熊本地震救援ニュース 第16報

●西原村のボランティアセンターは、29日からボランティアを受け入れていますが、30日の両日共に約200名のボランティアが活動してくれました。受付は、一応午後12時までとなっていることもあって、特に混乱はないようです。しかし、二日目の昨日は予想を外れて、ボランティアが少なかったとのこと。

●<ガテン系ボランティア>
*住家の応急危険度判定がほぼ終わったようなので、当然なのですが、被災者には焦りが見られ、家の週辺のみならず「家の中の片付けの手伝いを」とボランティア要請が来るのですが、「危険」判定の建物には入れないし、「注意」判定でも専門の建築家ボランティアなどのアドバイスの下でなければ入れないというもどかしさがあります。もちろん、それ以上に被災者のストレスもピークなので、辛いところです。重機ボランティアさんも入っていますが、やはりガレキの片付けは最終的には「施主さん」が判断しなければならないことなので、厳しい状況です。
*今は“から芋”の種植えの時期だそうです。ボランティアの手が空いていれば、何人でも応援して欲しいという農家さんの話です。今、調整しているのは地元の農協関係者が間に入ってボランティアの指導をしてくださるようにお願いしています。

●<ほっこりボランティア>
  すでに紹介しましたように、西原村は住民主体での避難所運営が注目されています。またボランティアセンターからのお願いに対して、地域の老人会や民生委員の方々が積極的に手を上げ、協力して下さっています。こういう時は、ボランティアは黒子に徹することだと思いますが、住民のみなさんも疲労困憊の中での活動だろうと容易に推測できます。こんな時には、避難所などで「足湯」をしてあげれば、きっと心身のリラックスになり、ほっこりすること間違いなしです。
*昨日30日は、西原村山西小学校で足湯をしました。被災者のみなさんには大変好評でした。足湯は阪神・淡路大震災から21年間にわたって被災地で実施して来ましたが、ほんとに心身が癒やされるのは実証済みです。
(参加団体は、兵庫県立大学の学生、神戸大学OB/OG、被災地NGO恊働センターなど)

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