熊本地震救援ニュース 第87報

西原村の仮設住宅で新たな「生きがい・仕事づくり」が始まっています。
今回は、その活動をお届けします。

 西原村の仮設住宅にて、住民の方々による手芸グループ「ののはな舎」が発足しました!空いた時間に仮設住宅の集会所に集まって、思い思いに手芸をして楽しんでいたお母さんたち。「作ったものを売って、収益を復興に役立てることはできないだろうか」という提案に、「これまで多くの方に助けてもらった。今度は私たちも、ものづくりを通して、誰かの役に立ちたい!」「助けられるだけでなく、私たちも西原村の復興に携わりたい!」と、お母さんたちの声が上がりました。
 中越地震や東日本大震災で被災された方々が、西原村の仮設住宅に訪れる機会がありました。その際に中越地震や東日本大震災で被災された方々によるこれまでの活動を聞き、「私たちも何かしなければ」と思うようになったと、ある方はおっしゃっていました。素朴だけれどもかわいらしく、どこにでも根を張って生きていく野の花のように、ふと足元に見つけて小さな喜びをもたらす野の花のように、自分たちが作ったものが誰かの小さな喜びになれば、そんな想いを込めて、「ののはな舎」という名前がつけられました。
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 「狭い部屋にこもっていたら、どうにかなってしまいそうだ。こうやって人と顔を合わせて、手を動かしていると、楽しく過ごせていい。」という声も聞きました。
 仮設住宅に入って初めて出会い、この活動を通して仲良くなられた方々もいます。集会所に集まってものづくりをしていると、散歩中のおじちゃんが様子を見に立ち寄ったり、近くに住むおばあちゃんが「私は目が悪くて加われないけど」と差し入れを持ってきてくれたりと、住民の方々同士のつながりが広がっているようです。
 お母さんたちが和気あいあいとものづくりをしている姿は、まさに仮設住宅に野の花が咲き始めてように感じられます。(寺本わかば)
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第一弾の商品は、紙バンドで編んだ小物入れです。お菓子や鍵を入れるのにきっと役立つと思います!
価格:350円 大きさ:直径約13㎝、高さ約6
イベント等で販売させていただける場を探しています!ご協力いただければ幸いです。
またこれからさまざまなものづくりに挑戦して、商品の種類を増やしていく予定です。

ののはな舎のfacebookページ
https://www.facebook.com/nonohanasya/?fref=ts

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