016年度の寺子屋

農業について学ぼう〜時にはアホになってみよう〜
講師:尾澤良平さん
「NGOで働くとは」~もう一つの生き方・もう一つの働き方~
講師:今中 麻里愛さん
番外寺子屋 熊本地震の「今」を語り合う
~阪神・淡路大震災から22年のKOBEから続ける支援~

講師:鈴木隆太/寺本わかば/丸山真実

2015年度 アクションプランの実現に向けて

第1回「5年目の福島と向き合い、水俣から学ぶ」
講師:谷洋一(アジアと水俣を結ぶ会事務局長)
第2回「阪神・淡路大震災から20年 災害ボランティアのその後」
講師:林大造(神戸大学学生ボランティア支援室)/岡本芳子(たつの女性が担う地域防災塾)/頼政良太(被災地NGO恊働センター)
第3回「障がい者について学ぼう」
講師:凪裕之・井奧裕之(Beすけっと)
第4回「阪神淡路大震災の取り組みを契機に見えたこと、NPO、NGOに関わって」
講師:市川斉(シャンティ国際ボランティア会常務理事)
番外寺子屋「大阪W選から見て、神戸市政を考える」
講師:林大造(しみんマニフェスト大阪UP)

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寺子屋セミナーって??

「寺子屋」は江戸時代の初等教育を担っており、お寺は学びの場であるとともに、駆け込み寺や生活相談所でもありました。
今後の災害ボランティア、そして社会のためには、「寺子屋」的な機能を持つことが大切ではないかと考えました。
被災地NGO恊働センターは、震災前までは居酒屋だった民家を事務所にしています。この空間で、アットホームで気軽に参加でき、講師とも交流を深められる学びの場をつくっていきたい……そんな想いで、手作りのセミナーを開催し始めました。どなたでも参加できますのでお気軽にお申し込み下さい。

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今年も残すところあと1日となりました。元旦に発生した能登半島地震から1年が過ぎようとしています。七尾市中島町小牧に拠点を置き、小牧、中島の皆さんにはこの1年支えられて無事に年の瀬を迎えています。9月には豪雨が発生し2重苦を抱えた被災者のみなさん。「お正月はここにいたくない」「また地震が起きそうで怖い」「家の解体に踏ん切りがつかない」と不安なお正月を迎えようとしています。それでも「ボランティアさんが来てくれてやる気になったのよ。力をもらったの」「今年は辛いことばかりだったけど、一つだけいいことがあったのよ。ボランティアのみなさんに出会えたこと!この出会いがあったから、ここまでこれました!」と笑顔で話してくれました。これも私たちの活動を支えてくださる多くのみなさんのお陰です。今年1年間で当センターの拠点に延べ5000人のボランティアのみなさんが活動に参加して頂き、またたくさんの物資やご寄付、車両のご提供頂きました。本当にありがとうございました。心より感謝いたします。どうぞ来年も引き続きよろしくお願い致します。みなさんどうぞよいお年をお迎えください。*12月27日は大掃除と夜は中島町のみなさんと大忘年会。東京外国語大学の吹奏楽団のミニコンサート付き。*12月28日は中島の鉈打地区で行われた餅つき大会に参加。*12月29日は地震で倒壊した鳥居の代わりに小牧地区の白山神社の鳥居づくりを行いました。#CivicForce#日本財団#赤い羽根共同募金会#一般社団法人おもやい#一般社団法人みんなの居場所はちはち#ちーむこのへん#一般社団法人四番隊#民間災害ボランティアセンターおらっちゃ七尾 ... See MoreSee Less
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今日は久しぶりの神戸です。昨日は講演会、今日は加古川で毎年お世話になっているコープこうべ第6地区のコープこうべ平和のつどい2024 今こそ考えよう!『防災』」に参加させて頂いています。まけないぞうの販売とと床下講習会をしています。 ... See MoreSee Less
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「令和6年(2024年)能登半島救援ニュース」No.125  水害編―28  震災から11ヶ月が経ち、住民のみなさんの心がざわざわし始めている。 「お正月が怖いなあ」「ここにはいたくない」「また来たらどうしよう」との声が聞こえてくる。 そして、水害から2ヶ月が過ぎた。地震と豪雨の複合災害に遭った住民さんは「なんで?」「なんで私だけ?地震の次に水害まで。どんどん財産がなくなっていくよ。なんか私悪いことしたのかしら」「もう、病んでしまって、夜も眠れない。半年くらいそっとしてほしい」「すごい揺れ、まだまだ油断できませんね」「雨風で揺れて、地震で揺れて」と。 そんな不安に追い打ちをかけるような揺れがまた能登地方を襲いました。 住民さん朝から「怖かった」「あの時のことを思い出す」「1月の地震の前のような暖か陽気で心配だ」「一晩中眠れなかった」「寝るのが怖い」「子どものまた一人でトイレに行けなくなった」など と不安を口にしています。 倒れかけたままの家並みが広がる一方で、公費解体が始まり、「更地をみつめながら寂しくなるね」「町の景色が変わっていくね」「これからどうなっていくんだろう」と。まだまだ先の見えない被災地です。でもいつか能登にかかる虹がみなさんを照らしてくれるはずです。(増島) *私たちの活動は、CivicForceのパートナー協働事業に支えられ活動しています。 *私たちの活動は赤い羽根共同募金会「ボラサポ・令和6年能登半島地震」の助成を頂き活動しています。 引き続き現地からの情報を発信していきます。 ブログはこちら→ ngo-kyodo.org/2024noto/2024/11/28/%e3%80%8c%e4%bb%a4%e5%92%8c6%e5%b9%b4%ef%bc%882024%e5%b9%b4%ef%...■活動支援金のご協力をお願い致します。 ・クレジットカードでも寄付ができます。  ・ヤフー募金でもご寄付いただけます。   ・郵便振替 口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター・銀行振込 ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO.0068556  名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター *お手数ですが、備考欄に「2024年能登半島」と記入して下さい。 ... See MoreSee Less
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「令和6年(2024年)能登半島救援ニュース」No.124  水害編―27  能登半島支援 緊急支援のお願い!!  輪島市西保地区の方々が、住んでおられる輪島市宅田第一仮設団地に、冬用の布団を10組持って行った。同仮設では、いつも朝早くから皆さんが卓球をされている。しかし、この日は誰も卓球をしていなかった。この団地は、住民さんで運営管理をしているのが特徴で、もしかすると、この日は他の団体のイベントがあったからかもしれない。  ちょうど白山市のボランティアグループが、服や生活雑貨も含めて住民さんの要望を個別に回って聞いていた。私たちも、これまで何度も衣類は持ってきていたので、多少ダブルかも知れないなぁと危惧もあった。でも、この人たちは布団が欲しいという要望も聞いていて、私たちが持ってきた布団も要望のあったお宅に、気をきかして配ってくれた。残りは、卓球台使用の際の調整をされているTさんに連絡して集会所に「自由にどうぞ!」と張り紙をして置いてきた。余談だが、その白山市から来られたボランティアグループさんが教えてくれたのは、「ここの団地のキーパーソンはKさんだよ!」と。  いいこと聞いた!と思ったが、ここは面白い現象?で、ここに足を運ぶたびに、「この人に言ったら・・・・」という、この人が今までも、Tさん、Kさんに加えて、Mさん、Yさんという名前が挙がっている。  余談だが、一応輪島市の仮設団地の集会所で、外部のボランティアが訪問して、イベントをする時には、輪島市に「調整室」というNPOが担っている部署がある。私たちは、基本ここに前もって連絡して使わせて貰っている。でも、この宅田第一仮設では住民さんが自主運営をされているので、「調整室」を通さずにこういう現象も起きるのでしょう。でも、今のところ何の問題もなく、コトは進んでいる。  30年前の阪神・淡路大震災の時は、輪島市のようなボランティアの調整をするような部署はなかったので、みんな自由に活動していた。そして物資の過不足や炊き出しのバッティングなど再々あった。でも、それでもお互いが調整し合った、特に問題が起きずに対応し、活動してきた。私は思うが、特に役所が調整役を作らなくても、ボランティア同士が被災者と相談して調整すればいいと思う。実際に石川県知事は1月中旬に「ボランティア控えて!」とメッセージを出した。その背景には、「場合によっては、多くのボランティアが来たら被災地は混乱するかも・・・」という懸念からだろう。でも2月の中旬には、ほぼ各々勝手に被災地に入り、その時点で約110団体が入って活動していた。1月~2月という時期では、被災地はほんとうに大変な状態だった(特に避難所対応)。でも、何も問題はなかったと言っても過言ではない。この現象は、30年前の阪神・淡路大震災以来、2015年の広島の豪雨水害、そして今回の能登半島地震と2度目の現象だと思う。  ちなみに来年で阪神・淡路大震災で30年を迎える。災害時の救援ボランティアの振る舞いが生かされた事例の一つではないか…。一考が必要だ!! (被災地NGO恊働センター顧問 村井雅清) *私たちの活動は、CivicForceのパートナー協働事業に支えられ活動しています。 *私たちの活動は赤い羽根共同募金会「ボラサポ・令和6年能登半島地震」の助成を頂き活動しています。 引き続き現地からの情報を発信していきます。 *私たちの活動は、日本財団の助成金に支えられて活動しています。ブログはこちら→ ■活動支援金のご協力をお願い致します。 ・クレジットカードでも寄付ができます。   ・ヤフー募金でもご寄付いただけます。   ・郵便振替 口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター・銀行振込 ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO.0068556  名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター *お手数ですが、備考欄に「2024年能登半島」と記入して下さい。 ... See MoreSee Less
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「令和6年(2024年)能登半島救援ニュース」No.123 やさしや足湯隊レポートNo.14 やさしや足湯隊第23便(11月8日~11月11日)の活動報告です。第23便は学生3名、社会人2名、CODEインターン1名の合計6名での活動でした。  11月9日の午前中は輪島市内のKさんのお宅に伺って床下の瓦の引き詰めを行いました。これはなかなか乾かない床下の泥の乾燥を早めるための対策です。午後からは、宅田第一団地仮設住宅で足湯ボランティアと古着バザーを行いました。  11月10日の午前中は、2班に分かれて水害ボランティアで関わったお宅に訪問足湯を行いました。午後からは輪島中学校で足湯ボランティアを行い、その後稲屋仮設住宅にお米の物資を配達しました。今回の足湯の「つぶやき」とボランティアの感想の抜粋です。ぜひご一読ください。 ◎つぶやき ・公費解体はきまってるけど、人(大工や業者)が来んからそのままや。うちは、家は残って半壊で〇十万もろうた。そんなん足るかいな。屋根の金ちょろっと払ろうたらおしまいや。余分に取る業者もおるからな。(80代男性) ・あそこもあそこも半壊。うちだけ準半壊。おかしいわ、、、準半壊は解体するお金も出ない。だからこの家どうしたらいいんか、補助も全然違う。(90代男性) ・米農家なのにお米を貰うなんてね、、、(70代男性) ・地震もやけど、水害がな。余計やった、地震はしゃない。でも水がなぁ。大変やったわ。隣のひとは全壊でやったけど、うちは半壊でちょろっとしかもらえん。あと、地震やら水害やらの罹災証明なんか手続きがややこしいてわからんから大変や。(80代女性) ◎ボランティアの感想 ・足湯を実施された方の一人に、「生活はそれなりに元通りになったけど、どこか虚しい気持ちになる」と話されていました。生活自体がうまく回っていても、精神面での回復は先のことであると理解し、回復のためには人と人との心のつながりが大事であると考えます。 ・当初途方もない作業のように感じても、みんなで力を合わせて作業することで とんでもない結果が出せるのだと今回も気づかされました。一人ひとりの力は微力かもしれませんが、 少しの積み重ねが結果を生むのだなと。 ・足湯は単なる身体のリラクゼーションだけでなく、被災者との心理的な距離を縮め、彼らが心の中の思いを表現できるようにする手段でもあることを理解した。 ・家に帰ってからも、私だけこんなに柔らかくて暖かい布団で寝ていいのかと違和感を覚えました。 ・足湯では、避難所(中学校の体育館)でなぜかイスが注目。「このイスゆったりしてる~」「今度別荘建てたらこのイスを・・・」など、いつも使っている足湯のイスが注目。避難所のテントの中をちらっと見るとダンボールベッドはあるものの、リラックスできるイスなどは特に無く、休まる場所、空間が必要なのだと思いました。ふつうの暮らしを望んでいるだけなのに、今の避難所は我慢する所でしかないのかもしれません。 いつも足湯隊の活動を応援してくださっている皆様、ありがとうございます! 次回の活動は12月6日から12月9日です。 (CODE学生インターン 安福) *「やさしや足湯隊」は「被災地NGO恊働センター」「CODE海外災害援助市民センター」「兵庫県防災士会」の連携で行っています。 *私たちの活動は、CivicForceのパートナー協働事業に支えられ活動しています。 *私たちの活動は赤い羽根共同募金会「ボラサポ・令和6年能登半島地震」の助成を頂き活動しています。 *私たちは、日本財団からの助成を受けて活動しています。 引き続き現地からの情報を発信していきます。 ブログはこちら→ ngo-kyodo.org/2024noto/2024/11/25/%e3%80%8c%e4%bb%a4%e5%92%8c6%e5%b9%b4%ef%bc%882024%e5%b9%b4%ef%...■活動支援金のご協力をお願い致します。 ・クレジットカードでも寄付ができます。   ・ヤフー募金でもご寄付いただけます。   ・郵便振替 口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター・銀行振込 ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO.0068556  名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター *お手数ですが、備考欄に「2024年能登半島」と記入して下さい。 ... See MoreSee Less
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「令和6年(2024年)能登半島救援ニュース」No.122 水害編―26  能登半島支援 緊急支援のお願い!!  輪島市町野町の「もとやスーパーさん」が、仮営業という形で再スタートされた。同スーパーには、水害のあった9月21日の1週間前に足湯ボランティアでお世話になったところだった。(関連のことは、本ニュースNO107を参考)  「次は9月末くらいにまたできれば…」と、お母さんと話していたのに…。  同スーパーの本谷一知社長さんは、水害後まだ店内に水が引いていないところに、簡易の寝床を確保して、そこで寝ていたそうだ。店内の水があるところで、「おたまジャクシが泳いでいたよ」と笑っておられた。地震の被害ですでに大きな損失となっただけに、この記録的豪雨災害により、地震被害をはるかに越えるほどの二重被害となりました。  同社長は、一時は「再建は無理かも…」と悩まれたとのこと。でも、これまでお世話になった人たちが、「再建はまだ?」と多くの方たちが応援してくれたので、今は、仮営業だけれど、1月には本格的な再建に・・・と決意されたのです。 本ニュースNO107で、「もとやスーパーは創業70年で、この町野町には1件しかないスーパーだ。輪島市と石川県が早急にこのもとやスーパーの再建支援計画を提示するべきだ。それが、何よりもの支えになる。」と書かせてて頂きました。広い地域である町野町で、たった1件しかない、住民の“台所”、あるいは“胃袋”、あるいは“生活雑貨”など、生活を支えるスーパーなのです。こんなときは、市や県は、まず優先的にも何らかの再建策を提示し、全面的な財政支援を施すべきだと、強く主張したい。 それは、前述したように生活を支えている上に、ともすれば最も大切なのは、地域のコミュニティ再建の拠点となってきたという、暮らしには欠かせない役割を担われているということなのです。行政の1面的な見方で、被災者の再建は十分にならないということを理解して欲しい。石破茂新政権で、「防災庁」設置が決まったが、同庁が最も大事なのは、「暮らしの再建は被災者主体」ということを忘れて欲しくない。 (被災地NGO恊働センター顧問 村井雅清) *私たちの活動は、CivicForceのパートナー協働事業に支えられ活動しています。 *私たちの活動は赤い羽根共同募金会「ボラサポ・令和6年能登半島地震」の助成を頂き活動しています。 引き続き現地からの情報を発信していきます。 ブログはこちら→https://ngo-kyodo.org/2024noto/2024/11/23/%e3%80%8c%e4%bb%a4%e5%92%8c6%e5%b9%b4%ef%bc%882024%e5%b9%b4%ef%bc%89%e8%83%bd%e7%99%bb%e5%8d%8a%e5%b3%b6%e6%95%91%e6%8f%b4%e3%83%8b%e3%83%a5%e3%83%bc%e3%82%b9%e3%80%8dno-122/ ■活動支援金のご協力をお願い致します。 ・クレジットカードでも寄付ができます。   ・ヤフー募金でもご寄付いただけます。   ・郵便振替 口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター・銀行振込 ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO.0068556  名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター *お手数ですが、備考欄に「2024年能登半島」と記入して下さい。... ... See MoreSee Less
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「令和6年(2024年)能登半島救援ニュース」No.121 やさしや足湯隊レポートNo.13  やさしや足湯隊第22便(11月1日~4日)の活動報告です。第22便は学生2名、社会人4名、CODEのスタッフが2名の合計8名での活動でした。11月2日の午前中は2班に分かれて、1班は足湯隊のメンバーと他の団体の方々と一緒に壁剥がしの作業を行い、2班目はOさんのお宅に伺って訪問足湯を行いました。午後からは、宅田第一仮設で足湯ボランティアを行いました。   11月3日も同じく2班に分かれて、1班目の午前中は河原田公民館で足湯ボランティアを行い、午後は輪島中学校で足湯ボランティアを行いました。2班目は、前日に足湯をさせていただいた方の近くのお家の床板はがしを行いました。 今回の足湯の「つぶやき」とボランティアさんの感想の抜粋です。ぜひご一読ください! ◎「つぶやき」 ・仮設にいてもすることないからここでいつも遊んでる。 ここはみんな知り合いだからね。(70代 女性)・土砂崩れで道が通れなくなったんだよ。最近復旧してまた片付けに行くようになった。(週に何回ぐらい行くんですか?と尋ねると)多いときは週2,3回。うちは電気がまだ来てないのよ。だから暗いなか一晩泊まることもある。家に帰るときは二人で。お年寄りの車がない人は行けないからね。(60代 女性) ・こんな下手な話を聞いてくれてありがとう。(70代 男性) ・ランドセルが流された。(10歳未満 男性) ◎ボランティアの感想 ・「被災の方々の身体にさわらせてもらうという事は、心を開いてもらっているということ」 「丁寧に手をマッサージすることで相手を大切に思う心が伝わる」という言葉が印象に残りました。まさに、避難された方々の生の声を聞かせていただいたことで皆さんの心の内の一 端を感じることができ、災害を感じる貴重な経験ができました。 ・地震の時の話をされた際、全員共通して険しく、悲しそうな顔をされていた。また大災害が起きるかわからない、そのような不安を口にされていた方もいた。私は、その話を頷いて聴くことしかできなかった。学校の授業で習ったどんな言葉より被災者の方の声が1番重かった。 ・ただでさえ人口減少が進みなにもしなくても衰退していく今般、「復興」にはボランティア、行政、民間、被災者のかた自身が同じ方向を向き協力していくことが不可欠だと感じました。その中で足湯ボランティアは、最も近い距離で被災者の方の声を聴き、その声を発信・周知し、他団体からのさらなる適切な支援につなげるという重要な役割を担っていると考えました。その一端を担い、ボランティアの役割について考える貴重な機会を経験させていただき本当にありがとうございました。ぜひまた参加したいと思います。 いつも足湯隊の活動を応援してくださっている皆さま、ありがとうございます! 今後ともよろしくお願いいたします。(CODE海外災害援助市民センター 山村太一) *足湯隊は「兵庫県防災士会」「被災地NGO恊働センター」「CODE海外災害援助市民センター」の連携のもと行っています。*私たちの活動は、CivicForceのパートナー協働事業に支えられ活動しています。 *私たちの活動は赤い羽根共同募金会「ボラサポ・令和6年能登半島地震」の助成を頂き活動しています。 引き続き現地からの情報を発信していきます。 ブログはこちら→ ngo-kyodo.org/2024noto/2024/11/20/%e3%80%8c%e4%bb%a4%e5%92%8c6%e5%b9%b4%ef%bc%882024%e5%b9%b4%ef%...・ヤフー募金でもご寄付いただけます。   ・郵便振替 口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター ・銀行振込 ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO.0068556  名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター *お手数ですが、備考欄に「2024年能登半島」と記入して下さい。・クレジットカードでも寄付ができます。活動支援金のご協力をお願い致します。 ... See MoreSee Less
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「令和6年(2024年)能登半島救援ニュース」No.119 やさしや足湯隊レポートNo.12  やさしや足湯隊では、CODE海外災害援助市民センターのインターンも活躍しています。今回は第21便を率いた安福瑞希さんの感想レポートです。 ぜひご一読ください! —————————————  第5次水害隊は10月27日、避難所である輪島中学校で足湯を行った。発災から約10か月後、私は初めて避難所を訪れた。輪島中学校は約70人が避難されており、その多くが高齢者、そして地震と水害の二重被害を受けた地区の方々だ。体育館内は非常に静かで、避難者らは近所同士静かに話しているのが印象的であった。  一番に驚いたことは避難所の食についてだ。時々炊き出しが行われるそうだが、基本的に朝はパン、昼と夜はお弁当が支給されている。  その日の夜ご飯はコロッケがご飯の上に乗った野菜カレーだった。高齢者には重たすぎる食事だと率直に感じた。足湯に来てくれた方は「足がいきる(火照る)」と度々呟く。後で調べると、脂っこい食事は血液をドロドロにし、血流不良を起こしてしまう。よって本来なら心臓に戻る血液が足の裏に滞り熱を帯びてしまうそうだ。  小さな体調の変化でも後々大きな病気にも繋がりかねない。1週間で見守り職員が交代する避難所は小さな変化に気づくことは難しいかもしれない。足湯隊も常時見守ることが出来ない分、『つぶやき』から小さな変化に気づく存在になりたい。 (神戸学院大学3年安福瑞希) *「やさしや足湯隊」は被災地NGO恊働センターとCODE海外災害援助市民センターによって活動を行っています。 *私たちの活動は、CivicForceのパートナー協働事業に支えられ活動しています。 *私たちの活動は赤い羽根共同募金会「ボラサポ・令和6年能登半島地震」の助成を頂き活動しています。 引き続き現地からの情報を発信していきます。 ブログはこちら→ ngo-kyodo.org/2024noto/2024/11/18/%e3%80%8c%e4%bb%a4%e5%92%8c6%e5%b9%b4%ef%bc%882024%e5%b9%b4%ef%... ・クレジットカードでも寄付ができます。   ・ヤフー募金でもご寄付いただけます。   ・郵便振替 口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター ・銀行振込 ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO.0068556  名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター*お手数ですが、備考欄に「2024年能登半島」と記入して下さい。■活動支援金のご協力をお願い致します。 ... See MoreSee Less
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