寺子屋勉強会

2019年度の寺子屋のテーマ

阪神・淡路大震災25年、「いま」を担う世代と振り返る
〜ボランティアは社会を変えることができるのか〜
阪神・淡路大震災から2020年1月17日で25年を迎えます。この25年を振り返れば、大きな災害から小さな災害まで、数多くの災害が起きた25年であったように思う。こうした災害のたびに、増え続ける災害関連死、避難所に行くことができず自宅にとどまるしかない障害者の課題、災害時要援護者の救助、子どもたちへの心のケア、言葉がわからず制度による支援が受けられない外国人への対応、避難所の中に更衣室や授乳室がないなど女性に関わる問題、被災したことにより居場所がなくなるLGBTの方々…など様々な課題が繰り返し問題となり、どれも十分に解決されないままに現在を迎えているのではないだろうか?25年という節目に改めて、将来を担う「将来世代」とともに、どのようにこうした課題に向き合っていけば良いのか以下の3つの切り口で議論しながら、少しでも課題が解決し、より良い社会を将来に残せるように取り組んでいきたいと思います。

▼阪神・淡路大震災25年の検証

阪神・淡路大震災を経験していない世代を中心に、そのほかの災害や日常生活の中での気づきや感じることなどを出し合いながら、ボランティアの視点で、阪神・淡路大震災から学ぶべきものは何か、将来に残して行くべきものは何かを議論する。

▼個別の課題についてのテーマ討論

阪神・淡路大震災25年の検証の中で出てきた個別のテーマ(例:災害関連死、障害者が避難しやすい避難所…など)について、ゲストをお呼びして討論を行う。ここでの討論をふまえて阪神・淡路大震災25年の検証へとつなげる。

4月22日の会を受けて、各回のテーマを設定。5月から月1回程度で実施。

▼海外での経験と国内の経験の共通点とは?

CODE未来基金のフィールドワークを経験した若者たちとともに、海外の被災地で学んだ大切なことは、どういったものなのか?それは国内の経験とどのように違うのか?共通点はあるのか?を議論する。CODEが行なってきた支援の中で大切にしてきた、「痛みの共有」「学び合い」について議論を深め、その意味について将来世代とともに、どのように未来へつないでいくのかを話し合う。

 

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昨年度の寺子屋セミナー

第1回「災害ボランティアセンターの変遷とその役割」
福島真司さん(兵庫県社会福祉協議会)

第2回「災害時の中間支援組織の役割」
飛田敦子さん(認定NPO法人コミュニティ・サポートセンター神戸)

第3回「被災者に向き合う法・制度とは?」
津久井進さん(一人ひとりが大事にされる災害復興をつくる会)

第4回「災害時の障害者支援の現場から」
八幡隆司さん(NPO法人ゆめ風基金)

第5回「ボランティア2年目とは?」
池内麻菜実さん(神戸学院大学学生)
宮本匠さん(兵庫県立大学減災復興政策研究科講師)
村井雅清(被災地NGO恊働センター顧問)

過去の寺子屋セミナー

2017年度の寺子屋

第1回寺子屋 6月21日(水)
地域おこし協力隊から農業支援へ
河井昌猛さん(西原村百笑応援団)
第2回寺子屋 7月24日(月)
まちづくりにこだわって被災地に関わり続ける
宮定章さん(認定NPO法人まち・コミュニケーション)
第3回寺子屋 8月18日(金)
これからのソーシャルセクターを担う若者たちへ
大福聡平さん(NPO法人しゃらく)
第4回寺子屋 9月27日(水)
教育にこだわり活動を展開する
中山迅一さん(NPO法人まなびと)
第5回寺子屋 10月27日(金)
被災地に飛び込み仕事として復興に貢献する
斉藤誠太郎さん(一般社団法人ISHINOMAKI2.0)
第6回寺子屋 11月27日(月)
僧侶として、住民として被災地に関わるとは?
鈴木隆太さん(東禅寺副住職)
第7回寺子屋 12月8日(金)
新たな地産地消エネルギーに挑戦する
井上保子さん(株式会社宝塚すみれ発電所)
第8回寺子屋 1月31日(水)
もう一つの生き方・働き方を生み出す社会とは?
山口一史さん(ひょうご・ひと・まち研究所)

2016年度の寺子屋

農業について学ぼう〜時にはアホになってみよう〜
講師:尾澤良平さん
「NGOで働くとは」~もう一つの生き方・もう一つの働き方~
講師:今中 麻里愛さん
番外寺子屋 熊本地震の「今」を語り合う
~阪神・淡路大震災から22年のKOBEから続ける支援~

講師:鈴木隆太/寺本わかば/丸山真実

2015年度 アクションプランの実現に向けて

第1回「5年目の福島と向き合い、水俣から学ぶ」
講師:谷洋一(アジアと水俣を結ぶ会事務局長)
第2回「阪神・淡路大震災から20年 災害ボランティアのその後」
講師:林大造(神戸大学学生ボランティア支援室)/岡本芳子(たつの女性が担う地域防災塾)/頼政良太(被災地NGO恊働センター)
第3回「障がい者について学ぼう」
講師:凪裕之・井奧裕之(Beすけっと)
第4回「阪神淡路大震災の取り組みを契機に見えたこと、NPO、NGOに関わって」
講師:市川斉(シャンティ国際ボランティア会常務理事)
番外寺子屋「大阪W選から見て、神戸市政を考える」
講師:林大造(しみんマニフェスト大阪UP)

寺子屋セミナーって??

「寺子屋」は江戸時代の初等教育を担っており、お寺は学びの場であるとともに、駆け込み寺や生活相談所でもありました。
今後の災害ボランティア、そして社会のためには、「寺子屋」的な機能を持つことが大切ではないかと考えました。
被災地NGO恊働センターは、震災前までは居酒屋だった民家を事務所にしています。この空間で、アットホームで気軽に参加でき、講師とも交流を深められる学びの場をつくっていきたい……そんな想いで、手作りのセミナーを開催し始めました。どなたでも参加できますのでお気軽にお申し込み下さい。

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「2020年7月豪雨水害に関する支援ニュース 第111報」 水害から1月4日で半年が過ぎました。コロナ禍での複合災害となり、復旧活動は今もなお続いています。12月熊本でも寒さが厳しくなってきた頃、相良村にお邪魔しました。相良村は、川辺川と球磨川の合流地点があり、その地点にある西村地区は21軒のうち19軒が被災し、相良村でも一番被害が大きかった地区になります。 相良村でもボランティア不足により、泥出しをしただけの家屋が手付かずのまま残っています。区長さんに案内してもらうと、遠目では家屋がそのままあるので一見すると被害がなかったような田園風景が広がります。よくよく見ると家の中は空っぽで、田畑には土砂が入り、近くを走るくま川鉄道の駅舎川村駅は影も形もなくなっていました。 駅の近隣は田畑が広がっているのですが、水害当時は一面まるで湖のように川から溢れ出た水が町を飲み込んだそうです。球磨川の水量が急激に増え、川辺川の水が球磨川に流れ込まずにバックウォーター現象を起こしたのです。住民の人たちもまさかここまで水が来るとは夢にも思わなかったそうです。 ある住民さんのところへお邪魔しました。住民さんはこの寒さの中、被害にあった家屋の横のガレージに住んでいます。家は昭和57年の水害を受け、基礎をコンクリートブロック5つも重ね1m近くかさ上げし、これでもう大丈夫だと思っていたところ、今回の水害で床上まで被害に遭ってしまったのです。家には90代のお母さんが一人で暮らしていたのですが、息子さんが熊本の自宅から週6日は滞在し、お世話をしていたそうです。いまお母さんは福祉施設に入所しているのですが、息子さんは実家をどうしたらいいのか悩みながら、「慣れ親しんだ場所を離れたくない!」と実家の片隅にあるガレージで暮らしているのです。12月当時は最低気温8℃くらいだったそうですが、きっといまではもっと低くなっていると思います。お母さ! んも施設に入ってから動きが鈍くなってきたようで、自宅にいれば家の周りを散歩したり、身体もそれなりに動かせたようです。一人暮らしには大きすぎる自宅の再建に迷いも生じますが、実家を離れずにガレージに住み続けている息子さんの気持ちを思うと切なくなります。 みなさんからお預かりしたお米をこの方と、この地区の区長さんに届けました。区長さんは毎週金曜日にはボランティアさんと一緒に野菜などを仮設住宅やみなし仮設に住む被災者の人にお届けしているそうです。そこで地域の人にもお米を届けてくれるそうです。区長さんは発災から休みなく被災された住民さんに寄り添い続けています。野菜などをお届けすると被災者の方から「生きる力がわいてくる」と言われ、「やめられないね」と照れ笑いを浮かべてくれました。 新型コロナウィスル感染症が深刻化していますが、被災地では被災者の人たちが取り残されているのも深刻です。今年もできることをしたいきたいと思います。 (増島 智子)〈〈まだまだお米を集めています!〉〉 みなし仮設住宅を含め、ぼちぼち仮設住宅に移行し、また家族や親戚のお家に避難されている方が増えてくる中で、お米は本当に喜ばれています。また直後は水、電気、ガスというライフラインが途絶され、不自由な在宅避難をされていた被災者もライフラインが復活し、在宅で調理をしたりされますのでお米は欠かせない食料になっています。先日も被災者の方が、「今一番欲しい救援物資は何ですか?」と尋ねたら、「お米が一番嬉しい!」とおっしゃいました。当センターが責任をもって、援助の届きにくい人たちを優先し、かつ必要な被災者に届けたいと思いますので、少しでもいいですからお米を提供して下さいませんか。何卒よろしくお願いします。当センターからお米の提供をお願いして以来、全国各地のみなさまから賛同を得て届けて下さっています。引き続きご支援をお願いします。【送り先】〒652-0801 兵庫県神戸市兵庫区中道通2-1-10 TEL078-574-0701被災地NGO恊働センター」まで(注)現金でもお受けしていますので、下記の方法でお申し込みください。その場合通信欄に「お米代」とご記入ください。*当センターの活動内容はブログで写真もぜひご覧ください。ngo-kyodo.org/2020kyusyunanbu/■活動支援金のご協力をお願い致します。・Yahooからも募金ができるようになりました!! donation.yahoo.co.jp/detail/5240003/・クレジットカードでも寄付ができます。 congrant.com/project/ngokobe/605・郵便振替 口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター・銀行振込 ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO 0068556-- ※"まけないぞう"支え合い募金にご協力ください。 http://ngo-kyodo.org/cooperation/donation_and_membership.html■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 被災地NGO恊働センター   E-mail info@ngo-kyodo.org   TEL 078-574-0701 FAX 078-574-0702   〒652-0801 神戸市兵庫区中道通2-1-10 【HP】http://www.ngo-kyodo.org/ 【Facebook】https://www.facebook.com/KOBE1.17NGO 【東日本支援活動ブログ】http://miyagijishin.seesaa.net/ 【☆脱原発ハンストを実行する有志のブログ】http://blog.canpan.info/stopnps/■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ... See MoreSee Less
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「2020年7月豪雨水害に関する支援ニュース 第109報」 前号でボランティア元年の意義ついては次号で、と予告しました。次のように二人の識者がメッセージを出されています。一人は、亡くなられた評論家でもあり、医師でもあった加藤周一さんの言葉で、もう一人はノンフィクション作家の柳田邦男さんです。 加藤周一さんは、「ボランティアが残した財産は、『多様性』の意義であろう。」と言われ、その意味するところはーこれがいいことだというのが一つあって、それにみんなが賛同すべきだと いう考え方をやめるように努力することが、集団としても大切だと思います。ーと奥深いコメントを遺して下さっています。前号で中井先生の言葉を紹介しましたように、「大量のボランティア」が様々な形で、様々な場所で代弁する被災者の言葉や被災地の状況を受け止めることが大切であるということは、柳田邦男さんが『柳田邦男「想定外」の罠  大震災と原発』(文藝春秋、2011.9.15第一刷発行)で書かれている次のメッセージを読むとより深く理解できるものです。それは―ボランティア活動が自ら発見し開拓した現代ならではの意味とは、制度化の発達によって硬直化した社会の仕組み(特に行政のしくみ)の「隙間」を行動によって埋めたり縫合したりしつつ、人々と社会に「新しい価値観」の共有を呼びかけ、社会の仕組みの解体・再構築をはかろうとするところにある。その意味での「ボランティア元年」だったのだ。新しい市民社会の構築の哲学が、そこにはある。―と。 2020年7月豪雨発生以来、熊本県の被災地では、災害発生直後にPOSKO(インドネシアで災害後に出現する支援拠点のこと)という支援拠点、物資集積場所などが被災地のあちらこちらに出現しました。これが発災直後の被災地の最前線で活動されている支援拠点であり、ここでヒアリングをすれば、時間の経緯と共に変わる被災者の声が把握できるというものです。詳しいことは「2020年7月豪雨水害に関する支援ニュース」を見て下されば嬉しいです。(ブログは写真も見ることができます。http://ngo-kyodo.org/2020kyusyunanbu/) ボランティアは、救援物資を配りながら被災者の声に耳を傾け、救援物資が一通り行き届いたのでは、と判断すればイベントのサポートや心のケアという活動に発展し、寄り添い型の支援活動へと変化していきます。このPOSKOで活動する災害救援ボランティアはほとんど初心者でしょう。被災者とボランティアがつながり、豊かな関係を築くことをベースに「ボランティアさんがもっときてくれたら片付けが楽になる」「元の家に戻れるのか?役所は早く方針を出して欲しい」「2階屋根まで水に浸かり、何もかも水浸しになった。もうここには住めない」「避難所に行きたくても、家族に集団生活が難しい者がいるので行けないのよ」「避難所生活からやつと仮設住宅に入れたけれど、ここには2年しか住めないんだよね?」「公費解体と言われても、もっとじっくりと考える時間がなければ、なかなか判断ができない」「子どもの遊び場がない」「中・高・大学生が落ち着いて勉強ができない」「ダムは要らない。これまで長い間にわたって球磨川の恩恵を受けてきた」などなど、実に多彩な被災者の思いや悩みが“見える化”します。こうして見える化した被災者の生の声と真摯に向き合えば、何をすればいいのかが分かるというものです。日本は本人申請主義が原則なので、国や地方自治体にいろいろなことを直接お願いするにも、現実には届かない。だから、最前線で寄り添っているボランティアの声に耳を傾ければ、ほぼ被災者に対する支援策は出てくるというものだと思います。、柳田邦男さんが言われるように「新しい市民社会の構築の哲学が、そこにはある。」のです。「たかがボランティアかも知れませんが、されどボランティア」でしょう。    (続く・村井雅清)〈〈新年のお年玉として、お米を届けたいと思います。〉〉 復興計画という話題がなされるように、被災地は復興への足音が聞こえてくる段階に入ってきたように感じます。全国から送られてくるおいしいお米を味わいながら、じっくりと将来のことを考えて下さることを切に願います。まだまだお米は喜ばれます。コロナ禍で誰もが大変な生活を余儀なくされておられる中でのお願いはほんとうに申し訳ないのですが、当センターが責任をもって、援助の届きにくい人たちを優先し、かつ必要な被災者に届けたいと思いますので、少しでもいいですからお米を提供して下さいませんか。何卒よろしくお願いします。【送り先】〒652-0801 兵庫県神戸市兵庫区中道通2-1-10 TEL078-574-0701被災地NGO恊働センター」まで(注)現金でもお受けしていますので、下記の方法でお申し込みください。その場合通信欄に「お米代」とご記入ください。*当センターの活動内容はブログで写真もぜひご覧ください。ngo-kyodo.org/2020kyusyunanbu/■活動支援金のご協力をお願い致します。・Yahooからも募金ができるようになりました!! donation.yahoo.co.jp/detail/5240003/・クレジットカードでも寄付ができます。 congrant.com/project/ngokobe/605・郵便振替 口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター・銀行振込 ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO 0068556 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター*お手数ですが、備考欄に「7月豪雨」と記入して下さい。-- ※"まけないぞう"支え合い募金にご協力ください。 http://ngo-kyodo.org/cooperation/donation_and_membership.html■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 被災地NGO恊働センター   E-mail info@ngo-kyodo.org   TEL 078-574-0701 FAX 078-574-0702   〒652-0801 神戸市兵庫区中道通2-1-10 【HP】http://www.ngo-kyodo.org/ 【Facebook】https://www.facebook.com/KOBE1.17NGO 【東日本支援活動ブログ】http://miyagijishin.seesaa.net/ 【☆脱原発ハンストを実行する有志のブログ】http://blog.canpan.info/stopnps/■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ... See MoreSee Less
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「2020年7月豪雨水害に関する支援ニュース 第107報」蒲島郁夫熊本県知事は、11月19日「球磨川流域 治水の方向性」について、「命と環境の両立」と題し、県議会で「緑の流域治水」構想を発表しました。「今後は、不退転の決意で、球磨川流域に安全と恵みをもたらす『緑の流域治水』に取り組み、日本の災害復興をリードする新たな全国モデル、いわば『球磨川モデル』-として、必ずや、球磨川流域の創造的復興を成し遂げる」と締めくくりました。創造的復興とは、災害以前より、災害に強い、よりよい社会にという意味だそうです。阪神・淡路大震災では当時の貝原俊民兵庫県知事が掲げた復興理念のメッセージでした。東日本大震災では、同県知事の講演を聞いた村井嘉浩宮城県知事も、創造的復興を掲げ復興に取り組んだ。そして2015年宮城県仙台市を中心に開催された「国連防災世界会議」で、Build Back Better(ビルド・バック・ベター)=「よりよい復興」を成し遂げようと決議された。災害に遭ったことをバネとして災害前よりよい社会に、というのはすばらしいことでしょう。ただ、誰も置き去りにしないという前提での“よりよい復興”でなければならないのは当然のことだと思うのですが、堤防を高くしたり、安易な高台移転などの施策は、ともすれば生業を営む者、あるいはそこに住まわざるを得ない人たちを、置き去りにしていないか。被災者主体というならば、被災者の一人ひとりに寄り添うのはあたり前で、国や地方自治体が適切な被災者(地)支援策を実行するならば、被災地の最前線で被災者に寄り添っているボランティアの発信に耳を傾けることが、最良の道ではないでしょうか?熊本県は12月1日に開かれた県議会で、仮設住宅などで生活されている世帯が1695世帯に対し、在宅での避難生活のまま暮らしている世帯が1646世帯もあるという調査結果を発表しました。コロナによる感染が不安で避難所に行きたくないという人も、少なくないでしょう。私が被災地で見る在宅被災者は、1階もしくは2階屋根までどっぷりと浸かり、とりあえず寝る場所だけを何とか確保して暮らしているという被災者ばかりです。人吉市内で出会った男性は平屋住まいのお独り暮らしで、しばらく風呂場のタイルに布団を持ち込み寝ていたとのこと。「よくこんな状態で何カ月も避難生活ができるものだ!?」とびっくりさせられる状態でした。中には、持病を持っていたり、家族に障害を抱えている方がいるため、避難所に行きたくても行けないという事情のある方もおられるようです。「よりよい復興」を声高に掲げるのはいいですが、このような生活をされている方の救済をせずに置き去りにしたままでの「よりよい復興」はありえないと強く断言せざるを得ない。こうした事例は避難生活における住まい方を取り上げましたが、他にも直接、間接にも被害を被った被災者のそれぞれの立場によって各々事情が違ってくるでしょうが、決して置き去りにしてはならないということなのです。 本来貝原俊民兵庫県知事が掲げた「創造的復興」の理念は、その趣旨が浸透しないまま言葉がひとり歩きした感があるように感じます。果たして蒲島郁夫熊本県知事は、過去の事例をしっかりと検証した上での「創造的復興」を掲げているのか、私には疑問がぬぐえない。                         (続く・村井雅清)〈〈新年のお年玉として、お米を届けたいと思います。〉〉 復興計画という話題がなされるように、被災地は復興への足音が聞こえてくる段階に入ってきたように感じます。全国から送られてくるおいしいお米を味わいながら、じっくりと将来のことを考えて下さることを切に願います。まだまだお米は喜ばれます。コロナ禍で誰もが大変な生活を余儀なくされておられる中でのお願いはほんとうに申し訳ないのですが、当センターが責任をもって、援助の届きにくい人たちを優先し、かつ必要な被災者に届けたいと思いますので、少しでもいいですからお米を提供して下さいませんか。何卒よろしくお願いします。【送り先】〒652-0801 兵庫県神戸市兵庫区中道通2-1-10 TEL078-574-0701被災地NGO恊働センター」まで(注)現金でもお受けしていますので、下記の方法でお申し込みください。その場合通信欄に「お米代」とご記入ください。*当センターの活動内容はブログで写真もぜひご覧ください。ngo-kyodo.org/2020kyusyunanbu/■活動支援金のご協力をお願い致します。・Yahooからも募金ができるようになりました!! donation.yahoo.co.jp/detail/5240003/・クレジットカードでも寄付ができます。 congrant.com/project/ngokobe/605・郵便振替 口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター・銀行振込 ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO 0068556 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター*お手数ですが、備考欄に「7月豪雨」と記入して下さい。-- ※"まけないぞう"支え合い募金にご協力ください。 http://ngo-kyodo.org/cooperation/donation_and_membership.html■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 被災地NGO恊働センター   E-mail info@ngo-kyodo.org   TEL 078-574-0701 FAX 078-574-0702   〒652-0801 神戸市兵庫区中道通2-1-10 【HP】http://www.ngo-kyodo.org/ 【Facebook】https://www.facebook.com/KOBE1.17NGO 【東日本支援活動ブログ】http://miyagijishin.seesaa.net/ 【☆脱原発ハンストを実行する有志のブログ】http://blog.canpan.info/stopnps/■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ... See MoreSee Less
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「2020年7月豪雨水害に関する支援ニュース 第106報」 一昨日、熊本での活動を終え神戸に戻りました。今回もコミサポひろしまのみなさんと家屋の再生などのお手伝い、みなさんからのお預かりしたお米の配布などをしてきました。 早い人では、なんとか生活スペースを確保して、自宅を新年で迎える人がいる一方で、再建に向けてまだ自宅をどうするか、建設型仮設やみなし仮設などに入居しながら、不安な年越しを余儀なくされている人たちがほとんどです。 八代市坂本町にある市ノ俣、横様地区もその一つです。ここは、国道219号から市道から集落までの道路が大規模な土砂崩れにあい、当初は住民のみなさんは2時間30分も歩いて自宅の様子を見に行っていたのです。現在は仮で道路がつながってかろうじて自宅に行くこともできるのですが、ライフラインが確保されていないので、まだまだ家に帰れる状況ではありません。当時は、携帯もつながらず、緊急のために用意してあった衛星電話で救助を要請したり、道路に家にあったペンキで「SOS」も文字を書いて助けを求め、みなさんヘリコプターで救出されたそうです。 横様の集落の住民さんは直接家屋に被害はないけれど、車の車検が切れ、車を運び出せずに新しく車購入しました。また、現在はみなし仮設に入居しているため生活必需品などの購入など出費もかさんでいます。 横様からもう少し山を登ると、大規模に土砂崩れを起こした区域があり、家屋が一軒押しつぶされています。まだこのお宅も手付かずのまま、お位牌などの大切なものを取り出せないままです。 他にも護岸沿い家屋で護岸が削られ、敷地内が大規模に陥没している住宅もあります。また、長期に渡る避難生活で獣が家屋の中に侵入し、猿がお米を食べてしまったり、冷蔵庫まで開けられ食料を食べ尽くし、冷蔵庫は廃棄せざるを得ない状態で、家の中は大変な状況だったそうです。こちらでは息子さんとお母さんが毎週末家を修理しにこられています。みなさんからのお米をお届けさせていただきました。 今の生活再建支援法では、家屋に直接被害がないと支援が受けれない状況です。2次被害といってもいい被害にも関わらず、自治体から見舞金程度のものしか支給されていません。生活再建支援法も家屋の被害だけでなく、生活の再建にかかる被災者の暮らしへの被害に対しての支援を検討するべきです。  球磨村のある集落でも橋が崩壊して、仮設生活を余儀なくされている人がいます。現在このような人たちは、支援の網目からこぼれ落ち、家に直接被害がないからと声もあげられずに肩身のせまい避難生活送っています。一人ひとりの暮らしの状況にあった支援策が求められます。           (増島 智子)〈〈新年のお年玉として、お米を届けたいと思います。〉〉 復興計画という話題がなされるように、被災地は復興への足音が聞こえてくる段階に入ってきたように感じます。全国から送られてくるおいしいお米を味わいながら、じっくりと将来のことを考えて下さることを切に願います。まだまだお米は喜ばれます。コロナ禍で誰もが大変な生活を余儀なくされておられる中でのお願いはほんとうに申し訳ないのですが、当センターが責任をもって、援助の届きにくい人たちを優先し、かつ必要な被災者に届けたいと思いますので、少しでもいいですからお米を提供して下さいませんか。何卒よろしくお願いします。【送り先】〒652-0801 兵庫県神戸市兵庫区中道通2-1-10 TEL078-574-0701被災地NGO恊働センター」まで(注)現金でもお受けしていますので、下記の方法でお申し込みください。その場合通信欄に「お米代」とご記入ください。*当センターの活動内容はブログで写真もぜひご覧ください。ngo-kyodo.org/2020kyusyunanbu/■活動支援金のご協力をお願い致します。・Yahooからも募金ができるようになりました!!donation.yahoo.co.jp/detail/5240003/・クレジットカードでも寄付ができます。congrant.com/project/ngokobe/605・郵便振替 口座番号:01180-6-68556/加入者名:被災地NGO恊働センター・銀行振込 ゆうちょ銀行 一一九支店 当座番号 NO 0068556 名義:ヒサイチNGOキョウドウセンター*お手数ですが、備考欄に「7月豪雨」と記入して下さい。-- ※"まけないぞう"支え合い募金にご協力ください。 http://ngo-kyodo.org/cooperation/donation_and_membership.html■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 被災地NGO恊働センター   E-mail info@ngo-kyodo.org   TEL 078-574-0701 FAX 078-574-0702   〒652-0801 神戸市兵庫区中道通2-1-10 【HP】http://www.ngo-kyodo.org/ 【Facebook】https://www.facebook.com/KOBE1.17NGO 【東日本支援活動ブログ】http://miyagijishin.seesaa.net/ 【☆脱原発ハンストを実行する有志のブログ】http://blog.canpan.info/stopnps/■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ... See MoreSee Less
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